9月24日 僅かな期待を寄せていた今週末も台風18号の影響で絶望となりました。今年の友釣りは終了です。明日は道具を干して来年まで仕舞うことにしました。今年の釣行は53回、延べ254時間、1303匹で1時間平均は5.1匹でした。天然遡上が多く、数釣りを楽しむことが出来たのが今年の特徴でしょう。ここ数年不調続きでしたが、今年は汚名挽回で勝浦川復活と言ったところです。楽しい釣りができました。また、今年の勝浦川で「稲妻」で釣る人が増えたのも嬉しいかぎりです。私に「稲妻」を勧めて下さり「稲妻」の良さを解説して下さった方もいました。いつまでもお元気な「がまかつ」のKさん、「瀬釣り名人」のNさん、「名人」Kさん、また県外より来て下さったたくさんの皆様、また来年、元気でお会いしましょう。お世話になりました。


9月18日 終期の鮎釣りには寂しさが伴います。盛期のような意気込みもないまま、仕事を終え、今山に出かけました。瀬釣り名人のN氏も何か寂しそうな釣りで、8月のように活発に瀬を攻める様子もない。それでも30匹余りを釣っている。さすが名人。オトリを拝借して釣り始めるとポツリポツリと掛かるが、何か寂しい。いつもこの時期に思う侘びしさです。11匹釣れましたが、釣ったと言うより釣れた感じでした。腹には赤い筋が走り、雄は白子を持っている。もう友釣りは終わったと思った日でした。明日の釣行を最後に今年の友釣りを終えようと思っています。でも、明日は釣れますよ、条件は最高に良い。明後日より「なぐり漁」が解禁になるので、友釣りは明日まで。「なぐり漁」で今山の鮎はほとんどいなくなるでしょう。飛んでいた鮎、走っていた鮎、キラリと光っていた鮎、足下にまで来て回っていた鮎、みんなさようなら。楽しませてくれた今年に感謝しています。

9月12日 5日ほど旅行している間に今山は渇水になっていました。朝からぽつぽつと釣れて18cm前後を33匹でした。鮎は無数にいるのですが、追いが悪く、四苦八苦しました。しかし、久しぶりの鮎の感触に酔い、満足な一日でした。今日、金沢よりお客さんがあり、自作された稲妻仕掛けで勝浦川の鮎を堪能されたようです。明日も釣行されるそうです、快釣を期待しています。

9月6日 昨夜の雨で30cmの増水、濁流となるが、大した水ではなく、このまま雨が降らなければ、明日友釣りが可能かもしれない。待望の雨、爆釣間違いなく、今年最後の大釣りの機会となるでしょう。それも産卵前の大型鮎。明日から2〜3日の間は釣れ続けると思いますが、週末は時期を逸している可能性が高いです。釣行出来る人は今がチャンスです、この機会に行かなくていつ行く。釣れますよ今山は。私も釣行したいが明日から北海道、帰るのは土曜日の夜。カニより鮎が食べたい、残念。

9月5日 日曜日にしては釣り人は少なく、静かに釣れました。朝6時より1時までで25匹。16cm前後の小型が多く、20cmを超える鮎はいませんでした。この釣れない時期、まあいいかと思った次第です。渇水が進むのと平行してアオサが瀬を覆うようになり釣りにくくなりました。針にからむアオサ、水中糸に絡むアオサにいらいらしながら釣るのは身体に良くなく、早めに納竿としました。今日は稲妻+チラシは掛からず、イカリが良かったようです。日によって解らないものです。

9月4日 瀬釣り名人N氏が終日で29匹とのことで、本日は今山の竿頭かもしれません。それほど難しい状況になっています。渇水が進んでいるうえにアオサが急激な速さで繁茂し、今日、浅瀬はアオサで釣りになりませんでした。午後の3時から釣行しましたが、養殖鮎では掛からず2匹がダウンし、止めようとしていたところ、N氏より元気な鮎を拝借、連続7匹の入れ掛かり。鮎はいるのですが、元気な天然のオトリ鮎でしか釣れない状況でした。N氏のおかげでなんとか明日のオトリを確保しましたが、明日はどうでしょう、渇水と日曜日、自信はありません。

9月1日 今日の瀬は昨日の鮎と違って18cm前後が揃いました。「稲妻+チラシ」で午後2時から6時まで14匹でしたが、ほとんどが背掛かり、キラリと光った後、ギュ−ンと浅瀬を走り回る掛かり鮎の引きを堪能しました。友釣りのなかで私が一番好きな情景です。友釣りを始めたら止められない理由の一つではないでしょうか、他のどんな釣りをもってしても体験できない、友釣り独特の釣味です。この快感もあと残り少しの期間、がんばろう。

8月31日 秘技、「稲妻+チラシ」でカラ揚げサイズの群れ鮎をとのつもりで臨んだのですが、なんと掛かるのは普通サイズの鮎。ほとんどが瀬で合計47匹、納竿まで釣れ続けました。カラ揚げサイズは10匹ほどで、他は16〜18cmの鮎。小型でしたが嬉しい誤算でした。稲妻にチラシの威力に驚いた日でもありました。今日で夏休みも終わりです。専業釣り師を廃業して、明日からはサラリ−マン釣り師へと転身します。今日まで釣行回数48回、1213匹は昨年より好結果を得ています。春から稚鮎が群れていただけあって、今年は数が釣れました。昨年は50匹を超したのは数回でしたが、今年はもっと多かったようです。7月末から8月はじめにかけての大雨で20日近く釣りに行けなかったのが悔やまれますが、そのおかげで水量が多かったのでコンスタントに釣れたようです。まだ9月があります。終期の釣りを堪能するつもりです。とりあえずは疲れました。

