鮎釣り情報


これは平成9年の記録です

10月4日  午後から今山に行きました。釣り具店の囮鮎も少なくなっていましたがなんとか確保して竿が出せました。しかし、小雨も降り、水に入ると寒い状態で鮎のはみ跡もなく、「もう今年は終わったな」と思いつつ囮を泳がせました。とろ場でいつまでも元気に泳ぐ囮鮎に全く反応はありませんでした。2時間くらいしてもぞもぞとした動きに「掛かった」と思うと、ただ重く引くだけで走らない。ニゴイかと思ったが、ニゴイなら一気に走り糸を切ってしまうはずだし、糸鳴りがするほど重く引くのを何だろうと思いながら少しづつ手前に寄せてくると25cmはあろうかと思われる大きな雌鮎でした。抱卵のため腹はパンパンに張り、タモの中でも暴れず、何だか可哀想になり、そのまま逃がしてやりました。結局はこの1匹でしたが良いことをした気分になって納竿しました。今年の最後の友釣りでした。明日の日曜日は道具を乾かし、来シ-ズンまで仕舞う予定です。釣行回数43回、総匹数795匹。昨年までの釣果には遠く及びませんでしたが、機会をみて反省をするつもりです。来週からは磯のグレが待っています。来年の5月末まで今度はグレと戯れます。

9月28日  海部川か勝浦川か迷ったのですが、今シ−ズンの最後になるかもしれないので勝浦川に決めました。今山で釣り始めたのが8時丁度でした。他に誰もいない情景は鮎の終わりを象徴していました。川面を過ぎる風も肌寒く真夏の喧騒がまるで嘘のように静まりかえっていました。ほどなく最初の1匹が掛かりましたが、魚体のわりには引きが弱く、なにかしら哀愁をおびた感情に陥りました。22cmの良く肥えた雌鮎で、腹は張り、抱卵しているのがよけい寂しさを感じさせられました。しかし、感傷的になってはいられず囮として泳がすとすぐに2匹目が掛かり、これは腹に赤い筋が鮮やかな雄鮎でした、気持ちも萎えがちになりながらぽつりぽつりと釣っていると「なぐり漁」の人が数人来ましたので場所を変え、すぐ下流の柳原のトロ場に移動しました。シ−ズン初めはよく釣れたそうですが、ここで2匹を追加して午後2時までに9匹の釣果でした。ほとんどの鮎が下流に下り、今山に残っている鮎は僅かになっているのを象徴するような釣りでした。真夏の盛況だった光景を脳裏に浮かべつつ帰路についた次第です。

9月23日  今年4度目の台風がもたらした雨量は私の家の前の那賀川の堤防の半ばまで増水させ、ここ20年くらいになかったほどの水量となりました。堤防の際の護岸で投網を打つと20cm級の鮎が網に入るような状況でした。県下の河川も同じように記録的な増水であったようでした。台風から1週間、普通なら友釣りが可能なので、水量の多い勝浦川を避け、ダムのない野根川に向かいました。朝4時に家を出、明るくなった野根川は餌釣りの人で満杯でした。0番で見ていると常に誰かが釣っているほどの盛況で友釣りの入る余地はありませんでした。しかたなく5番まで上り、囮を泳がすが全く鮎の気配はなく、海部川に転身しました。下流の清流橋で無数の鮎が水面を跳ねているのを見て、期待して囮を泳がしたが、全く囮を追いませんでした。野根川も海部川も白川の状態で、全く苔のない状態で友釣りをするのが無理なのですが、しかし、囮を泳がしたくなるのが人情とでも言うのでしょうか、2時間ほど釣ってみましたが、鮎は水面を跳ねるだけで、結局は囮を追いませんでした。橋の上から見ている人によると、苔がないので鮎が水面を泳いでいるだけだそうでした。あと1週間過ぎれば石に付き、掛かるとのことでした。しかたなく道具を仕舞い帰ることにしましたが、まだ元気な養殖鮎が1匹いるので帰りに勝浦川に寄ってみました。今山に着いたのは丁度正午でしたが、あの広い今山に誰も釣り人はいませんでした。川は白川で苔は全くなく、台風前に抱卵していた鮎は下流に下り、丈六寺前のなぐり漁が賑わっている最中です。2日前の日曜日など、ク−ラ−満たんにしていた人もいたそうです。でも、私は今山で囮を泳がすだけでもいいと思い、最後の1匹を泳がすとすぐに掛かり、連続3匹の入れ掛かり。こんな白川の状態でと信じられない状況でしたが、掛かる鮎は増水前とは違った、若い、まるで6月の鮎のようにピチピチとした鮎でした。腹に赤い筋の入った抱卵鮎は増水で下流に下ったままでしょうが、まだ抱卵していない鮎が今山に戻ってきていました。他に誰もいない今山でただ一人、夕方までに2匹を追加し、合計5匹でしたが、嬉しくて嬉しくて、これだから今山はいい。来週まで待っていてほしいと願いつつ、後ろ髪を引かれる思いで家路につきました。

