平成26年5月22日  木岐 沖ノハエ   
 T氏と一緒に木岐への釣行です。先日T氏が良型グレを好漁した沖ノハエですが最近は芳しくない模様。おまけ低気圧通過のうねりが残り釣り場が限られる。しかし何とかなるだろう。
 開始からしばらくしてグレ、アイゴがぽつぽつと釣れ始める。小型だが酒の肴は出来た。ところが大変、9時過ぎくらいに大きなうねりが来てバッカンを流される。これは困った。コマセが無い。仕方ないのでT氏に擦り寄って行き、仕掛けを胴付きに変える。
 アイゴはたくさんいるようだ。入れ喰いもあったりして、結果はアイゴ18匹、カワハギ17匹、グレ3匹で引きを楽しむことは出来ました。
 久しぶりの磯なのか、歳のせいなのか、トラブルが多かったです。バッカン流失、VIP磯の穂先折れ、インテッサの1番折れと固着、さらにはリールのハンドルが動かなくなる。磯釣りはしばらく休憩、鮎が終了するまで徐々に修理をしよう。  
平成26年5月1〜2日  武者泊       
 1日午前 ヤッカンの北の船着き・・・息子の釣行です。大物場所だがアオブダイなどの大物雑魚に翻弄され、イシダイらしきアタリは無し。
 1日午後 本バエの高場・・・ここで写真の1匹。すぐ後にもアタリはあったらしいがすっぽ抜け。
 2日午前 ヤッカンのヒナダン・・・強烈なアタリがあり針に乗ったが途中で針ハズレ。イシダイかどうかは不明だが大物だったらしい。今の時期、水温がまだ低く沖磯は不調のようです。
平成26年4月19日  牟岐大島 ヤカタ       
 息子と友人のアイ君の釣行です。昨日、「ヤカタでコマセ撒き込む」と言っていたがその通り、2人でヤカタでした。開始間もなくアイ君の竿が水中に突き刺さる。大きい、竿が立たない、重い、「来た、ナナマル」と思ったが残念、上がってきたのは写真のカンダイ。
 「おっちゃん いるで」との電話。「いる いる 持って帰って」。カンダイは、それなりに美味いんです。
 75cm、9・5キロのカンダイ、重いはずだわ。カンダイは新しいほど身が締まり甘みもある。一日置いて料理をすれば味は半減する。今日が美味いんです。腹を開いて驚いたことが2つ。
 1つ目は、胃の中はコマセに使った貝で満タン。予想通り、コマセの効果はあったようだが、イシダイがいなかったのでしょう。いたら喰ってきてたはず。息子の竿も何度か締め込まれたそうだがイシダイのアタリではなかったようです。
 2つ目は、カンダイで頭にコブがあるのはオスと思ってきたのですが、これはメスでした。巨大な卵が腹にパンパン。衝撃的な現実でした。魚に対する認識を改め直さねばならない。普通は婚姻期の魚で頭にコブが出るのはオスでしょう。
 この写真のカンダイはメスだと言えば、何人の人が信じてくれますかね。ふと、話題のSTAP細胞の真偽と重なりました。
平成26年4月12日  牟岐大島 ソエバ     水温 13.7〜14.6
 息子の釣行です。今年度初めての底物釣り。これからはイシダイの乗っ込み期。ソエバ周辺では毎年70cmクラスが1〜2匹上がっている。今年はまだ68cmが1匹上がっただけ、「あと1匹はおる」と70cm狙い、勢い込んでの釣行です。
 10時半に電話を入れると無反応。海に落ち込んだんかなとは思わないが、しばらくして返信、「イシダイ掛けて取り込んでいたところだったわ」。息が切れ、ふーふー言っている。竿が水中に向かって一直線、豪快に締め込んだらしい。イシダイ釣りの至極の瞬間ですな。
 今日は単独釣行なので、私の自作の50cm枠タモを持って行っていた。それが正解だったらしい。タモの中で針が外れていた。唇か上顎に掛かっていただけ、抜き上げていたら外れていたかも知れないと言っていました。
 港に戻っての計測では59cm、4・3kgの銀ワサ。息子も言っていましたが、「グレとは違う、重い、上がらんわ」。それだけで充分、いいなあ。