8月30日  40匹釣れましたが半数はカラ揚げサイズ。ヒラヒラと上がってくる。大好きなトロ場は石がゴミで覆われ、鮎のいる気配がなく、瀬肩には小型の鮎が群れている。これを釣るしかないのですが、なかなか手強い。オトリがちょっとでも弱ればもう掛からない。元気なオトリを上流に上らせてしか掛からない。2〜3匹は入れ掛かりになるのですが、その後が続かず、数を釣った割にはモヤモヤとしたものが残り、不完全燃焼でした。今山は小型しかいないようなので、明日は小型鮎を釣る秘策で臨もう。

8月29日 午前7時〜午後1時までで22匹でした。昨日と似た数字ですが、昨日より難しい釣りでした。昨日のポイントはほとんど釣れず、瀬の中とか、オトリ鮎の背鰭が見えるようなチャラ、小砂が敷き詰められたような支流での拾い釣りでした。勝浦川も生活廃水により栄養豊富な川となっているのでしょう、アオサが異常な早さで繁茂しています。また、ダムの影響でしょうか、数日前まで黒く磨かれていた石も、今日はドロをかぶり、あれだけ群れていた鮎の姿は見えません。鮎はどこに行ったのでしょう。どこかにいるはずです。それを探すのも友釣りです。

8月28日 午前7時〜午後1時までで23匹でした。皆さん同じくらいの午前の釣果のようでした。そして、皆さん一様に「追わない、釣れない」でした。今年の今山は半日で20匹なら「釣れない」のです。渇水と釣り荒れのせいかも知れませんが、難しい時期になってきました。

8月26日 午後の半日で57匹は今年の最高記録。午後1時にいつものトロ場で釣り始めるとポツリポツリとしか掛からない。午後3時までに10匹と普通のペ−スでした。昨日の瀬が3時過ぎに掛かったので移動すると、これがすごい、入れ掛かり。それまでに何人かの人が釣っていましたが、釣れないのか、すぐに止めていました。常連のNさんのポイントです、あすこのポイントは現在最高、真黄色の鮎が群れています。午後3時から6時までほとんど入れ掛かりの連続でした。たくさんの釣り人がいましたが、私だけ釣れて釣れて、すみません。オトリを送り出し、タモを腰にさすとギュ−ンと来ている。忙しいが、こんな時は手返しの早さが大切。オトリを弱らさないよう素早い動作と、元気なオトリを上流に泳がすテクニックで快調に釣れ続けます。友釣りは循環の釣りです。今日、珍しい光景がありました。立ち込んで釣っている足下に、20cmくらいの鮎が回っているのです。足で蹴ってもまた戻ってきて回っているのです。私の足を石と間違えてるのでしょうか、こんな光景は初めてです。それだけ鮎がいるのです。今山、最高、今年はすごい。

8月25日 今日14匹釣れば記念すべき1000匹になり、昨年と同じようにその時点で納竿とする予定でした。そしてそのポイントは「10m上流の今日より少し深いポイントです」のはずでしたが、どうしたの、鮎子ちゃんがいない。いや、いるだろうが掛からない。巧妙に誘っても乗ってこない。はやくもスレている。場所を転々としながらぽつりぽつりしか釣れない。1000匹は明日に持ち越しかなと思いながら午後の3時過ぎに下の瀬に入るとこれが大当たり。ここまで9匹で、あと5匹。いきなり入れ掛かり。999匹目を釣ったあと、慎重にオトリを泳がすとギュ−ンと上流に走る掛かり鮎、これがなんと23cmの丸々肥えた鮎。記念すべき1000匹目は昨年と同じ23cmでした。そこで止めるつもりで車に戻るが、やはり未練が残る。今年は雨で釣る日が少なかった。後ろ髪は引かれずに再び瀬へ、入れ掛かりの連続でこのあと20匹余り。疲れました。昨年の1000匹は8月31日でしたので6日ほど早い。やはり今年は鮎が多かったようです。

8月24日 早朝父を今山に送って行ったついでに1時間釣ると10匹が連続。それから釣り道具を置いて河原から出勤。午後1時に今山に戻ってみると余り釣れないらしく父は10匹前後。他の人も多い人で20匹くらい。昨日の増水と濁りの効果は全くない様子。そんなことはない、ウブな鮎子ちゃんが絶対に来ているはずだとオトリを泳がすと、なんと連続何匹かわからないが、釣れて釣れて、誘わなくても向こうからギュ−ンと来る。一体どうなってるの。誰も釣れないのに、私だけが入れ掛かり。夕方5時過ぎまで釣れ続けました。原因は何か、「稲妻」の効果もあると思うのですがそれだけではない。水が徐々に引いている毎日、昨日釣れたポイントより少しずつ深い方へ鮎が移動しているのでした。3日前爆釣した浅いポイントは今日はゼロ、昨日釣れたポイントで釣っている父は釣れない。その少し上流の深いポイント、ほんの10mしか離れていない私は入れ掛かり。鮎は移動しているのでした。午後からでしたので、そこしか空いてなかったのが幸運でした。午後から20cm前後を41匹。朝のと合わせて51匹は予想以上の釣果でした。明日は? そうです さらに10m上流の今日より少し深いポイントです。