9月15日  勝浦川は約50cmの増水。釣り場がなくしかたないので比較的流れの緩いテトラの上流で釣ることにしました。1匹掛かったものの、引き抜くとき、鮎が水面を切るのと同時にナイロン0.4号の水中糸が切れ、その瞬間大きな音とともに竿が3本に折れました。2本に折れるのなら話はわかるのですが3本に折れたのには驚きました。大きな鮎も惜しかったですが、7〜8年使ってきた竿だっただけに愛着があり残念でした。下流に下り、タモですくっとけば良かったと思うのは切れた時、いつも思う事ですが、竿が折れてから切れたのでなく、糸が切れてから竿が折れたのが不思議でした。そんなわけで予備の竿(こちらの竿が高価で新しいのだ)を持ち出して再び釣り始めるが、全く掛からず、持参の囮鮎も弱り、10時過ぎに納竿にしました。今年の最後にしたくない釣りでしたので来週は海部川にでも釣行する予定です。今山は「なぐり漁」が20日から解禁になり、友釣りは多分駄目でしょう。

9月14日  運の悪い事は重なるもので、朝の1匹目はハリス切れ、2匹目は対岸近くで掛かったため竿のタメがきかずセットバラシ、3匹目は針外れ、4匹目は針が抜け、5匹目もセットバラシで朝9時時点でマイナス2匹、昨日なら15匹釣っていたのにと思うと気力も萎えてくる。何とか1匹釣って気を取り直し、ビ-ルを飲んで再開する。ぽつりぽつりと釣れ、夕方までに18匹でした。午後からの鮎は囮に慣れてくるのだろう、非常に釣りにくい。釣ったすぐの囮なら掛かりやすいが、ちょっと弱ると全く掛からない。稲妻でのそれだから単純な泳ぎの鼻環ならなおさらだろう。囮を引いたり、浮かせたり、下流に泳がせたり、逆に不自然な動きを与えると掛かりが良いようだ。台風が来ている。明日の敬老の日で今シ−ズンは終わりかも知れない。

9月13日  鮎の掛かかり始める時間は早朝何時くらいからかという疑問は持たないけれど、大体が早朝、囮を泳がせたすぐにガツンとくる場合が多い。朝、誰も来ていない今山の南側の全ポイントを釣り歩いて20〜24cmを午前9時までに15匹余り、釣り人が増えてくると掛かりが止まり、型も小型化して、夕方まで釣って合計27匹ありましたが、10匹近くバラシたのが残念でした。今の時期としては満足のいく釣果でした。一度釣ったポイントは今の時期では二度と釣れない場合が多い。囮の入っていないポイントを探して釣るのが数を釣る秘訣です。掛かった瞬間、キラリと白い腹を見せて水中を走り回る鮎に魅せられ、頭の中が真っ白になる「悪魔の釣り」も、今年は、間もなく終わろうとしています。後少し、頑張ってみます。