 家に戻って息子が「釣ったでよ」と孫に見せたが、上の小学1年生の孫は「ウワー大きい」、下の4歳の孫は怪訝な顔、大きすぎて魚と認識していないみたい。
 久しぶりのイシダイなので魚拓を作成。今日のうちにウロコを取っておき料理は明日です。その方が美味い。刺身と寿司にしようかな。孫が大好きなんです。頭の骨は剥製の予定です。今までの52cmと63cmの間を埋めるのに最適です。内臓は綺麗に洗って煮付けると酒の肴に最高。釣り師にしか味わえない絶品なんです。酒飲みにはたまりませんな。
平成26年4月8日  牟岐大島 カブト     水温 15.5〜16.4
 磯クジ2番だったが何故か7番へ。船内客は5名。好調の地富士、沖富士へ降りたあと私はカブトへ登礁です。大好きな磯なので胸はワクワク。第1投、ウキが馴染んだと思ったらウキが沈む。ウキのバランスが悪いのかなと思ってみたりもするが、・・・・35cmグレでした。
 今日は爆釣? と思ったが、こんな時は釣れないとしたもの。納竿前の午後2時まで、キツに3発切られただけ。今日は朝の1匹で終了だな、と確信していたが納竿の30分前、今まで右に流れていた潮が正面に変わる。
 それならと、ウキ下1.5ヒロ、ハリスを0.8号に変更、極軽い仕掛けにして沖を狙う。これが正解。28〜32cmの小型だが、連続2匹は青色の美しいグレでした。
 結果はグレ3匹でした。他の磯の情報は芳しくないようでしたので満足しています。エサが余ったのでまた撒きに行かねばならないようです。
平成26年4月1日  牟岐大島 タニハンの地   水温 15.2〜15.6
 グレが消えてしまった。アイゴ3匹。
タニハンの地で1匹。ノコの地へ変って2匹。
平成26年3月24日  牟岐大島 ノコ地の地   水温 12.6〜13.6
 速い下り潮で水温は急降下。大島への道中で12度台。悲壮感が漂う船内、磯クジに期待だが17番。モモオチでイサギを釣る気力は無い。「ノコ地の地へでも行くで」との船長さんの指示。はい、何処へでも、今日の私は余裕があります。  無風快晴、波一つない池が眼前にある。まあのんびりと釣るか、と、しかし、開始間もなくウキが沈む。これは、ひょっとして、グレ? あらま、38cmのグレでした。続いてすぐに2匹目が、これは寄ってこない。ハリスは1号、無理は出来ない。やっと浮かせたのは40cm超え、タモを用意するとふっと軽くなり針ハズレ。あーあ、逃げられた。ああーーーー。もったいない。
 その後はグレ2匹を取り込んだが、4回連続でバラス。切れたのは2回、針の上ではない。キツではない、あとは針ハズレ。グレかアイゴかサンタか。そんなとき巨大なボラが喰ってきた。ハリス1号でどれだけ持つかのテストです。強引なやりとりをしても大丈夫。80cm近いボラ。1号ハリスは強い。バラした4連発が惜しい。
 潮が変わるとアイゴが連発。まあ、これはこれで嬉しい。そして納竿の10分前、ウキがすっと沈む。グレのアタリだ。ギューンと締め込む快感、強引に引き寄せると41cmグレ。嬉しいなあ。グレはそれなりに大きいのだが、ボラの大きさが目立ちすぎる。
 結果、グレ4匹、アイゴ5匹。グレ4匹って、ひょっとしたら今日の大島の竿頭かもしれない。また来週に行きます。
平成26年3月21日  牟岐大島 タニハンの地  水温 16.7〜17.2
 息子の釣行です。磯はタニハンの地。8時頃に電話を入れるとアタリ無し。11時過ぎで6匹。最終は9匹でした。まあ、普通、大島でのグレ釣りとしては良く釣れたほうでしょう。型は40cmが最大だったが、針ハズレ、切られもあったりして終日楽しめたそうです。
 息子の仕掛けは、ハリス1号を竿2本とって仕掛けを馴染みやすくする釣法だが、1000釣法とは違うと言っています。先日のヤカタで、息子の勧めで私が使用しましたが朝一、1発で引きちぎられました。私の1.5号竿では無理でした。