8月23日 1〜2時の1時間で7匹の快調ペ−スだったのですが、2時より急に雷を伴った土砂降りで川は10cmの増水、濁り水となる。2時間ほど待っていましたが澄む気配がないので納竿。問題は明日ですがどうでしょう。増水と濁りで鮎は動いた。明日、午前の水位は多分5cm高で濁りなし。移動した新しい鮎が石に付く。そこへオトリ鮎が近寄ると、そうです、何も知らないウブな野鮎はガツンと衝撃を受けるはず。フフッ これは間違いなし。でも明日は仕事、残念。

8月22日 釣り具店主催の釣り大会と重なり、今山は満杯の大混雑。瀬を歩く人、川の中央まで立ち込んで釣る人、さまざまな人でいっぱい。こんな日に釣れるはずがない。当然瀬はだめ、深さのあるポイントが良かったようです。朝6時から1時までで18cm前後を23匹でした。たくさんの人がいましたが、午前中に20匹を釣れば良い方でしょう。午後からは川も静かになり釣れたと思います。水位も下がり釣りにくい時期ですが、静かにオトリを泳がせば必ず釣れます。鮎はいるのですから。これからが腕の見せ所です。

8月21日 無数にいる鮎、適量な水量、かっと照りつける太陽、そして夕立。今山は鮎釣りの最良の時期を迎えています。瀬、トロどこでも掛かります。18cm前後と型はイマイチですが、私は66匹、父は17匹。ほとんどが午前中の釣果で、午後は10匹余りと釣れませんでした。昨日73匹を釣って竿頭となった瀬釣り名人N氏は得意の瀬釣りで苦戦していました。30匹余りと釣れなく、今日は瀬よりも緩い平瀬の方が良かったみたいでした。30匹では釣れない、40匹ならまずまず、50匹を超えなければ釣れたと言ってくれないのが今山の釣りです。いらっしゃい今山へ、今、最高です。

8月20日 平水より10cm高で濁りなし。朝7時に釣り始めると連続6匹の入れ掛かり、これは快調と思うと、とたんに釣れなくなり、あとはぽつぽつと釣れる程度。それでも数は45匹ありましたが、平均して鮎が小さい。18cm前後といったところ。今日はいつものトロ場で釣れず、瀬とかヘチで釣ったので小さかったのかもしれない。明日水がもっと引けばトロ場で爆釣があるかもしれない。

8月18日 昨夜から断続的に降る雨で勝浦川は30cm高で増水中。朝1時間ほどオトリを泳がすが、出会い頭に掛かったと思われる小さい鮎が2匹だけ、濁りも出てきたので早々に納竿とする。雨さえ降らなければ釣れていたのにと思うと残念でたまらない。これは全国の河川どこも同じでしょう。今年ほど雨が恨めしく思った年はない。いつになく鮎が多い年なのに、釣れる期間が少ない。うまく行かないものですな。

8月17日 釣れる条件は揃っていました。お盆休みの喧騒が去った昨日16日は一日川を休め、今日、今山へ釣行。早朝は昨夜の雨で5cmの増水、かっと照りつける太陽と、断続的に降る強い雨、そして飛ぶ鮎、走る鮎、足下にまで来る鮎の群れ。天候も異常だが、鮎も異常。私は正常のつもり。こんな条件の日に釣れないはずはない。朝7時より午後5時まで、オトリが弱らないうちに釣れ続けました。ほとんどが背掛かり、ガツンと来る。10時間で87匹は今年最高。ポイント、技術、仕掛けによって差はあるようですが、この悪天候が続くこの頃、ひょっとしたら勝浦川は、今、全国で一番釣れている川かもしれない。これ以上雨が降らなければ、明日も間違いなく釣れますよ。

8月15日 午後より迷わずに今山に行く。平水なら今山のトロ場で掛かるはずとの期待を込めて最初のオトリを泳がすといきなりギュ−ン。先客の皆さんあまり釣れていないとのことでしたが、私は順調に釣れ続けました。ニゴイの多いトロ場は敬遠されるのでしょうか、サラ場だったみたいで、追いも良く、友釣りを堪能しました。ニゴイに取られながらも15〜22cmと大小さまざまを41匹、今山での久しぶりの快釣でした。

8月14日 いつもの横瀬も平水に戻ると釣れなくなりました。対岸のテトラ際でかろうじて10匹釣った程度。最大は23cmありましたが、数が出ないので午後に今山に転身。ここは昨日のような混雑はなく、常連の皆さんが並んでいました。聞きますと朝から30匹ぐらいとのことで、私も釣り始める。最初送電線の下流で釣ると、いきなり5匹の入れ掛かり、その後ピタッと止まる。下流に移動するとぽつりぽつりと掛かり、今山では15〜18cmを15匹。合計25匹でしたが、時間をかけた割には釣れなく、疲れた日でした。明日はどこに行こうか、難しい選択です。

8月13日 お盆休みで勝浦川の友釣り専用区はどこも満杯で大混雑。朝7時過ぎに今山に行くと釣り場がない。こんな時は一般区へと、いつもの横瀬下流へ行くとがら空き、一人一瀬で友釣りを堪能しました。8〜1時で20cm前後を21匹。墓参りのため家に戻り、夕方5時に今山に行きました。満杯であった今山はがら空き、昼間釣れなかったので皆さん帰ったのでしょう。あの人数では釣るのは大変ですね、見てたらオトリどうしが追いかけ合う状態の混雑。でも静かになった夕方は予想通り釣れ、15〜18cmと小型でしたが1時間余りで9匹、本日の合計30匹、満足な一日でした。教訓1・・・混雑を避けて一般区で釣れ。教訓2・・・夕方の1時間がおもしろい。