9月7日  昨日の雨にかかわらず水量は10cmほど増えた程度で絶好調と予想されました。朝7時にすぐ掛かりはじめ、9時ころには10匹余りと快調でしたが、どういうわけか、その後はピタリと掛かりが止まり、ぽつりぽつりとしか掛からず、2度のセットバラシもあったりして結局は午後3時までに17匹に終わりました。今日も雨でしたが、雷が鳴りだし急いで納竿した次第です。型揃いの鮎ばかりで満足な1日でした。

9月6日  雨が降れば状況が変わり掛かるのは予想できますが、丁度土曜日に雨が降りました。ところが雨と言っても土砂降りで、それこそバケツをひっくり返したような雨が止まず、目印は全く見えない中、手元の感覚だけで釣るはめになりました。幸い、調整ダムのおかげで水量は大して増加せず、濁りを避けながら快調に釣れました。午後からでしたが、25匹ありました。夕方、大雨で誰もいなくなった瀬で入れ掛かりを体験し、22〜24cmの型揃いを満喫出来ました。

8月31日  朝7時より釣り始めるが全く釣れない。他の人も同様で釣れている気配は全くなし。9時頃やっと1匹掛かり続いてすぐに2匹目が来たが後が続かず、11時まででやっと5匹釣ったところで納竿にする。本日で一応今年の鮎釣りは打ち切りとし、あとは9月に水でも出れば日曜日に釣行する程度です。今年は特に釣れなかったと思います。釣行回数35回、総匹数691匹。まだ9月もありますが、回数も釣果も昨年に遠く及ばなかった原因を近い内に反省したいと思っています。

8月30日  11時より5時までで11匹。川も渇水状態になり鮎はどこかに消えたのか釣れなくなっている。1箇所で1〜3匹釣れれば後が続かない。鮎も腹に赤い筋が入りだし、小さな子を持っているのも混じり出してきた。もう少し子が大きくなると掛かっても余り暴れず、そのまま上がってくる。こうなると哀れで釣りをする気が消滅してしまう。掛かって、暴れてこその友釣りなのだ。しかし、そろそろその時期が近づいているのは確かで終わりが近づいている。

8月29日  昨日と同じで朝7時に囮を泳がすと同時に掛かったが、これを高切れによるセットバラシ、続いてすぐにニゴイに引きちぎられ、3匹しか置いてなかった囮は残り1匹となってしまい、これがまた弱っていてどうにか泳ぐ程度。浅場の緩い流れのポイントに移動し、じっと我慢して泳がすこと2時間。やっと囮が入れ替わり、数匹確保出来たところでいつものとろ場に移動すると、時合は過ぎたのか、全く掛からない。しかたなく場所を移動しながら拾い釣りをし、ぽつりぽつりと釣れる程度でした。合計23匹でしたが、最初のロ-テ−ションが狂うと一日影響すると知らされた日でした。しかし、今年は少ない。昨年は70匹を超したのが3回あり、特に今頃は50〜60匹釣れていたのだが。今年は50匹を超したのが2回しかない。「放流数を大幅に減らしているのは本当なんだなあ」と思う今日この頃です。

8月28日  2日ほど仕事で釣りは休みだったので元気良く今山に出かけました。朝7時に行くやいなや連続7匹の入れ掛かり。2日川を休ませてあった成果かと有頂天になっているといつものパタ−ンでぴたりと掛かりが止まり、あとは1時間に1匹くらいしか釣れない。10匹あまり釣った昼頃、以前にmailを頂いていたtokawaさんが来られ話をしているうち、橋の上流はどうかと言うことで早速移動する。友釣り区ではなく一般区だが人が誰もいないのでゆっくり釣る事ができ、30分ほどで5匹を釣ることが出来ました。tokawaさんありがとうございました。感謝いたします。元気な囮を確保出来たので、私も元気になり再び友釣り区の全ポイントを釣り歩いて快調に釣ることができました。夕方6時までで47匹ありました。ちょっとしたきっかけで釣れるのですね。長時間で疲れましたが、楽しい一日でした。

