平成17年12月31日 牟岐大島 カナワ 牟岐の大島は久しぶりだし、ここ数年、大島でグレを釣った記憶がない。しかし今年の大島は好調のようなので、大晦日の釣り納めに大島を選択する。同僚のO氏、私、息子の3人での釣行、渡船客は18名といつもながら多い。クジは、私はなんと18番、O氏は14番、二人ともクジは弱い。ところが息子が1番を引いた。すごい。息子が引いてきた磯クジは7番、カナワか、まあ、何とか釣りになるでしょう。 磯上がりして数投目で息子の竿が曲がる。朝日でウキが見えないけれど竿先を引ったくられたらしい。30cm余りのグレ、息子の顔がほころぶ。しかし後が続かない。水温が16度台に低下しているからだろう、エサトリもいない。息子の竿が再び曲がる。これは大きなカワハギ、グレの大きさと変わらない。刺身にしたら旨そう。9時前、私が仕掛けを上げようとすると何か変、竿が曲がる、重い、んん・・・引いている。おやまあ、グレが付いていた。釣ったのでなく釣れていたのであります。 O氏は足元に根が張り出しているポイントで釣りにくい状態。3回掛けるも取り込めたのは1匹だけ。根で切られてしまったようだ。これで仲良く3人が1匹ずつです。ホリモンにいる重ちゃんは不調だったらしい。ヤカタの釣り人が海に落ち込んだらしい。平成17年もいろいろな釣りが楽しめました。来年も皆さんと一緒に元気で釣りに行けることを願っています。 | ||
平成17年12月28日 武者泊 ヤッカンのナダレ さて二日目、風は強いが沖には出れそうだ。渡船は鼻面岬を回る。うねりはないが強風で船の上をシブキが飛ぶ。渡船は沖磯を目指す。沖磯に来た渡船は4隻、じゃんけんは3番、さて何処になるかなと思っていたら「ヤッカンのナダレ」、「えっ 本当 やったー」と喜んだのは私だけかな。T氏、O氏はナダレが何処かを知らないので感激の様子はない。「あのハシゴを組んである所」と私が指さす。「ヒャー またハシゴの上」と二人は思ったかどうかは定かでない。今年の磯釣りはヤッカンのワレで始まった。どちらも絶壁にステンレスの棒でハシゴを組んである釣り場、ナダレはワレの反対側になる。磯は超一級、釣り場も超一級、大物の予感に寒さも忘れる。 潮は速い下り潮、私の大好きな本流釣りだ。ハリス3号、竿はメガドライ2.5号、これで50オーバー尾長は大丈夫だろう。速い潮に乗って見る間にウキが見えなくなる。50mくらい出たとき、パラパラと出ていたリール糸が走り、竿が引ったくられる。来た、大きく曲がるメガドライ、速い潮に逆らって引き寄せるので格別大きく感じられる。上がって来たのは38cmグレ、嬉しいなあ。 続いて竿が曲がったのはO氏、2号竿が根本から曲がっている。来た来た、これは本格的なグレ、46cm。いい雰囲気です。続いて私、38cm。私はなぜか40未満。釣り座が身動きとれないのでT氏に竿を持っててもらいドンゴロスに魚を入れていると、T氏に強烈なアタリが来た。あっ 竿、竿。瞬間に3号ハリスを切られてしまう。ごめんなさい、私の竿を持ってもらってたばかりに。 その後、私に強烈なアタリが来る。竿が引ったくられ、ぐんぐんと重量感が伝わって来る。来たでよ、50オーバーが。うんうん唸りながら浮かせたのはサンタ、大きいサンタ、50cmは軽く超えているようだ。クリスマスは終わったのに、お帰りください。 沖を流していたT氏の竿が大きく曲がる。曲がったまま、動かない、いや、ぐんぐんと締め込まれている。徐々に糸を出す、出さないと確実に切られる。私のサンタは寄せれたが、これは寄ってこない。60尾長か、と言っているとふっと竿が戻る。針が折れていたようだ。惜しい、折れなければ獲れていたかも知れない。60尾長にしておこう、なにしろ大きかった。 潮変わりしてからは沖でのアタリが無くなる。変わりに足下で巨大な魚が舞う,60cmくらいはある。グレかキツか。釣ってみればわかる。磯際を流していたO氏が二度切られる。私も磯際でウキが消し込み、3号ハリスが一瞬で切られる。何だろう、3号ハリスで挑む魚ではないのか。それ以上太いハリスを持っていない。すごいなあヤッカン、また次の機会があるさ。 写真は強風に頑張るT氏とナダレのステンレスハシゴ。ここのハシゴは何となく安心感がある、下に岩が見えるからだろうか。ワレのハシゴの下はごーごーと流れる本流なので怖い。しかし、どちらも徳島では体験出来ないすごい釣り座であります。今年はヤッカンのワレで始まりヤッカンのナダレで終わりそうです。いい思い出になりました。 | ||