8月12日 さらに10cm減水、昨日の鮎は何処へ行ったのだろう、「阿波踊り」にでも行ったのだろうか、単なる通りすがりの鮎だった、水が引けば気配がない。朝の2時間で14匹と快調でしたが、後は全く釣れない。型も16〜18cmと明らかに昨日の鮎と違う。釣れなければ疲労が増す、オトリも釣り人に合わせたように泳がなくなる、そのうち根掛かり、針を変えるのも面倒、次第に釣りが雑になり釣れない、釣れなければ・・・の繰り返し。こんな時は精神的にも良くないので、本日は午前で納竿する。お盆休みで勝浦川は釣り人で満杯、場所移動が出来ないだけに、ポイント選びが難しい時期です。明日は久しぶりに今山に行こうかな。

8月11日 昨日より10cm減水、条件は最高と思われる日でした。朝、7時に囮を泳がすと連続3匹の入れ掛かりから始まり、午後の3時までに20〜22cmの型揃いを52匹でした。次第に減水し、朝は手前、午後には川の流心にまで立ち込むことが出来たので、途切れることなく釣れ続けました。増水後に初めて囮が入ったのでしょう、ほとんどが背掛かり、追いも良くグルグルガツン、真夏の鮎釣りを堪能しました。足下の石は黒く磨かれ、至る所に見える大きなハミ跡、そして時折ギラリと光る鮎、もう最高、頭の中は真っ白です。

8月10日 久しぶりの鮎釣り、勝浦川は平水より50cm高で笹濁り。昼に今山に行くといつものメンバ−が快調に釣っている。囮を借りて釣ってみるが私は釣れず、すぐに横瀬に転身する。普段は誰も見向きもせず、平水なら河原になる場所だが、50cm高の水位は絶好のポイントとなっている。囮を泳がすといきなりガツン、幅の広い20cm、行ったすぐはほとんど入れ掛かりで快調そのもの。一通り釣るとさすがにぽつりぽつりとしか釣れなかったが、18〜22cmを4時間で28匹は笑みも浮かびます。0.25号ナイロン道糸を3度も切られ、悔いの残る釣りでした。このまま水が引けば明日あたり爆釣間違いないと思うのですが。

8月6日 減水するはずの川が昨夜の雨で再び増水、ここ二週間くらいこんな状態の繰り返し。平水より50cm高と思われるが、ひょっとしたらそれ以上かも。昨日と同じ横瀬のポイントで20cm前後を午前の3時間で16匹。一通り釣ってしまえば後は釣れないパタ−ン、別に珍しくはない。午後、帰りに今山に寄ってみると「がまかつ」の川人さんが一人入れ掛かり、見事な「九頭竜抜き」まで見せていただき、それだけでも満足。川人さんの横で釣らせてもらいましたが、私は全く釣れない。私のホ−ムグラウンドなのに。さすが名人、川人さん、これが実力かと感心した日でした。友釣りの奥は深い。

8月5日 波止釣りは秋でいい、今は夏、勝浦川へは毎日水を見に行っていましたが、本日やっと十日ぶりに釣行、水位は高いが水は澄んでいる。昨日から一気に水が30cmあまり引き、鮎が釣れないはずがない、どこかに鮎は必ずいる。しかし、いつもの今山はまだ平水より40cmの増水、釣れても小型しか釣れないのは先日の釣りで解っている。それならと上流の横瀬へ転身。以前から穴場と思っていたポイントが増水でちょうど良い感じ、立ち込むのがやっとの急瀬だが「稲妻」は養殖鮎をすんなりと潜らせる、オモリなんかいらない。そのうちグルグルガツン、ああ、何日ぶりだろう、この感触。4Gのハ−ドデイスクが壊れたのも、Outlook Express フォルダは捨てられたのも、みんな許す、すべて解消。背掛かりで幅の広い真っ黄色の鮎、目測で22cm、もう最高。これをオトリして入れ掛かりとはいかないまでも、つぎつぎと釣れる。これが勝浦川なんです。午後1時過ぎより3時間で13匹、どれも20cm前後で幅の広い綺麗な鮎でした。明日も行こう、横瀬へ。

8月4日 勝浦川は今朝で10日連続の雨、午後より晴れたが、水位は下がる気配はなく、相変わらず増水中。昨日からパソコンのシステムを入れ替えてるが、間違ってばかり。Outlook Express フォルダは新機種上に移行したのは消えてしまったが、古い機種のHD上に残ってるじゃない。そんな事気づかずにわあわあ言っていました。古い機種のHD上には7月28日までのメ−ルが残っていました。それ以降は新機種ですので、8月1日くらい以降のメ−ルが消えたようです。すみません。鮎釣りの禁断症状でしょう、ああ、釣りに行きたい。夏休みに入って、まともな釣りをした事がない。明日、まだ増水中なら、波止釣りにでも行こうかな、行く、行く、絶対に行く。

8月3日 増水で鮎が釣れないので終日パソコンの前に座り、買って間もないnew青白MAC-G3の快適さに酔っていたら、どうもG3でのMAC-OS-8.6とInternet Explorer 4.5 が相性が悪いようなのでシステムを入れ替えていました。その時、何を血迷ったかOutlook Express フォルダをゴミ箱に捨ててしまいました。この二つのフォルダはアイコンが似てるので間違ったようです。背筋が寒くなったが後のまつり。今まで頂いたメ−ルが全て消えていました。前のpowerpc8500からファイルを引き継ぎ、新旧のシステムが混在する中、Internet ExplorerとOutlook Express フォルダが何カ所かにあり、整理していたら肝心のを捨ててしまったようです。メ−ルを頂いた皆様すみません。まだ未読のメ−ルが何通かあったようですが、返事を差し上げることが出来ません。皆様、またメ−ルを下されば幸いです。今後はバックアップをとっておきます。鮎が釣れなければこんなことになる。ああ本日は最悪。