8月25日  今日は休もうと思っていたつもりでしたが、午後2時より今山に車を走らせました。5〜6人の釣り人がいました。皆さん常連の人達で今山のポイントは知り尽くしている人達ばかりですが、朝から2〜5匹だそうでした。1級ポイントは既に釣り歩いているとの予想で、それならと思い、流心に立ち込んで河原の浅瀬を釣ることにしました。これが効を奏して連続9匹の入れ掛かり、まるで村田満氏のビデオを見ているような快感を体験出来ました。どれも20cm前後の鮎ばかりで悦に入っているとき釣り人が側に来てピタリと掛かりが止まりました。あとは同じようなポイントを探り釣って午後5時までの3時間に丁度20匹でした。昨日、終日釣って12匹でしたのに。これだから鮎釣りは止まらない。まさに「悪魔の釣り」です。

8月24日  バラシも何回かありましたが終日釣って12匹。一体どうなってるのだろう。0匹の人も何人かいたようで、10匹を超えたのは数人かもしれない。日曜日で釣り人の多いせいもあるが、釣り荒れと、鮎の絶対数の少なさがここに来て出ているのかも知れない。しばらくお休みにして、釣り場をそっとして置こう。

8月23日  午前7時から午後2時までで23匹。釣り人が多いので1つのポイントでしか釣れない。じっと粘ってこれだけの釣果でした。1箇所で待つ釣りはどうも苦手で、鮎のいそうな場所を探して釣る方が好きです。明日は日曜日。人は多いと思われるが私も休みはあと1週間となり暢気なことは言っておれない。がんばります。

8月22日  こんな日もあるのですね。高切れによるセットバラシ4回、10回近くの針はずれ、鮎は掛かっているのだが手元に残ったのは33匹。ついてない日とはこんなのですね。あの時切れてなければと悔やまれる一日でした。23cmの囮に23cmの鮎が掛かったのをナイロン0.3号水中糸で引き抜こうとするのに無理があったのでしょうか、初歩的な過ちを犯したようでした。

8月21日  増水後、鮎は入れ替わっていたのか、20〜24cmの型揃いばかりが午前中20匹あまりつれ、午後からは小型化しましたが、合計41匹ありました。瀬ではあまり掛からず、とろ場が良かった一日でした。日によって違うので明日はどうでしょう。

8月19日  昨日好調だったので勇んで出かけましたが、増水で釣りになりませんでした。平野部では小雨でしたのに奥ではそうとう降っていたようです。釣り荒れていたところなので丁度良い増水です。鮎も移動し、平水に戻る頃は絶好調になるだろうと期待しています。

8月18日  お盆と日曜日の喧騒が去り、今山は嘘のように静寂が戻っていました。午前中他に釣り人は誰もいず、型のいい鮎が順調に掛かりました。午後から5人ほどの釣り人が来ましたが、それぞれに釣っていたようです。釣り人が少なく、静かに釣れば楽しく釣れるようです。午後も順調に釣れ、52匹は今年最高でした。昨年もそうだったのですが、今山はお盆過ぎたこれからが盛期なのです。しばらくは釣れ盛るでしょう。

8月17日  お盆明けの日曜日と言うことで家族連れや職場の遊山で今山は満杯と予測し、休養を兼ね本日はお休み。冷たいビ−ルを傍らに、焼いた鮎をつつきながら終日テレビ観戦でした。

8月16日  7時から12時近くまで全く釣れずゼロの状態でした。近くで釣っている人も同じで全く釣れていませんでした。囮も弱りよたよたとしか泳がなくなっているとき根掛かりし、もう帰ろうかと思って強引に引っ張ると絡まった糸と一緒に鼻環のついた元気な鮎が上がってきました。運のいい事もあると思いながらこの鮎を泳がすと連続7匹の入れ掛かり。鮎だけでなく私も元気になり、わいわい言いながら釣っているとぴたっと掛かりが止まり、その後の3時間、再びゼロ。結局はこの7匹におわりました。周囲の人も0-5匹くらいで駄目なようでした。不思議な1日でした。