平成17年12月27日 武者泊 コミツ 二日釣りに武者泊を選択する。狙いはアブセ、ヤッカンの沖磯で尾長。今回も同僚のT氏、O氏、私の3人組。初日の27日は強風波浪注意報がでている悪条件。渡船が鼻面岬まで来ると大きなうねりと強風でとてもじゃないが沖には出れない。「あかん 地へ行く」との船長さんの声で我3人は「コミツ」とか言う磯にあがる。武者泊の地磯はあまり知らない。 潮はゆっくりと流れる程度で数は出そうだが大物は期待できないだろう。 まあ明日に期待して、今日はここでのんびりと釣るかな。3人が竿を出すもエサ取りもいない。ハリスは1.5号、竿は1.2号マスタードライ。「あかんなあ」と言っていたら私のウキが消し込む。あらっ 30cmグレでした。続いて2匹目も同じサイズ。なんとか釣れるようだが魚影は濃くない。 9時の弁当船でT氏とO氏は磯代わりをする。私は一人でコミツで粘ることにする。潮が変わるとグレが見え始めた。ふふふ、これを待ってたのよ。ウキ下一ヒロ半でウキが消し込む。根元から曲がるマスタードライ。これは大きい40オーバー間違いない。グレのはずだったがキツでした。残念。しかしそのすぐ後にまたもやウキが消し込む。まずまずの型、38cmグレでした。 午後からは強風となり竿が振れない状況、シブキを頭から被りびしょ濡れ。戦意も消失し早い目に切り上げる。磯代わりしていたT氏、O氏はグレは来ず、コロダイの50cm、40cm、オキハゲ50cm、アコウ45cmの釣果でした。まあ、明日があるからいいか。明日は沖へ出れそう、大物の期待にぐっすりと寝込む。写真はヤッカンでのグレです。 | ||
平成17年12月23日 牟岐津島 サンゴ東 天候が良くないので県外遠征を取りやめ牟岐の津島への釣行となりました。同僚のT氏、O氏、私の3人を含め渡船客は6名と少ない。大島が好調なので多くの釣り人はそちらへ行っているようだ。船内抽選は6名中、3,4,5番と3人とも相変わらずクジは弱い。「磯クジが良ければ大丈夫、御五神では6番が続いたから6番引いてこい」などと言っていたら、その6番を引いた。ますます確率論を疑ってしまう贅沢さだ。今日は釣れる。 さて津島6番はご存じサンゴ廻り。名礁佐尾山へは1,2番クジの人が、T氏と私はサンゴ東へ、平バエは水中なのでO氏はウへ上がる。水温18.8度、潮はゆっくりとした登り潮、絶好の条件が揃った。磯良し、潮良し、温度良し。これで釣れなくていつ釣れる。 名磯サンゴ東に敬意を表し、とりあえずはハリス1.7号で始める。最近好調のT氏は1.5号、ほどなくT氏の竿が曲がるが25cmのミニサイズ。佐尾山の人が竿を曲げている。サンゴ東は佐尾山が丸見えなので精神的にも良くない。沖のシモリ近くを流していた私の竿が引ったくられる。これは大きいと思ったが28cm。ミニサイズだが、やっとグレボーズ脱出に嬉しさがこみ上げてくる。 サンゴ東は沖からのウネリで頭から波シブキを被る。ここのシブキは四方から来るから始末が悪い。後ろからは良いが、正面からザバッと来た時は顔はびしょ濡れ、首から冷たい水が入り込む。しかし寒いなんて言ってられない。佐尾山は相変わらず竿を曲げている。サンゴ東も釣れるはずだ。 9時過ぎ、ハリス1.2号、竿も1号竿に変える。軽い仕掛けが馴染むとウキがすっと入る。軽くあわせるとマスタードライが綺麗な円を描く。来た来たグレらしいグレが。嬉しいなあ35cmグレ。冷たいシブキも気にならない。しかしぽつりぽつりと釣れる程度でグレは喰い渋っている気配。息子ならこれを釣るんだろうなあ、と、思ったりもする。 