8月1日 梅雨明け宣言があってから雨ばかり1週間続くなんて、いったい「梅雨明けって何なの」との言う気力もない今日このごろです。だいたいが、「梅雨」と言う言語こそ死語にしても良い現代の自然環境なのは専門家の人なら知っていると思うのですが、いつまでも昔のままの自然があると思っているのでしょうか。環境破壊が日本古来の「梅雨」という美しい言葉を失わせているのです。と言う愚痴も言いたくなります。勝浦川は再び増水、本日は午前の1時間でゼロ匹・・・午後、裏庭で.保存していた鮎でバ−ベキュ-、こうでもしなくちゃ、でも、にがいビ−ルでした。

7月31日 平水より40cm高、笹濁り。まだ早いのは解っているのですがオトリを泳がせに行く。押しの強い流れに、「稲妻」はオモリを打たずともすんなりと潜ってくれる。ガツンと来ても良いのだが、ひらひらと針に掛かってきたのは放流サイズの鮎が1匹だけ。跳ぶ鮎が見えるのですが、石についていないのか追わない。まあ、やっと濁りがとれたばかりだから仕方ないとして、いよいよ明日から、はたして釣れるかな?

7月28日 「恐怖の大魔王」は7月26日に降りてくる予言だったそうですが、来なくて良かったですね。代わりに変な台風と居座る前線で西日本の河川はしばらくは友釣り休止状態。飼っていた6匹のおとり鮎も、家の前の那賀川に放流し、ごくろうさんでした。シ−ズン前半が終わった感じです。これからが本番。濁りがとれ、綺麗になった川での後半戦が待っています。しばらくはビ−ルと枝豆の日々を送ります。

7月26日 父と私と息子の親子孫三代で本日は「鮎ミニミニマスタ−ズ」大会。父と息子は朝7時から釣り始め,私は仕事があるので12時過ぎからの釣りとし,5時間のハンデイを与えての大会。仕事を終えて12時過ぎに今山に行ってみると父は7匹,息子は9匹とのこと。鮎はいるのだが追わないとのいつものパタ−ン。それならと名人栗下さんのアドバイスもあり,下の瀬のチャラで泳がすといきなりガツン。10匹近いハンデイを追い上げましたが,3時過ぎに増水しだし,全員と言っても三人ですが,戦闘力喪失で終了。オトリ別の実釣で,父は12匹,私は8匹,息子は13匹で息子の優勝。楽しい釣り大会でした。

7月24日 土曜日なのでゆっくりと釣行しました。午後2時過ぎに行くと余り釣れていなく,帰った人も多いとのこと。大好きなトロ場が空いているのでオトリを泳がすといきなりガツン,20cmの背掛かり。なんだか皆さんに悪いような気がしましたが連続5匹の入れ掛かり。ゼロ匹で帰った人も何名かいたとのことですが,今山は朝釣れなくても午後釣れるのです。それが今日だったかも知れません。午後6時までの3時間あまりでニゴイと戦いながらも18〜20cmを15匹と,満足な釣りでした。ポイントを知っているから釣れたのだと思います。

7月23日 午前中,父が昨日の瀬で釣りましたが10匹余りで昨日の爆釣の再来はありませんでした。平水に戻り,鮎も落ち着いたのでしょう。それならと私はいつもの下流の瀬に釣行しました。午後1時から3時までで20cm前後を13匹とまずまずの釣果でした。朝から誰も竿を出していなかったのか,ばたばたと釣れてあとは全く釣れない,いつものパタ−ンでした。まあ,これが普通でしょう。昨日は異常でした。

7月22日 多分,年に一回あるかないかの釣りでした。しかし,その予感はありました。鮎はいるが釣れない日が数日続きました。そして今日,勝浦川は昨夜の雨で5cmの増水,朝は曇り,昼前から快晴となり気温とともに水温も上昇。こんな条件の揃った今日釣れなくていつ釣れる。午前の9時くらいまではいつもの下流の瀬とトロで10匹程度。5cmの増水の効果は全くない。どこかにその効果はあるはずだと上の瀬に移動。ここが的中。午前10時から午後4時までほとんど釣り続けました。父は33匹,過去最高の数でした。私は84匹,夢の3桁も可能であったのですが,とにかく疲れました。鮎が掛かり,ためて引き抜き,タモに受け,オトリを交換し,曳舟に入れ,「稲妻」をセットし,送り出す。この作業を1匹釣るごとに繰り返すのですから,疲れます。でも,ここちよい疲れです。やはり今山はいい,最高です。

7月21日 朝7時から午後3時までで14匹。型は18〜20cmとまずまずですが,やっと釣ったという感じです。上流下流合わせて10名ほどの釣り人がいましたが,ほとんどの人が0〜5匹といった具合で,今山は絶不調です。鮎は跳び,川を横切れば走る鮎が見えるのですが,追わない。不思議です。「稲妻」で誘いをかけ,だましだましして釣りました。オトリを引いてはダメ,上流に泳がせてのみ釣れました。元気なオトリだから出来る釣り,弱ると上流に泳がないから引いてしまう。そうすると掛からない。悪循環の人が多かったようでした。