8月15日  本日は17匹.曇りのせいもあるのか掛かりが悪い。昨年までは朝6時から夕方6時までの12時間釣りをしていたが、今年は体力も弱ってるのか、それだけの長時間は釣れない。せいぜい9時間が限界のようだ。疲れのせいもあり、釣りが雑になっているのがわかる。でも鮎釣りは楽しい。釣りを一度入ったら抜けられない「悪魔の趣味」と言った人がいましたが、鮎釣りは「悪魔の釣り」と言えるでしょう。また明日がんばらなくちゃ。

8月14日  午前中、釣り人が少なかったで順調に掛かったが、午後より人が多くなり次第に掛かりが悪くなりました。今山南岸の全ポイントを拾い釣りして、やっと41匹でした。水量、苔とも申し分なく鮎はいるのだが、友釣りは難しい。

8月12日  7時から午後2時までで28匹。ぽつりぽつりとしか掛からない。日曜日から盆休みで人が多く釣り荒れの感もします。明日はお盆の13日。殺生はしません。お休みです。

8月11日  6時から7時の1時間で15匹、この調子なら今日は夢の3桁も可能かと思っていたらぴたっと掛かりが止まり、あとは場所を何度も変えて拾い釣りし、午後3時までやっと47匹でした。同じ場所で頑張るか、他の場所を探すか、難しい釣りでした。

8月10日  日曜日と重なって予想通り今山は釣り客で満杯、明日の囮鮎がとれたらいいと言う気持ちで午後から出かけました。あんの定、釣り場がなく、やっと7匹釣り囮鮎を確保した次第です。明日は朝からがんばります。

8月8日  午後の4時間で28匹。条件は今が最高に良いようです。水量、苔の状態、申し分ありません。いらっしゃい今山へ、今が旬です。

8月5日  2時間で12匹でした。バリバリなる雷と土砂降りの雨、そして徐々に濁りが出て増水する中、これが限界でした。なかでも雷が一番恐いですね。しかし、こんな時ほど良く掛かるのが常なのが皮肉です。

8月4日  午後の5時間で33匹でした。今山の本来のペ−スが戻ってきました。昨日のポイントは既に情報は伝わり、先客で満杯でした。午前中に釣れたそうでしたが、私が行った時は掛かりが止まっていました。しかたなく送電線下に移動しなんとか釣れました。昨日釣れたから今日釣れるとは限らないし、誰も釣っていないポイントで入れ掛かり出来るのが鮎の醍醐味の一つです。夕方雨があり、入れ掛かりも堪能しました。磯竿でリ−ルをつけて友釣りをする人が来ました。鮎の友釣りはこれに叶わないように豪語し、説明もしてくれましたが、「稲妻」で10匹釣る間に磯竿での人はゼロでした。最後には囮鮎を弱らせたようで、私の囮鮎を貸してあげて何とか釣ったようでした。磯竿での人、もしこれを読まれてましたらごめんなさい。

8月3日  やっと本格的になりました。10時から午後5時までの7時間で51匹でした。水量、苔の状態とも申し分なく、3度の増水で川の様子も変わりましたが、以前より良くなったように思われます。2000匹を目標にこれから毎日頑張ります。現在までは205匹、先は遠いです。

7月30日  旅行していました。戻ってみると台風で増水したらしく、川の様子も変わっていましたが、まだ濁りと水量の多い中、釣ってみました。昼からでしたが、誰も竿を出していなかったのでしょうか、型のいいのが次々と掛かり、4時間で22匹の釣果でした。白川の状態でしたが、転がった石の所々に残っている苔に付いていたようです。黄色と黒の見事な鮎でした。

7月24日  また台風が来そうなのげ急遽今山に出かけました。午後の3時からでしたが、10匹とまずまずの成果でした。大きな鮎の群が真っ黒になり、水面で跳ね、水中では光るのを目撃しましたが囮には掛かりませんでした。群鮎はいるのですが、難しいですね、友釣りは。