結果は私5匹。T氏は最初の1匹だけで不調でした。優勝は私の35cmかなあと思っていたら、なんとウに上がったO氏が41cmを釣っていた。納竿間際に釣ったそうで、渡船の中で見せてもらった時、まだ活きていた。優勝は写真のO氏でした。O氏は他に25〜28cmを6匹、さすがです。しかし、O氏、竿を流してしまったそうで、優勝の嬉しさも半減と残念がっていました。弁当を食べている間に、鉄杭に掛けてあったのを波に洗われて流されたらしい。次会からは専用の竿掛け持参です。 次回は27,28日と武者泊で二日釣りの予定。アブセ、ヤッカンが待っている。狙うは50オーバーの尾長。想像するだけでも楽しいなあ。 | ||
平成17年12月11日 またまた ヒデサン シーズン到来とばかり御五神へ、同僚のT氏、O氏、G氏、息子、私の5名。前回の御五神が貧果だったので今度こそと思っているのは私だけでない。渡船客は20名ほどで2船に分かれる。我々5名と派手なジャケットを着た2名が同船となり御五神へ。「ヒデサンなら敵討ちができる」などと言っていたら、クジは6番、またヒデサン、確率論は間違ってると思いたくもなる贅沢さだ。焼酎浸けも持ってるし、今日こそは釣る。 潮はゆっくりとした下り潮、東西に分かれて竿を出す。写真は西の釣り座のO氏と息子。東には(下の写真の釣り座)T氏、O氏、私が並ぶ。私は磯際、二人は沖を狙う。3投目でT氏の竿が曲がる。2号竿がきれいな円を描いている。上がってきたのは40cmグレ、いきなり40cmとは、これは期待が持てる。続いてT氏2匹目、これは45cm、3匹目は48cm、40オーバーのオンパレードだ。この間、30分くらい。さすがヒデサン、すごい。 両隣りのO氏と私は? 私は2回、O氏は3回ほどウキが消し込んだが針掛かりしない。O氏やっと竿を曲げるもハマチ。50cmはあるが今日は歓迎されない。地合は一時だった。その後ぴたっと止まり、エサトリとの戦いが続くのみ。 西の釣り座では息子が時々竿を曲げている。30〜38cmの小型だが、ぽつりぽつりと釣れているようだ。先ほどのグレとは違う集団らしく型が小さい。しかし誰も釣れない時に一人だけ釣っているから大したものだ。腕の差かなあ。私は先日グレが乱舞したポイントで焼酎浸けのオキアミを撒き始める。集まってくるのは小さなグレとキツが多数。底に大きいのが時折見えるようだが浮いてこない。魚はいるのだが全くアタリ無し。あかん、酒に酔わん・・・結論が出たようだ。あほらしい、二度と焼酎浸けはしない。当たり前か。 強風のため12時で撤収なる。この風では仕方ない。結局、息子30〜38cmグレ4匹、T氏40〜48cmグレ3匹、O氏50cmハマチ1匹、G氏と私はボーズ。優勝はT氏、賞品は重ちゃんの大会と同じ「みんなで渡船料出してあげま賞」。笑顔のT氏を横目に、またまたヒデサンでボーズだった私は次回に復習を誓ったのでありました。次回は23日、グレ釣りたい。 | ||
平成17年11月23日 御五神 ヒデサン 久しぶりの県外磯は御五神、同僚のT氏、息子の友人のI君兄弟、息子、私の5名での釣行でした。グレには少し早いようだが、釣れないことはないだろう。 釣り客は15名ほどだが2船に分かれ、1船は我々5人だけとなった。チャーター船みたいで気持ちが良い。御五神へ着き抽選、渡船は12船。船長と「ヒデサンに当たればいいのになあ」と言っていたら、船首でクジを引いた息子が「6番」クジを持ってくる。「12船で6番なら、ひょっとして」と言う間もなく、船長が「ヒデサンじゃ」と、まだ抽選をしている船を尻目に全速でヒデサンに突っ走る。波しぶき被るのも心地よく、「今日はクーラー満タンだ」と全員に笑みが絶えない。それもそのはず、今年の1月にヒデサンで爆釣したメンバーなのだ。そのときの光景が蘇っているに違いない。ここ見て 前回と同じく西にI君兄弟、東にT氏、息子、私が並ぶ。潮はゆっくりとした上り潮、ヒデサン爆釣のパターンだが、さて、どうだろう。コマセには何も見えないがエサは無くなってくる。