 相変わらず8番は爆釣。3,4番が不調。7番はまずまず。佐本は不明。今日は8番以外では14番が良かったようです。グレ釣りは日によって変わり、難しいですな、だから楽しいし、やめられない。
平成26年3月19日  牟岐大島 ヤカタ     水温 15.6〜16.8
 今年は回数多く大島参りをしましたので御礼の気持ちで釣行です。今日でグレ釣りを一旦休息とするつもりです。が、抽選場から渡船に戻ってくる我が渡船の1番さんが小躍りしている。もしかして・・・ひょっとして・・・来るかも・・・8ばーん・・・キター。船内は万歳、万歳。今日の8番は阿波丸が引き当てた。
 釣り客は強者の常連ばかり6名。しかしヒッツキへ2名だが行く人がいない。「誰か行け」との声だが皆さん腰を上げない。そりゃそうだわ、大きなウネリと東からの強風しかも大潮の満潮時間、いつもの船着きは波の底。ちょっとビビルわ。阿波丸はすごい、いきなりヒッツキの高へ舳先を押しつける。「行け」、勇気ある2人が登礁です。ヒッツキ高へ直接船を着けるのを見たのは初めてです。
 残り4人はヤカタ、しかしヤカタの西半分はずぶぬれ覚悟。皆さんの荷物を一つのロープで縛り固定する。そんな準備をしているときヒッツキは竿を曲げている。飛沫を被りながら頭を上げるとまた竿を曲げている。ヒッツキは朝一から入れ喰い。
 ヤカタも準備完了、一斉に竿を出す。足下は真っ白、軽い仕掛けではウキが吹っ飛ぶ。Bを3個打ち仕掛けを潜らせると竿が引ったくられる。皆さんこのパターンで順調に竿が曲がり始める。
 グレを掛けてから浮かすまでの時間より、浮かせてからタモに入れるまでの時間が遙かに多くかかった。横殴りの風とウネリにタモが自由にならない。1匹取り込む度に休憩。私だけかと思ったら皆さん同じでした。
 ヒッツキは開始1時間あまりで20匹、クーラー満タンらしい。もう一人の人は太竿でごぼう抜きしている。ずーっと、納竿までいつ見ても竿が曲がっている。
 「みんな クーラーの蓋を開けて記念撮影だ」と船長さんの言で上の写真です。左下が私のクーラーと帰ってから撮影した21匹。ヤカタでは私が平均的な釣果でしたのでヤカタは4人で80匹くらいか。ヒッツキはクーラーに入りきらず、バッカン満タン、買い物ビニール袋満タン、しまいにはバケツまで満タン。2人で100匹くらいか。8番全体で180匹。
 今年度前半の納竿と思っていましたがちょっと色気が出てきました。
平成26年3月17日  牟岐大島 ナデ      水温 17.2〜17.6
 イサギ2匹、アイゴ3匹でした。グレは無し。
平成26年3月15日  牟岐大島 ヒッツキの大バエ 水温 16.4〜17.0
 息子の釣行です。朝一から入れ喰いだったらしい。型は47cmと電話では言っていたが帰って計測すると44cmでした。釣り上げたすぐとか逃がした魚は大きいとしたものだ。潮が引くにつれてグレは小型になり喰い渋り、代わりにキツが増えたらしく、ギューンプツンの回数は釣り上げたグレの数より多かったそうです。
 結果は15匹。そのうち午前に釣った3匹は44cm、2匹は40cmと揃ったが徐々に小型になっていったそうです。今日の8番、ヤカタ、ヒッツキは入れ喰いの連発。合計230匹ですって。今の大島、すごいわ。
 
平成26年3月12日  牟岐大島 忠助      水温 16.6〜17.2
 昨日は大島でボーズだったのでグレの引きを味わうために津島へ釣行です。釣り客は18人と多い。ところが南風が吹くので昼まで持たないだろうとのことで大島行きとなりました。大島の磯クジは絶好の*番。船内クジは良かったので2桁かもと思っていたら渡船は裏磯へ向かう。「どしたん *番捨てるの?」と船内の皆さんは怪訝な顔。吉野丸がモモオチから着けている。それを横目で見ながら15,16番へ。どうしてこんな所へとの疑問が湧くが南の強風が吹くので最初から裏に回っていたのかもしれない。