7月20日 まだ風邪の微熱が残っているけど,我慢できずにオトリを泳がせに行く。だが,午後1時から釣り始めるが全く釣れず,小型をなんとか3匹釣っただけ,一体どうなってるのだろう。鮎は見えるのですが,オトリが近づくと逃げている。時期的にも一番釣れるときだと思うのですが何かがおかしい。不思議です。横瀬,星谷も釣れていないとのこと,どことも同じ状態なら浮気はせず,今山でがんばるしかない。

7月18日 再び栄町ネオン川での二日酔い,頭の中はガンガン瀬,鮎が踊ってる。おまけに風邪をひき,熱は出るわ,喉は痛いでさんざんの今朝,追い打ちをかけるように天候は肌寒い雨。それでもオトリを泳がせに行くのが釣り師と言うより,半分アホ。午前7時より3時間で小型を2匹,あとはさっぱり釣れない。たくさんの人が来ていましたが,皆さんあまり釣れていないようでした。午後から晴れ,陽光がさすと釣れるかも知れませんが,そんな天候の気配はなく,頭の痛さに気力も萎え,早々に切り上げました。また次の機会があるさ。

7月16日 午後1時から釣り始めると,いきなり20cm級をゲット。それから30分くらいの間に同型を10匹と,ほとんど入れ掛かり。朝から2匹とか,朝から10匹が最高との釣り人の中で,いきなり釣れたのですから私も驚きました。オトリが良かったか,ポイントが良かったかでしょうが,釣れない,釣れないと皆さん言いますが,鮎は釣れます。今日も父と合わせて48匹,私は34匹,どれも18〜20cmの幅広く黄色い鮎でした。どこかの川のような頭の大きい,青白く細長い,まだ成魚放流の名残を残している鮎ではありません。阪神タイガ−スもどきの鮎です。釣れますよ今山は,鮎が無数にいるのですから。釣りましょう,この鮎を。

7月15日 昨日と同じパタ−ンでの釣りでした。午後1時から6時までで,今日は父と一緒で46匹,私は30匹くらいか。型は良く,どれも20cm前後ありました。トロ場では10匹余りと昨日のようには釣れませんでしたが,夕方の瀬では良型が入れ掛かりとなり,友釣りを堪能しました。ただ,鮎は無数にいるのですが,オトリがちょっと弱れば極端に掛かりが悪くなります。元気なオトリなら入れ掛かりです。弱ったオトリで如何にして釣るか,ここが腕であり,「稲妻」の力が発揮できる時でもあります。友釣りは「循環の釣り」,釣れなければ全く釣れない,非情な釣りです。

7月14日 朝,雨が降り,昼前に快晴となった今日釣れなくていつ釣れる。快釣間違いなしとの確信のもと,午後1時に今山に行きました。先客が一人,瀬ではあまり釣れないとのこと。それではと先日好調の「トロ場」でオトリを泳がすといきなり目印がギュ−ン。20cmの真っ黄色の鮎。これをきっかけに18cm〜20cmばかりがどんどん釣れる。サラ場だったのか,移動しながら釣れ続け,このトロ場全域で20匹くらい。4時を回った夕方,瀬に釣り場を変えると,ここでもまた18cm級が快調に釣れ,浅瀬を走り回る掛かり鮎の引きを堪能しました。午後6時までに型揃いを39匹,絶好調の今山ですが,ポイントを間違えば全く釣れていないようです。ここが今山の難しいところでしょうか。

7月11日  勝浦川ならぬ昨夜の栄町ネオン川での二日酔いで頭がガンガンする中,朝5時〜夕5時までの12時間釣りで44匹でした。数は釣れましたが型がイマイチで18cm前後は15匹くらい。基本通り,朝「瀬」で釣っていたのが失敗で,今の今山は朝から「とろ」が良かったようです。午前中に18cm〜20cmを20匹余り釣っている人もいました。瀬は小型ばかりでしたが,夕方は瀬で18cmが入れ掛かりとなりました。12時間釣っていると,時間によって釣れる鮎が変わるのがよくわかりました。今年初めての12時間釣り,疲れました。

7月8日 快晴に誘われ,仕事を終えてから釣ってみました。午後の5時30分から7時までで15cm前後を3匹。カラ揚げサイズでした。鮎はいるのですが,そろそろ難しくなってきました。でもこれからが本番です。今山は渇水期が釣れるのです。そのための「稲妻」なのです。チャラ,瀬,トロ,オ−ルラウンドな仕掛けなのです。

7月6日 好天気に誘われ,仕事を終えてから釣ってみました。午後の5時30分から7時までで18cm前後を6匹。まずまずといったところでしょうか。跳び鮎が見え,鮎はいると思うのですが,爆釣とはいきませんでした。ただ,アタリが以前より強くなっているのが嬉しいです。ごそごそでなく,ガツンときます。この快感があるからこそ,まさに「悪魔の釣り」,やめられません。

7月5日 私の釣りではないのですが,息子が「いはら釣具店」の皆さんと一緒に釣行し,15〜20cmを21匹釣ってきました。今日は朝から晴天になり,条件は良いと思ったらその通り,シ−ズン中に数回しか友釣りに行かないビギナ−の息子がこれだけ釣ったのですから。掛かり鮎をタモに受けられなかったり,引き舟から逃がしたり,入れ掛かりもあったりと,ハプニングの釣りだったそうです。勝浦川は水も引き,ますます良くなってくるでしょう。

7月4日  朝の6時から午後3時までの9時間で13〜18cmを28匹。条件は良いと思ったのですがどういう訳かあまり釣れませんでした。30名ほどの釣り人がいたのですが皆さんあまり釣れてないようでした。曇り空で,寒いくらいでしたので気温のせいかもしれません。まあ,これからです。明日息子が釣行予定なのですが,どうでしょう。今日よりは条件は良いようです。