まだ釣り客を降ろしていない船が沖を通っている。と、そのとき息子のインテッサGVが大きく曲がる。キーンと糸鳴りがしている。「50グレだ」と言うが横に走りすぎる。白い魚体が見えると、あーあ、ハマチでした、残念。ハマチが回遊しているらしい。何処へ仕掛けを投入してもハマチばかり。1匹あれば充分なので仕掛けを磯際に擦りつけてハマチから逃げる。 グレは? それが全く姿を見せないし釣れない。「いかん これは危ない」全員にグレボーズの雰囲気が漂う。10時過ぎ、T氏は6ヒロにして大遠投する。するとイサギが、その後待望のグレが、35cmの小型だが今日初めてのグレに全員が勢いつく。だが、勢いも一時だけ、あとはコマセを打ち、仕掛けを流す作業だけが黙々と続く。 正午前、I君弟が「グレが見えるけんど喰わん」と言う。見に行くと、いるいる、無数のグレがコマセに集まっている。どれも40オーバーと大きい。昔「グレは見て釣れ」と教わった。これを釣らなくて何を釣る。竿をマスタードライ1.2号、ハリス1.25号にしてI君弟の横に並ぶ。これで喰わないはずはない、この仕掛けで40グレは仕留めれるし仕留めてきた。ウキの下で巨大グレが舞う。キュンと胸が痛むような緊張感に包まれる。さすがヒデサン、こうでなくちゃ。ウキが消し込む・・・消し込む・・・消し込んだ・・・のは隣のI君弟のウキ。I君はハリス1.7号、竿を大きく曲げ絞め込んだまま浮かせたのは46cmグレ。久しぶりに見る46cmは大きい。I君弟は満面の笑み。その後、みんなで挑戦するがコマセに舞うグレは全く当たり無し。「この仕掛けで喰わないグレが賢い、止め」と、私は白旗ギブアップ。 しかし、ここで一つの発見をした。私はコマセに集魚材を入れない主義だが、私のコマセにグレは集まってこないのだ。集まってきても数匹だけ。I君弟のコマセは集魚材入り。このコマセには無数のグレが集まってきて舞っている。釣れる釣れないは別として、差は歴然としていた。グレの集まり方が全く違う。これからは集魚材を使うことにき〜めた。 ヒデサンでの結果、I君弟46cmグレ1匹、T氏35cmグレ1匹、35cmイサギ1匹、あとは皆さんハマチ1〜2匹でした。優勝は前回同様、I君弟でした。次回の御五神は12月中旬の予定、あのグレの舞いを見せつけられ、今度こそと思っているのは私だけでないようだ。 平成17年11月3日 宍喰 ナカマメ、沖ジャクシ 久しぶりの磯釣りは宍喰、同僚のT氏、息子の友人のI君、息子、私の4名での釣行となりました。T氏は宍喰磯は初めてだし、私も一度行ったきりで全く知らないに等しい。うねりがあるが釣りにならないことはない。渡船は竹が島の南へ、松の下は聞いたことはある磯、他の釣り客が上がる。T氏と私は奥まったナカマメという磯に上がる。 息子が言うには「足下を狙うと釣れる」だが、こんな池みたいな所の奥磯、ほんまかいな。半信半疑で第一投、と言っても足下へ仕掛けを下ろすだけ。敏感な棒ウキが消し込む。かんかんとアイゴ独特の引き、 28cmのアイゴでした。狙い通りの魚に笑みがもれる。息子が言うとおり、足下にはエサトリに混じって30〜40cmのグレが見える。これが釣れるはずだ、と思う間もなくギューン、プツッ。あーあ、安戸池のカンパチの感覚ではダメだわ。その後グレの姿は全くなくなり一面エサトリだらけになる。T氏も苦戦、「このままではあかん 磯代わろう」とのことで、弁当船で磯を代わる。 「どこへ行くで」とは船頭さんだが、磯は全く知らない。途中、沖の方に独立磯が見える。その磯を指さしていると船はそこへ、うねりが磯の上にまで這い上がってきているようだが、これからは引き潮、大丈夫だろう。登礁するとき磯の名前を聞くと「沖ジャクシ」だって。宍喰きっての名礁、名前くらいは聞いたことがある。知らぬとは言え、よく登礁させてくれたものだ。 白いサラシがドーンと沖に払い出し、磯釣り最高の雰囲気を持った磯だ。ここなら釣れなくてもいいわ、と思うのはT氏も同じ。サラシの中でT氏の竿が引ったくられる。ふっと軽くなりハリス切れ。大物の気配がする。