 撤収覚悟で昼まで釣るか、安全磯で終日釣るかは船長さんとしても難しい判断だろう。そんなわけで私は「忠助」へ。もちろん初めての磯。グレが釣れる雰囲気は「無い」。イサギでも釣れれば良しとしよう。数投目でギューン。ここにもキツがいるようだ。
 釣果は写真の通り。午前はアイゴ、午後に潮が変わってからイサギでした。たまにはこんな日もあるでしょう。酒の肴もできたことだし、まあいいか。
平成26年3月4日  牟岐大島 ゾウノハナ   水温 17.2〜17.5
 神戸のABAさんと一緒にゾウノハナです。私の第1投、ウキが沈む。ギューンと重い手応え、グレだ、と思った瞬間針ハズレ。ABAさんの第1投、ウキが沈む。ギューンだが針ハズレ。魚影は濃いようだ。その後、ABAさんは40cmを頭にグレ連発。私は・・・アタリはあるのだが魚が上がってこない。
 ウネリがあり頭から飛沫を被ること3回。足下は洗濯機の中状態で仕掛けが落ち着かない。ごそごそと釣って外道を7匹。これはこれで酒の肴になるのでキープする。肝心の1匹がいないし、頭からびしょ濡れになったのでABAさんに擦り寄っていく。何とか1匹をと粘って38cmが納竿間際に釣れました。

 で、8種類。全て1匹ずつというのも計算したようで面白い結果です。先日の津島もそれなりに楽しいが、大島のグレ1匹の価値は計り知れない。大島しか釣行しないという釣り師が多いのも頷けます。また来週に期待です。

   追加・・・神戸のABAさんが撮ってくれた写真をもとにゾウノハナを再現してみました。写真は午前中の様子。風もなく比較的穏やかな海況でした。私はバラしましたが赤丸がグレのヒットしたポイントです。何処へ投入してもこの部分へ舞い込んでくるので釣るポイントとしては間違いなかったと思います。
 しかし昼前から正面からの風とウネリで私の釣り座は頭から3回飛沫を被りました。赤丸ポイントは左奥への波でウキが吹っ飛ぶ。時折写真のように静かになるのでその時を期待して粘っていたのだがダメ。
 納竿前、東のキバのシモリ先端から向こうにかけて鏡面となっていました。今のグレは流芯とか洗濯機の中にはいないだろう。ひょっとしてグレはここ。向かい風に抗して遠投しないと舞い込んでくる。数投目、ウキが沈む。38cmグレでした。グレはここにいた。的確にコマセを打てば喰いそうだが3回の飛沫でバッカンの中は水浸し。コマセが届かない。
 納竿10分前、再びウキが沈む。ギューンと重い手応え、インテッサが根元から曲がる、これは大きい、だがプッツン。シモリ磯で切ったのだろう、道糸から飛んでいた。海が荒れてくる前からこの緑ポイントを攻めていればと悔やむが、これも釣り。次回の教訓となりました。

 追加の追加・・・珍しいので刺身と湯引きをつくりました。下段の3列は湯引き、左からキツ、メンドリ、ゴンタ。上3段は刺身、下左からアイゴ、サンタ。上へ、丸ハゲ、イサギ。最上段はグレの合計8種。下に敷いている海藻はアンロク。
平成26年2月25日  牟岐大島 いろいろ    水温 17.2〜17.5
 牟岐大島に「いろいろ」なんて磯はありません。今日は息子も釣行です。息子の上がった磯は「カブト」、先日の私のリベンジ。で、私はカイナゲ、タニハンの地。船内クジ最下位の私は釣り場への移動に岩山を伝い歩きでヘトヘト。でも安心した事がありました。狭心症の症状が出なかったのです。いつもニトロは携帯しているのですが、大丈夫、飲まなくてもいけます。これは爆釣のメッセージ。
 穏やかな春爛漫の今日、昔なら春霞がかかり歌の一句も出てきそうです。しかし、今はPMなんとかなんとかが飛来しているそう。「春霞」でいいのにと思うのは私だけでしょうかね。