7月3日 昨夜の雨で勝浦川は朝,またも濁流となるが,仕事の帰りに寄ってみると笹濁りとなっている。釣り人は二人,なんと入れ掛かり。急いで家に帰り用意をして今山に行きました。午後3時から5時30分までで私は9匹。15cm〜18cmの黄色い綺麗な鮎は,出水の鮎とは思えないほどでした。対岸の人は入れ掛かり。一体何匹釣ったのでしょう。常連のN氏は午後より型揃いを22匹とのこと。30cm高の水位でこれですから,明日水が引けばと思うと,たまりません。元気なオトリは調達できました。さあ,明日,本格的に出陣です。すごいよ 今山は。

6月26日 梅雨前線による雨で勝浦川は20cmの増水でした。アオサもゴミと一緒に流れ,川が綺麗になりました。これで水が引けばと思うと楽しみです。今日は午後3時から6時の3時間で12匹でした。13〜18cmと型はまちまちで,増水のせいか,追いも悪く,「釣った」でなく「釣れた」感じでした。今夜雨が降らなければ明日は釣りになるのですが,どうでしょう。ただ,今までのように川面に跳ぶ鮎が見えないのが気になります。

6月23日 午前に4時間ほど時間があったので内緒(?)で今山に行きました。昨日の夕方のような入れ掛かりはなかったのですが,オトリが弱らない間隔でコンスタントに釣れました。台風のような横殴りの雨と風の中,愛用の竿を根元で折られ,ショックはありましたが,18cm前後を丁度40匹でした。1時間に10匹平均は絶好調の時の今山の釣りです。現在,絶好調,終日なら3桁釣りも可能かも知れません。何たって,一面に鮎が跳び,川を横切れば足下を走る鮎の姿を見るなんて,何年ぶりでしょう。今日,海部川では養殖鮎の成魚放流をしたと新聞に報道されていましたが,今年の勝浦川はそんな必要はありません。天然遡上が・・・ ものすごい数なのです。

6月22日 勤務の帰り道,今山に寄って竿を出しました。午前は雨,午後から陽が照ったので条件は最高と思いました。午後5時30分からでしたが,アオサも少なくなり,至る所で鮎が跳ね,オトリを泳がすといきなりグルッと手に伝わる心地よい感触。20cm級の綺麗な鮎が入れ掛かり。盛夏の時のような強烈なアタリはないが,手元に伝わる鮎の感触は・・・・もう 最高・・・・ ,7時までの1時間半で18〜22cmを23匹でした。今山が本格的に釣れ始めました。

6月20日 清流,海部川,マミヤOPの四国大会でした。1匹釣れれば午後の決勝戦に進めるとの予想でしたが,その通りになったようです。私はゼロ匹,ほとんどの人がゼロ匹でした。こんな悪条件の中で鮎を釣っている人がいるのですから,お見事です。私の未熟さを痛感しました。でも,日曜日というのに,広い海部川に,釣り人は誰もいなく,竿を出しているのは大会の出場者だけというのはいかがなものでしょうか。高い遊漁券を払っているのに,漁協は何をしているのだと思っているのは私だけではないでしょう。大会を終え,すぐに勝浦川に転身しました。ここは釣り場という釣り場はどこも満杯,海部川とは大違いでした。父と息子のいる横瀬は型はいいが数が出ていなく,二人で15匹余り,急いで今山へと引き返すと,午前中で50匹を超えている人がかなりいる模様,私もオトリを泳がすといきなりガツン,海部川とは大きな違いでした。22cmの型の良いのを皮切りに,午後の4時間で22匹でした。父と息子も10匹余り釣り満足な一日でした。やっぱり勝浦川はいい。

6月19日 相変わらず今山とその下流は川の汚染の影響でしょうか,アオサとゴミがべっとりと付着し,ヘドロの川となっています。鮎が釣れたとしても,泥臭い,那賀川の鮎と同じような香りがします。そんなわけで,水の綺麗な横瀬へと,午後3時に釣行しました。釣り人で満杯でしたが何とか釣らせて頂き,夕方までに7匹の釣果でした。18cm前後のまずまずの鮎でした。明日は父と息子が横瀬へ釣行します。私はマミヤOPの予選で海部川,親子三代の鮎釣り釣行となります。父と息子は50匹を目指していますが,私は海部川で1匹を目指して釣ります。これが今の徳島県の現状です。結果は明日に報告いたします。

6月15日 いよいよ勝浦川の解禁です。今山にアオサがなければ前日より行く予定でしたが,あのアオサでは釣りにならないと思い,翌日の午前は真面目に勤務し,午後から今山に行きました。横瀬が釣れているとの情報だったので迷ったのですが,解禁日ということもあって,いつもの今山に行った次第です。川人さん,中野さん,栗下さん,懐かしい人達が来ていました。今年もよろしくとの挨拶もそこそこに釣果を聞いてみると,栗下さんが午前の4時間で18cm〜20cmを22匹とのこと,さすが名人です。元気なオトリ鮎をいただき,釣り始めるが,私にはさっぱり釣れない。釣れるのはアオサばかりで2時間ほど全く気配なし。午前中には皆さんよく釣れたそうなのですが,私が行くと釣れなくなったようです。他の皆さんも全く釣れず,ぽつりぽつりと釣り人が帰り始めました。さあこれからだと思うのですが,10cmのミニ鮎ばかりで,オトリになるようなのは釣れない。川人さんのお話では「野鮎がオトリから逃げているとのこと」。平穏だった今山が急に戦争みたいになったのだから無理もないと思った次第です。そんなわけで,夕方6時過ぎまでに釣れたのは,16cm〜18cmを3匹と10cmのミニ鮎を6匹でした。今日はお祭り日でした,これからです今山は,とは負け惜しみです。ああ,残念。もっと釣りたかったのが本音です。