仕掛けをフカセに変え、沖を流していた私の竿も引ったくられる。ぐーんとしなるメガドライ1.7号竿、ハリスは2号、「来たよ40グレが」と思ったがサンタでした。クリスマスにはちと早い。T氏の竿も曲がるが25cmグレ、続いて私は28cmアイゴ。アイゴ釣り大好きだが、この磯ではやはりグレだ。しかし、その後は全く当たり無しが続き、結果、T氏小型グレ3匹、小型イサギ1匹。私小型アイゴ3匹に終わる。 帰りの渡船の中で息子達の釣果を聞いてびっくり。息子40cmを頭に30cmグレを5匹、I君、35cmイサギ5匹に30cm前後イサギ10匹余り。ウキ下2ヒロで喰ったらしい。竹が島の大バエ、バラシも多く、終日楽しめたそうだ。後で知ったが、この日の宍喰磯の竿頭のようだ。写真はI君と息子の釣果です。グレとイサギ、いいなあ、羨ましいなあ。 平成17年10月9,10日 安戸池 釣り大会 今年最後の安戸池釣り大会。今までに何回か参加したことはあるけれど、釣り人は普段の日曜日の2倍、100人余りの多人数、そして結果はいつも芳しくない、と言うことで大会は余り好きではないのですが、近ごろ安戸池病に犯され、父と一緒になんとなくの参加となりました。 9日・・・釣り大会1日目、釣り客は80名くらい、抽選は40番目くらいか。クジ運が良ければ生け簀正面の通路に陣取るのだが、このクジでは場所がない。仕方なく手前の通路に決める。 最近の安戸池は10時の放流までは何も釣れないのが多いので、管理人も悪い気がするのか、こそっと体験学習用の生け簀を開け、40〜50cmのハマチを放流してくれる。この日も3週連続でこの生け簀を開く。それを知っている常連の皆さんが集まるも数匹釣れただけで焼け石に水。100匹放流したらしいが、何処へ消えてしまったのだろう。 10時の放流には通路の皆さんの竿が一斉に曲がる。わいわいきゃーきゃーとお祭り騒ぎ、今回の釣り大会のテーマは「放流祭」放流の数も多いはずだ。すぐに私もウキが消し込む。ぐんとカンパチ独特の重量感が手元に伝わる。ギューンと竿を絞め込まれるのと同時にふっと軽くなる。2本のハリスが切られていた。ダブルで来て切られた。父も同時にハリス切れ。あーあ、惜しい、残念。 午前はこれで終わり。午後2時の放流も同じパターン、私3回、父1回ハリス切れ。今までにも切られたことはあるが、余りにも多すぎる。カンパチが大きいのは確かだがちょっと多すぎ、12号ハリスが簡単に切れすぎる。結局「トヨフロンLハードのハリスに問題がある」との結論に達する。 と言うことで9日は二人ともボーズでした。参加は1日だけの予定でしたが、このままでは不完全燃焼。ハリスを漁師用の普及品に代えて10日に再挑戦となりました。 10日・・・釣り大会2日目、今日も釣り客は80名くらい。クジは昨日と同じ40番くらいで生け簀前の通路に入れないのは昨日と同じ。父と二人で生け簀の向こうの通路に陣取ることにする。昨日良く釣れていたから今日も大丈夫だろう。放流前に隣のAさんがカンパチを釣る。そして10時の放流、今度は大丈夫、やっとカンパチを釣り上げる。二日がかりの1匹、父も2匹釣り上げ満面の笑み。やはり原因はハリスだったようだ。 午後の放流は「放流祭」のテーマ通り、生け簀の残り全部100匹余りのカンパチが一斉に放流される。あちこちで歓声と悲鳴が、通路にいる全員パニック状態となる。私の周辺も一斉に竿が曲がる。冷静にいるのは無理、もう何がなにやら解らない。桟橋は見る間にカンパチが横たわる。クーラーや生け簀に入れる間もない。ばたばたと跳ねるに任せ、次の仕掛けを投入する。放流が終わった後もぽつぽつと釣れるので皆さん満足な様子。この放流で、針外れが3回あるも、私3匹、父1匹を釣り上げる。今日の合計、私4匹父3匹だったが、父の最後の1匹は他のカンパチより一回り大きい、計量に持って行くと、72cm、4.18キロだった。それまでの第1位4キロ丁度のハマチを抜いて、青物部門のトップに躍り出る。やったー 優勝だ。賞品は無料入場券3回分、しばらく安戸池通いが続きそうだ。 |