 最近の「徳島の海釣り」ではタニハンの地には船着とタニハン側の2ヶ所しか矢印はありません。しかし昭和50年代の「写真で見るとくしまの海釣り」を見てみますと、海から見て左側にずらりと矢印が並んでいます。後者の写真にはシモリ磯が点在している様子が鮮明に映っており船着よりも左側の方が複雑な地形をしているのが見えます。
 先日、息子が利用している渡船の船長さんが船を止めて「この下を見てみ」と言って見てみると、磯からは見えにくいが大きなシモリ磯があり「昔はここで良く釣れた」とのことでした。この話を釣行前に息子から聞いていたので期待はありました。
 今回、阿波丸船長さんの薦めでこのポイントへ重い荷物を運び移動した次第です。普段は釣り人は上がらない磯、船着きから遠く離れているので敬遠されます。いつもは釣れないらしいけれど今回はラッキーでした。
 今日の結果は、息子は7匹。最大はメスの子持グレ46cm。私は16匹。最大は38cm。写真は息子と私の釣果の一部です。グレ釣りはしばし休憩。疲れました。
平成26年2月24日  津島 ナガバエ      水温 17.5〜18.2
 津島の馴染みの渡船が廃業なって最近は大島が多いのですが、ふと津島へ行きたくなりました。船内客7名でクジは7番。あーあ、終わった。磯クジ6番を引いていた渡船が佐尾山の2人だけで6番の残り磯に登礁です。しかし7番では磯は無し。オオバエ東に上がるが正面からの強風と10cmに満たないイサギにギブアップ。「変わろう」との船長さんの言で「ナガバエ」へ。
 私、津島は古い。50年間で200回以上は釣行している。全ての磯と言っていいくらい磯上がりしているがナガバエは1回だけ、普通は上がらない磯だわ。風波の待避釣り場。まあ歳もとったことだし、風裏で暖かいし、のんびり座って、アイゴでも釣れればいいかな。で、2投目でアイゴが釣れる。あらま、釣れました。続いてウキが沈む。ひょっとして、これはグレのアタリ。・・・35cmのグレだわ。
 それからは大変、釣れる、釣れる、お父さんグレでっせ、の連発。ほぼ1投ごとにウキが沈む。手の平に満たないグレも多い。普段は放流しない主義だが今日はすべて放流。11時くらいからコマセに巨大なボラが舞う。これが食いついたりして邪魔をする。このボラを避けて釣ったのですが、ボラがいなければ40匹くらいは釣れていたと思います、25〜38cmで30cm超えは10匹くらい、40cm超えは来ませんでした。たまにはこんな日もあっていいでしょう。
平成26年2月22日  牟岐大島 大枕      水温 17.2〜17.5
 息子の釣行です。渡船客26名で船内クジは24番だったそうです。磯クジは10番だったけれど満杯で上がる磯が無く18番の無名磯へ、アタリ無し。友人のアイ君のいる大枕に磯変わりしたそうですがここも不調。ウマノセの先端はよく竿を曲げていたが他は芳しくなかったようです。
 ワキグレが出ているようなので、クチブトはそれに参加して磯に付いていないのでしょう。いつもの大島に戻りました。来週からは厳しい釣りとなりそうです。
 写真は大枕での釣果。主役がいません。
平成26年2月20日  牟岐大島 カブト     水温 17.4〜17.8
 牟岐大島好調との情報で予定を変更して本日の釣行となりました。強風だが磯クジは風裏となる7番。上がった磯はカブト。2桁釣りは間違いないと思ったのだが現実はそんなに甘くなかった。
 コマセを撒くと足下で巨大なキツが舞う。ギューンプツンの繰り返し。最初のグレ1匹を釣るまでに2時間近く掛かった。さあこれからと思うのだが相変わらずキツの猛攻。あちこちにシモリがありキツの巣窟となっているようだ。グレは見えないが時々喰ってくる。ハリス切られは10回以上あったと思うが、そのうちの何匹かはグレだったかもしれない。
 ボーズなら諦めもつくけれど中途半端な釣果にはモヤモヤとしたものが残る。この2倍は釣りたかったし釣れる機会でもあったと思うが腕の未熟さ所以だろう、また次回に期待するとします。