7月21日  再び午前3時に家を出て、家に戻ったのは午後の7時、野根川、海部川、勝浦川と延々16時間、250kmを釣り走りました。野根川は増水後鮎はどこに消えたのか、鮎の気配が全くありませんでした。5番で6匹、0番で3匹釣ったものの苔はなく、野根川の鮎は終わったと思いました。海部川は若松橋で4匹、型は良かったが、相変わらず閑散とした風景で今の時期にこんな海部川は初めてです。下流の清流橋周辺に釣り師を見かけましたが釣果はわかりません。わざわざ1時間あまりかけて来る価値はなくなった海部川です。夕方3時過ぎに勝浦川今山に戻りました。ホ−ムグラウンドはいい。「戻った」という気がします。たくさんの釣り人がいましたが、今年最高のポイントと思われるテトラ上が空いてたので囮を泳がすとすぐに掛かりました。上流に向かって囮を引いて走る勢いのある野鮎に「やはり今山はいい」と思った瞬間でした。6時過ぎまでに9匹でしたが、どれも20cm前後と型は良く、満足でした。いよいよ夏休みに入りました。これから8月末まで毎日、今年の野根川、海部川に未練なく、心おきなく勝浦川今山に通います。

7月15日  午後の3時間ほど今山で釣りました。結果は12匹でしたが、やっと釣ったという感じでした。「今山に鮎はいない」と思われるような状況でした。1時間に3-4匹の平均釣果では本調子ではありません。1時間に6-7匹平均の日がそのうち来るでしょう。

7月13日  午前3時に家を出て野根川に釣行しました。勝浦川が増水気味なので野根川なら平水と思っていたのが大間違いで、ここも増水し、3時間ほど釣りましたが、ダメで、海部川に戻りました。しかし、ここも増水で竿を出さぬまま勝浦川に戻りました。しかし、この日はどこも釣れてなく、私も夕方まで釣りましたが、結果はゼロでした。家に戻ったのは午後の5時、延々14時間、走行距離は250km。今日は一体何だったのだろう。

7月12日  午後の3時間ほど今山で釣ってみました。7匹の釣果でしたがどれも型は良く、最大は今時には珍しく24cmありました。案の定「稲妻」での囮は飛ばされましたが、強烈な引きを堪能できました。20cm前後の型揃いで満足な釣りでした。

7月6日  久しぶりの今山です。増水後のコケの状況は思ったより良くなく川の中央部はまだ白川の状態でした。朝6時より午後2時までで28匹でしたが、どの鮎も白っぽく、まだまだ本調子ではないようです。次の日曜日なら期待出来そうです。

6月28日  再び台風が来ました。週末の台風はサラリ−マン釣り師にとっては残酷です。また1週間おあずけです。

6月22日  勝浦川がダムのせいかは知りませんが、まだ水量が多く濁っていたので野根川に釣行しました。野根川もやや増水きみでしたが、綺麗に澄んだ水と、見事に磨かれた石に感動を覚えつつ好調の5番で朝5時から釣り初め、15〜20cmを午前中に22匹釣ることができました。午後、海部川の様子を見に行きましたが、鮎釣りの晩期を思わせるような風景に「今年の海部川は」と釣り師が言っているのを聞きながら昨年までの勝浦川思い出してしまいました。先日、ダイワ鮎マスタ−ズの予選が行われた海部川でしたが、聞くところによりますと最初に配布される2匹の囮鮎の大きさで2位以下が決まったそうな。1位の人以外、全員囮鮎が変わらなかったそうです。海部川も極端に鮎の放流を減らしたのが原因だと吉野橋で釣っていた人が言っていました。川を横切れば無数に鮎が泳いでいた昔の海部川を懐かしそうに言っていたのが印象的でした。こんなに鮎釣りファンがいるのにどうして放流数を減らすのでしょうか、理解に苦しむところです。