6月13日  海部川の「小川口」,朝7時より10時まで鮎の気配がなく,ゼロ匹。いったい鮎は何処へ消えてしまったのだろう。仕方なく下流に転身する。マミヤOPの下見も兼ねて笹草,姫能橋の様子を見てみるが釣り人は誰もいない。綺麗に澄んだ水は良いとしても,小さな砂に覆われた川底には鮎の姿が全く見えない。 オトリ店の1km下流の瀬に入り,釣り始めるといきなり目印がひゅ-っと走る。紛れもない鮎であった。それも20cmの,今時としては良型の鮎に顔もほころび,愚痴を言っていたのが鼻歌に変わる。しかし,連続では来ずに,あちこちと歩いて午後2時までの3時間で同型を6匹釣ることが出来ました。大会当日なら優勝かもしれないと思いつつ,現在の海部川の不調にうんざりした一日でした。明後日は勝浦川の解禁日,いよいよ熱い夏が始まります。

6月6日  早朝から昨日と同じ,海部川の「小川口」。昨日と違って,ぽつりぽつりとしか掛からず,型も小さく,疲れもあって午前中で止めました。15〜17cmを21匹でした。水温が低いせいか,アタリは小さく,盛夏のような強烈なアタリはありません。でも,昨日と今日の2日間,心地よい鮎の引きを堪能しました。

6月5日 本日は海部川。海部川は下流でしか釣ったことがなかったのですが,上流で釣れているとのこと,土曜日の勤務を終え,ランクルを走らせて釣り場に着いたのが午後の4時。「皆の瀬」が釣れているそうなのですが,釣り人がいるのでポイントを求めてさまようこと30分,良い川相を見つけて竿を出しました。渓流がかったポイントはあまり好きではないのですが,時間がないので囮を泳がせました。すると,いきなり目印がぐるっ,今年初めての鮎です。嬉しくて,嬉しくて,慎重に引き抜きました。 「野鮎を手にしてみると、この滑らかな感触、この香り、この姿、どこをとっても、養殖のオトリ鮎とは似ても似つかない、まるで違う魚のようだ。」 まさに,これが待ちに待った解禁日の鮎なのです。吉野川の巨鮎を求める「ぶち」さんのHPでの表現をお借りしましたが,同感です。15cmの小さな鮎でした。でも今年の初鮎でした。これから3か月半,友釣り師しか味わえない至上の快楽の世界へのめり込みます。今日は夕方の2時間半で16匹でした。入れ掛かりも体験でき,もう最高。家に帰ってポイント図を見てみますと,なんと,そのポイントは「小川口」,そうなんです,有名な名前だけは聞いていましたが,海部川の初期では海部川最高のポイントだったのです。知らなかったとは言え,偶然入川出来たのもラッキ−でした。

6月1日 待ちに待った日が来ました。大手術から生還した父は,この日のために1500本の針をくくって待っていました。その父のためにもと,午後,那賀川へ出陣。ところが,なんと,那賀川はヘドロみたいな泥水でとても友釣りにならない状況。そう言えば1週間くらい前に雨が降り,少し濁りが出ていたが,その濁りがまだ残っているなんて,家の前の川なのに,まさか1週間も残ってるなんて知りませんでした。ダムの影響がこれほどまでになっているとは,那賀川は完全に死の川になったようです。この那賀川の下流にまた堰が出来るそうです。今,問題となっている吉野川みたいなゲ−ト式の可動堰だそうですが,吉野川はまだ生きています,那賀川はこれ以上悪くはならないほどに悪くなっています。下流の一住人としては,別に反対もしませんし賛成もしません,好きなようにしなさいと開き直っています。まあ,それはそれとして,那賀川に鮎のいる気配は全くないので急遽海部川への釣行となりました。釣り場に着いたのは午後の4時,綺麗に澄んだ清流は那賀川の泥水と違い,久しぶりの川の香りを嗅ぎ,澄んだ水の冷たさを体感しました。あの囮鮎の感触,道糸に伝わる心地よい張り,そして完璧な「稲妻」での泳ぎ,どれもが何カ月かぶりの懐かしい情景です。ゆっくりと上へ登る目印が今にぶるっと震え,あの感触が手元に伝わってくるはずでしたが,どうしたの,全く気配がない。そう言えば,解禁日だと言うのに,広い海部川に釣り人はほとんどいない。午後4時だから帰ったのだろうか,それにしても,これは昨年と同じだ。良いのは水が綺麗だけで,鮎の気配は全くない。飛ぶ鮎も見えず,石には全く苔がなく,もちろんはみ跡など全然見あたらない。ああ,海部川よ今年もかと思ったのは私だけではなかったでしょう。川原に見に来ていた地元のお年寄りの話によりますと,昨年同様,今年も稚魚の放流を極端に減らしているそうです。どうしてなのでしょう。一方,野根川では40〜50匹釣れたそうです。そう言えば昨年も同じでした。野根川はいいなあ。でも今日は囮鮎を泳がすことが出来ただけでも満足ですと思いたいが,ああ,残念,ゼロ匹とは。まあ,いいか,6月15日解禁の勝浦川がある。今山が待っている。始まったばかりなのだ。