平成26年2月17日  牟岐大島 ゾウノハナ   水温 17.3〜18.2
 牟岐大島をホームとしている釣り師の皆さんは今日が最良の日と思ったはずです。速い上り潮で水温は18度、やっと強風から逃れて大島の全磯で竿出しが出来る。今日釣れなくていつ釣れる。
 重ちゃんと同行です。船内8人で私が1番。磯クジは7番を引きたかったけれど5番。どうもこの周辺は苦手。もう何年前になるのかなあ、昔「カナジ」で落石があったとき、その2日後に釣行、7番を引いた。天井の岩が剥げ落ちた跡が生々しく恐かった思い出があります。それ以来、6番は登礁禁止になりました。
 まあ今日はゾウノハナかな。以前に上がったことはあるがボーズの思い出しかない。7時過ぎ息子から電話が入る。「何処へあがっとん」「ゾウノハナ ポイントがわからん」「東の牙との間の水道、重い仕掛けで止め釣り」、息子の電話でのアドバイスが功を奏したようです。
 写真のようになんとか釣れました。グレは大島独特の丸い美しい体型。愛媛のグレのよう細長くありません。腹はぱんぱん、白子がピューツです。
 重ちゃんとほぼ同ペースでの釣果は楽しく釣りができました。今日予想外の出来事が、なんと、大島の竿頭は港の中の「タコ」。午前中でグレ13匹、コマセにグレが湧いていたそうです。

平成26年2月12日  牟岐大島 港のクジラ   水温 15.8〜17.2
 強風だが釣行です。昨日の11日は息子がタワラでボーズだったので父がリベンジ。水温は大島に近付くと17度台。これは釣れる予感だが ソエバのてっぺんから波が乗り越えている。南からのウネリと北からの強風で条件は昨日より悪いらしい。
 3、4、5・・使えない。18、17、・・・・使えない。渡船は9隻、一体何処が使えるの? 今や港の中、マツ、タコ、クジラが1級ポイントとなりました。
 「クジで港の中が外れたら帰ろう」と皆さんの意見は一致しました。引いてきたクジは21番。大島に21番クジってあったの? 19番までと思っていたのだが、20番は、抽選場、マツ、タコ周辺。21番はクジラ、スベリ、不動、周辺らしい。そんなの初めて知りました。普段は1番と2番に含まれているのかな?、いや、磯クジの対象にはなってないのかな? まあどちらでも大して変わりないです。9隻の渡船のうち残ったのは6隻、3隻は牟岐港へお帰りです。
 K氏に付いてクジラへ上がりました。スベリには神戸のABAさんと重ちゃん、不動にはO名人。いきなり重ちゃんの竿が曲がっている。アイゴが来たようだ。続いて2匹目。それならと私はフカセから胴付き仕掛けに変更。これでアイゴ爆釣の目論見だが・・・・ダメでした。コロダイと赤アジ3匹で終了。
 昼までは陽が射して暖かい釣り場でしたが午後は日陰です。一気に気温が下がり、寒い、寒い、寒いの3連ちゃん。水温も下がったのかな? 朝はエサトリがいたのだが午後からは全く反応無し。まあこんなもんでしょう、所詮は港の中です。
 コロダイの湯引きを作ってみました。これがまた絶品、味はキツに似てあっさりとしている。こりっとした皮の感触は日本酒熱燗にぴったりです。酒は先日神戸のABAさんより父の3回忌仏前にといただいた、灘の「剣菱」。さらっとした「剣菱」は父伝来我家晩酌御用達日本酒伏見「月桂冠」とは別味。新鮮な磯魚にピッタリです。酒も魚も美味い、今夜はきっと天国を彷徨います。
平成26年2月7日  牟岐大島 あちこち    水温 14.2〜15.6
 息子の釣行です。低水温悪天候の予想で釣り客は大島全部で5〜6名くらい。渡船は3隻でジャンケン。息子が勝ってヒッツキ高へ。水温は16度近くで釣れる予感はしたが「タモを風で飛ばされんように」との船長さんの言。ヒッツキ高は上に岩の割れ目があるが、そこに挟んでいたタモが風で吹き上がり海に飛ばされたらしい。すごい風。タモは浮いていたので渡船を呼んで回収できました。
