平成24年12月29日  牟岐大島 4番馬の背
 息子の釣行です。天気予報とは違い無風快晴に等しい日。朝一はウネリガ残っていたらしいが程なく穏やかになったそうです。今日の吉野丸は釣り師は9名と少なかったらしい。磯はがら空き。4番馬の背ではエサトリはほとんどいなく、コマセにグレが舞っていたそうです。この喰い渋るグレを如何にして釣るか、日振島の黒い絨毯とは別次元の課題のようです。
 で、結果は39cmを頭にグレ9匹、アイゴ2匹はおまけ。んーん、言葉は無し・・・・・まいったわ。
  平成24年12月26〜27日  日振島
26日 キマグレの横    昨年の27日に上がり爆釣した磯だが今年はどうかな。コマセを撒くとエサトリはそんなに多くはいないようだ。昨年と同じような緩い潮に乗せて仕掛けを流す。餌は残ったり残らなかったり、ドスンと大物が来そうな雰囲気が漂う。しばらくしてウキが沈む。グレのアタリが来た。今日はインテッサの1.5号竿にハリス1.5号。心地よいグレの引きを味わい上がってきたのは33cm。幸先良いスタートに気を良くする。
 その後もぽつりぽつりと釣れるがサイズが次第に小さくなる。潮が引いてからはアタリは無くなり結果は33cmを頭に28cmまでを5匹、サイズ、数といい大島の釣果と変わらない。明日に期待することにする。
27日 ムラコシ2番    無風快晴のベタ凪。偶然ではなく1週間前から予想天気図を追跡し、今日は落ち日和でべた凪、使える磯が多く最良の日と予想した日。そして上がった磯はムラコシ2番。今日は大潮、釣れるの間違いなし。
 速い潮が流れている。ただエサトリの数が半端じゃないのが気になる。コマセを撒くと下から湧き上がってくる。その数は次第に多くなる。エサトリをコマセで分離なんて技は無理。まさに黒い絨毯。
 エサトリを避けながら釣っているとウキが沈んだ。グレが来た。だが25cm。2匹目は28cm、大島どころか中林のグレだわ。仕掛けを交換、Bのオモリを5段打ち。ウキは1号に代え、タナは4ヒロ。一気にエサを沈める作戦だがこれが成功した。
 ウキが沈む、30cmグレ。続いて33cmと次第にサイズアップ。そろそろ来るかな40オーバー。そしたら来た。ウキが沈む。ズンと重い手応え。やっと来ました。大物グレとのやりとりは気持ちいい。なかなか姿を見せない相手に心臓はドキドキと張り裂けそう。そして浮かび上がったのは47cm。日振島へ来た甲斐があった。
 午後に潮が引くとアタリは遠退く。コマセを打ち、仕掛けを投入する単純作業の繰り返し。釣れる気配はなくぼんやりとしていると沖を流れていたウキが消えた、ん、アタリ? 竿をあおるとズンと重い手応え。大物グレが来た。退屈なので座って釣っていたが座ったままでは適切なやりとりが出来ない。立ち上がろうとしたがメタボ腹の身体はにわかに上がらない。よっこらしょっと上がろうとしたときギューンと竿をのされた。レバー操作で竿を立てようとしたが遅く、沈み根で切られてしまった。惜しい、残念、悔しい。若い頃なら取り込んでいただろうに。やはり立って釣らないといけないなあ。
 今回の釣行、47cmが1匹釣れたので良しとしよう。反省すべき点は多い。日振島は牟岐大島の釣りの延長と見ていたが見方を変える必要がありそうだ。仕掛けは良いとしてもコマセの工夫が必要なのに気付いた。分析は別の機会に。
  平成24年12月12日  牟岐大島 ナデ