6月20日  台風一過、勝浦川は増水し、濁流となっています。これで今までの汚れたコケも一掃されるでしょう。新コケが付く頃には爆釣が期待できるかも、楽しみです。

6月17日  時間ができたので夕方4時〜6時の2時間、今山のトロ場で釣ってみました。思いのほか良くて11匹釣れました。先日1日かけてやっと14匹でしたのに、これだから釣りは楽しいし、止められない。

6月15日  待ちに待った勝浦川の解禁日でした。前日の下見で今山はコケの状態が悪く、アオサも流れていたので長柱で釣ることにしました。瀬での釣りでしたが、15-20cmのが5匹とまずまずでした。午後に野根川に行くつもりで途中今山を見ましたら仲間のTさんがいたのでそのまま今山で釣ることにしました。午後からでしたが、ぽつりぽつりと9匹釣れました。2年間全くダメだった今山の解禁日でしたが、今年は少しばかり好転したようです。横瀬で40-50匹釣れたとの情報もありますが、私は今年も今山に通います。計14匹の解禁日でしたが、ホ−ムグラウンドでの釣果に満足しています。今年は、久しぶりに、阪神タイガ−スのように楽しみな年となりそうです。 釣れますよ 今年の今山は。

6月8日  早朝より野根川に行きました。野根川が釣れたのは最初だけだったとの情報は聞いていましたが、ひょっとしたらとの思いで5番で釣りました。入れ替わり来る餌釣りの人の 撒き餌のせいか、鮎はいるのだが、囮を全く追わず、たまたま掛かってきたと思われる5匹の貧果に終わりました。どの川も放流数を減らしているとのことで、いったい今年はどうなっているのでしょうか。海部川が ダメ、野根川もダメ、那賀川はもちろんダメ、残る勝浦川は・・・多分ダメでしょう。石にヘドロが付着している勝浦川に鮎がいるはずはありません。ダムの影響が出始めているのでしょうか、那賀川がたどったのと同じ運命を、清流と呼ばれていた勝浦川がたどっているように思えてなりません。ダムより上流の上勝と木頭に僅かな期待を残して解禁を待ちます。  「昔 鮎という魚がいて 香魚ともよばれ 釣って良し、食べて良しで それは素晴らしかったよ」 などと言われる時代がすぐそばに来ているように思うのは私だけでしょうか。

6月2日  野根川の一部が絶好調との情報がはいり、私は勤務で駄目なので、代わりに息子が釣行しました。息子はルア−専門なので鮎は数回の経験しかありません。しかし、その息子が33匹の良型鮎を釣ってきたのに驚きました。息子の自慢話を聞きながら鮎を肴に心地よい美酒に酔いました。鮎はいます。一雨くれば鮎は絶好調になると思われます。これからが楽しみです。

6月1日  勝浦川の解禁が15日なので、海部川か野根川か迷いましたが、海部川に決めました。徹夜組もいるだろうし、どうせ1級ポイントに入れないのならと、朝5時にゆっくりと出かけました。1時間で海部川につくと案の定どのポイントも人で一杯でした。若松橋下流に開いている場所があり、今年から友釣りを始めたTさんに釣り方を説明しながら周囲を見ていると、どの人も暇そうで、3時間あまり釣ってみましたが釣果はゼロ、周囲の人も同じなので海部川をあきらめ、野根川に転身。しかし、ここは餌釣りの人で満杯。空いてる場所で釣ってみましたが、鮎が走り回っているばかりで全く囮を追わず、再び海部川に戻りました。午後2時くらいでしたが、朝あれだけいた釣り客はほとんどいなくなり、閑散とした風景に驚きました。「海部川も勝浦川と同じになった」と痛感し、若松の1級ポイントで釣るが小さいのが1匹やっと釣れた にすぎませんでした。新聞情報に一人平均25〜30匹だなんて書いてあったが、一体誰が釣ったのでしょうか、聞くところによると、解禁の前に「ためし釣り」と称して漁協の人がそれくらい釣っていたとのことですが、その情報かもしれません。500人近くはいた海部川で2桁を越した人は何人いたでしょうか、たぶん数人ではなかろうかと思った解禁日でした。