 「この機会に変わろうか」との言でカナワ東へ、ここはアタリ無し。続いてホリモンへ。ここも同じ。昼前にピストルへ。ここで釣ったのが写真の30〜40cmグレ6匹など。「朝から上がっておれば」と悔やんでいました。
 強風に雪が舞う。グレってそんな日に良く釣れるのだが今日はさすがに厳しい一日だったようです。
平成26年2月4日  牟岐大島 あちこち    水温 12.7〜14.4
 もう8番はええわ、左に1を付けて、などと言っていたら船内1番の重ちゃんが18番を引いてきた。思惑通りだが18番周辺は水温12度台。あーあ、最初タニハンの地、生命反応無し、続いてモモの地、ここも同じ。「港へ行こう」とのことで湾内へ。マツ、タコ、? 何処か知らないけれどイサギが釣れました。今日はボーズ覚悟の予感が大、帰りにカンパチの切り身でも買って帰ろうかなと思っていただけに嬉しい釣果です。
 納竿は2時前、突然の突風に海は大荒れ。帰りの道中はローリングとピッチングの心地よい繰り返し。久しぶりの揺れる船、左舷が水面スレスレまで傾く、通路のゴムマットは海中へ吹っ飛ぶ、顔が青くなっている釣り客も、しかし牟岐の渡船は絶対に心配ない。私はこんな揺れが大好きなんです。
 私も昔は10年間、28尺ヤンマー漁船のオーナーかつ船長で伊島沖をたむろしていました。しかし、あの時の私の船ならこの風と波ならケツを振られ、船は間違いなく蛇行する。さらには波は頭から被るならまだしも舳先を突っ込み大きな横波に転覆の心配も浮かんでくる。しかし阿波丸の航跡を見ていましたが牟岐港に向かって真っ直ぐ一直線、すごいわ、エンジンのパワーだけでなく船長の技術がすごい。大きな波の中を真っ直ぐ船を走らせる難しさは舵を持った人には解ります。
 で、すごい強風、撤収の遅れた渡船とか小型の渡船4隻は大島の湾内で帰港を待機。午後2時前後、山は雪、突然の突風。私、大島は50年近く釣行しているのですが初めての出来事です。でも楽しい一日でした。  
平成26年1月29日  牟岐大島 またも8番   水温 12.5〜13.8
 あのクジは8番しかないのか、などと思ってしまう今日この頃です。またも8番。釣り客6名でヤカタとヒッツキに3人ずつ別れる。私はヤカタ西。今日の水温は13、7度。水温が16度あったこの前のようにはいかない。ウキ下5〜6ヒロで釣れと船長さんの言。まずは磯際でゴンタ君が挨拶。しかしそれっきり。ヒッツキのO名人はいつ見ても竿を曲げている。
 磯変わりを考えたがヤカタから変わるなんて大島に怒られそうなので我慢する。沖を流していた竿が引ったくられる。35cmイサギ。刺身に美味そうだわ。干底から満ちに変わると本格的なアタリが出始める。磯際のギューンプツンはキツだろう。沖でギューンと来るのはグレだと思うのだが。写真は神戸のABAさんが撮ってくれたもの。こんな感じのが6回。5回がプッツン、1回は針ハズレ。この前はハリス1.2号で全て取り込めたのだが、今日はダメ。
 ヒッツキのO名人は30〜45cmを10匹余りでクーラー満タン。今日の大島の竿頭だと船長さんが言っていました。水温が低くても8番は釣れる。また来週です。
平成26年1月23日  牟岐大島 ヤカタ胴    水温 15.8〜16.2
 いつものメンバー4人での釣行です。船内客は16名。平日というのにこの多さは異常。大島快釣のニュースが流れている関係からだろう。そんな中、神戸のABAさんが1番を引いた。そして磯クジは8番。またも8−1、この前はヒッツキで惨敗だったので我々4人と別の4人でヤカタへ上がる。東へ2人、高へ重ちゃん、胴へ神戸のABAさんと私と他の2人の4人が並ぶ、西へ同行のK氏。8人で満杯。