 神戸のABAさん、重ちゃん、私、息子、i君の5名での大島です。釣り客は10名、船内クジは息子が1番、私は2番。親子ですみません。磯クジは好調の10番。息子と友人のi君はミッチャへ、私は神戸のABAさんと一緒にナデへ上がる。今の大島の状況からすれば順当な所でしょう。重ちゃんはエボシから西の牙へ。
 開始第一投目にウキが沈む。手の平サイズのグレ。グレの気配があるので気を良くするが後が続かない。神戸のABAさんは常に竿を曲げている。赤色のオジサン(メンドリとも言う)の入れ喰いの間に大きく竿が締め込まれている。大型グレ間違いないが針ハズレ、残念。すぐ後に待望のグレ33cm、続いて37cm、33cmと神戸のABAさんの独り舞台が続く。
 ミッチャの息子は30〜35cmグレを9匹と30cmイサギ1匹。i君は35cmグレを4匹。重ちゃんは42cmグレ。皆さん腕達者です。 私は小型グレ2匹と最後に52cmキツを取り込んだだけ。磯タモ柄が風で跳ばされて海中へ、あーあ。
 写真、上は私の釣果、下は息子の釣果です。皆さんでワイワイガヤガヤと楽しい一日でした。お世話になりました。また次回もよろしくお願いします。
  平成24年12月5日  牟岐大島 9番ウマノセ
 神戸のABAさん、重ちゃん、Kさん、私の4名での牟岐大島です。船内ジャンケンで負けたABAさんが抽選場へ。磯クジは9番。多分今の大島では一番良いクジでしょう。オシドリ、ジョウギ、ウマノセ。一級磯のオンパレード、潮は絶好の上り潮、何処へでもどうぞ。
 私はウマノセ、「先端へ出なくても遠投すれば釣れる」とは船長さんの言。その通り、足場の良い船着きに陣取る。満潮になるまではエサトリはいなく心地よいグレの引きを3回堪能できた。12時に息子から電話が入る。「何処に上がっとるん」「9番ウマノセ」「先端?」「いや船着きから」「先端へ出なあかんだろう」・・・まあ分かるけど、66歳のお爺さんには先端は無理だわ。
 でもなんとかグレは釣れました。33〜36cmを3匹。充分満足しています。オシドリは5匹、ジョウギ先端は2匹、桃オチで60cm近いキツ。皆さん満足した一日でした。退院後の体調は良さそうなので大島通いになりそうです。
  平成24年10月31日  由岐 テグス西
 中林か由岐かを迷ったが30cm超えのグレを釣りたくて由岐にする。上がった磯はテグス西。ここならグレの期待は大きいが釣れるのはアイゴ。型は30cm前後で9月の時より一回り大きくなっている。シマアジも釣れたりしたが期待のグレは手の平サイズを5匹と寂しい。アイゴは15匹くらいか。フカセでアイゴがこれだけ釣れるし、グレは釣れないので11時に胴付き仕掛けに切り替える。
 胴付き仕掛けに変えたらほぼ1投ごとにアイゴが釣れてくる。激しい運動は医者から禁止されているので数匹釣っては休憩の繰り返し。いくらでも 釣れるのでこのまま納竿の3時まで釣れば運ぶのが大変。体調も芳しくないので12時過ぎの船で納竿とする。
 結果、アイゴ34匹、子グレ5匹、シマアジ1匹。刺身魚を釣りたかったのだが残念。アイゴ3匹とシマアジを刺身にする。アイゴの刺身は臭みも少なく結構旨い。しかし隣にシマアジの刺身があるので比較すると問題外。圧倒的にシマアジが旨いのは言うまでもない。またしばらくアイゴを食する毎日が続きます。
  平成24年10月10日  中林 舟磯
 アイゴを釣りたくて由岐へ行こうかと思っていたが最近は波が高いので渡船が出るかどうか分からない。そんな折、中林でアイゴが釣れているとの情報。我が家から10分の距離、これを見逃す手はない。釣り客は11名、クジは11番。最下位だわ。皆さんアジ、サバ狙いで燕バエ方面へ向かった。残りの3名で舟磯へ上がる。