 実は昨日、息子からヤカタ攻略法を伝授されていた。先日のヤカタで14匹の竿頭の息子が言うのだから聞いておく必要はある。仕掛けは出来るだけハリスを長くとって水中をヒラヒラ漂わす。ナマリを打ってはダメ。そして沖の鏡になっている潮目を狙う。グレはそこにいる。大遠投するか流し込むかはその日の潮と風次第。喰い渋っているヤカタで2桁に乗せるには最良だろうと言っていた。
 私はハリス1.2号を3ヒロとった。その上1ヒロにウキ止め。ヤカタは釣り座が高いのでこの長さでも取り込める。ただ息子はハリスは1.5号ないと取り込みに時間がかかると言っていた。私は細ハリスが好きです。ハリス1.2号でクチブトに対峙するときは49cmまでは絶対に切れないと信じています。息子の竿はインテッサ、私はVIP磯。5万円の竿では5匹、10万円の竿では10匹、釣果は竿の値段に比例する。昔こんな言葉を聞いたことがある。高価な竿ほど細ハリスでも切られないような気がする。案外当たっているかも。
 リールは2人ともトーナメントISOーZ、ウキは遠投用の自作ウキ、ウキの安定のためにサルカンにBを2個打つ。息子はウキを潜らせて行くのを好むが私はウキは浮いていないと気持ち悪い。浮くからウキなんだ。
 沖の方は速い上り潮で潮と風が逆でした。皆さんウキを沈めて潮に乗せていたようですが、私は敢えてウキを大きく浮かせました。それによって遙か沖の鏡になっている潮目まで風で運んでもらいました。ウキを沈めていたら沖の潮目までは届かなかったでしょう。
 ちなみに私の仕掛けケースの中にはナマリはBしか入れていない。ジンタンとかなんとかかんとか、複雑なのは分からない。Bを打たないか、1個打つか2個打つかなど、単純である。針は4号と5号のみ、これで充分。仕掛けは昔流のノーマル仕掛け、水中ウキを付けたり、その他何とか仕掛け、何とか釣法なんてのは知らない。だから釣れないのかも知れないが、Simple is the best これが私の信条です。
 で、結果は12匹。最大は47cmのメタボグレ。息子の言うとおりにしなければ多分1〜2匹に終わっていたでしょう。
平成26年1月15〜16日  牟岐大島 いろいろ 水温 16.8〜17.1
 15日は私の単独釣行。クジはまたも8-1。ヒッツキ高で惨敗。グレ5匹に終わる。
 16日は息子も釣行で吉野丸、私は神戸のABAさん達といつものメンバーで阿波丸。前日とは違って南西からのウネリが高い。私達の磯クジ3番周辺は白いサラシで仕掛けが安定しない。息子はヤカタ西、ここも飛沫どころか波が背後から足元を洗う怖さ。写真は息子の釣果14匹。最大で42cm。私は写真無しだがグレ6匹とアイゴ13匹。
 ちなみに今日17日、息子の友人が大島へ単独釣行。クジはまたも8−1。ヤカタ東だそうです。8−1の大安売りですな。  
平成26年1月11日  牟岐大島 ヒッツキ高   水温 14.9〜15.5
 息子の釣行です。友人のアイ君が船内1番、磯クジは8番。大島8−1、年に1回あるかないかの夢の数字。ヤカタ東かヒッツキ高か、二人だったので息子は一緒にヒッツキ高へ上がったそうです。これが正解。
 アイ君はワキグレを朝一から快釣。息子はぽつりぽつり程度。終日、ヒッツキとヤカタの間のワキグレを狙ったそうです。結果、アイ君14匹、息子7匹。型はそれぞれ30〜42cmなので充分でしょう。丸く体高のある大島特有のグレ、明日は刺身三昧・・・・
平成26年1月4日  牟岐大島 9番ウマノセ  水温 13.2〜13.7
 息子の初釣りです。船内クジ24人中11番、磯クジ2番。渡船14隻で何処へ上がるたってこれは困るわな。最初象の鼻の近くに上がっていたが途中から9番ウマノセの船着きに上がったらしい。
 グレは見えるのだが喰わない。ハリスを1号に落としたら1発で喰ってきたらしい。だがその後はアタリ無しだったのでハリスのせいでは無いのかなあと言っていた。グレが喰う気が無かったのだろう。
 そろそろ爆釣の日が訪れると思うのだが、さて、その日は何時かな?