 昔ここで潜り大きなアワビを獲った記憶がある。懐かしさに浸る間もなく第1投目からウキが消し込む。カンカンと心地よい引き。28cmのアイゴ。由岐で釣れているのと同サイズだ。コマセに無数のオセンが舞う。アイゴの姿は見えないがその下にいるのだろう。1投ごとにアイゴが釣れてくる。ほぼ入れ喰い状態。2号竿が胴より曲がり竿先が水面まで締め込まれる。アイゴ釣り大好き人間にとっては至極の時間が続く。
 9時過ぎの見回りのときクーラー8分目になっていた。納竿の4時まで釣ればバッカンを使っても足りないかも知れない。しかしその心配は必要なかった。東風が強くなりだすと釣れるペースが少し落ち、潮が上がってくると頭からシブキを被りだしてずぶ濡れ。そんなとき12時に撤収の船が来た。丁度良かった。クーラー満杯で押さえないと蓋が出来ない状態だった。「30匹はおるなあ」とは船長さんの言だが、私は「もっと、50匹は超えている」と思ったが黙っていた。新聞には30匹と掲載されるかもしれない。実際は写真のように58匹でした。最大で32cm、27〜28cmが平均の大きさか。これなら由岐へ行く必要はない。近くの中林で充分。
 私のこのクラスのアイゴ釣果記録は県内では牟岐津島サンゴで62匹、県外では由良半島小猿で80匹の記録。しかしどれも終日の釣り、午前だけの釣果としては新記録となるようです。昼までで良かった。帰ってからの料理に3時間かかった。刺身、湯引き、干物、煮付け、しか知らないので何か新しい食べ方を研究してみよう。
  平成24年9月9日  安戸池
 安戸池コーナーがあるのだが、昔ほど釣行しないのでこのコーナーに掲載。Y氏と一緒に安戸池です。放流祭らしいので期待をしての釣行、釣り客は50名余りと多い。クジは後ろから10番目くらい。釣り場所あるんかいな、と思っていたら昔よく釣っていたポイントが空いている。Y氏と二人並んで開始です。朝の放流で左隣のY氏の竿が曲がる。強烈な引きに耐えて取り込んだのは60cm余りのカンパチ。旨そうだわ。右隣の人は3匹。真ん中の私はアタリ無し。あーあ。
 昼からの放流に期待できないので、Y氏のカンパチを、3枚に下ろして貰って片身ずつ分ける、つもりだったが、午後の放流で私にもカンパチが釣れた。65cm、3.4キロ。仲良く1匹ずつ釣れ満足な結果となりました。
 父と一緒に釣行していた頃の知人がたくさん来ていて、父の思いで話など、皆さんから暖かい声を掛けていただきました。間もなく3回忌を迎えるのだがいまだに覚えてくれているのに目頭が熱くなりました。
  平成24年9月7日  由岐 間バエ
 鮎の合間に磯もいいかなとの思いでアイゴ釣りに出かけました。今好調の由岐の磯。上がったのは間バエ。ここ数日釣れているらしいので期待は持てる。第1投からウキが消し込む。久々に味わうアイゴの強烈な引きはたまらない。27cmくらいか。無数のエサトリだが今の時期エサトリを嫌がっては磯釣りは出来ない。エサトリ集団の周辺、真ん中へと関係なく仕掛けを打ち込む。棒ウキが心地よく消し込むのがたまらない。  8時半の見回りで10匹くらい。納竿の3時までに50匹は釣れるなんて思っていたら10時の満潮から引きに変わるとピタッと止まってしまった。エサトリもいなくなった。集団でどこかへ行ってしまったらしい。午後から3匹追加しただけ。結果はアイゴ22匹、ほとんどが25〜27cmで35cm超えは4匹。カワハギ13匹、これは30cmクラスが2匹混じり刺身が出来そう。  久しぶりの磯釣りは川より暑かったがアイゴ釣り大好き人間にとっては暑さも吹っ飛びました。