平成22年5月12日  牟岐大島
 重ちゃんと二人での釣行です。水温は16度台で昨日までより1度下がっている。この1度の下がりが致命的でした。磯は7番。重ちゃんは沖富士、私は地富士。全く反応無し。9時に重ちゃんと交代する。変わって間もなく重ちゃんが地富士でイサギを釣る。さすがです。私は沖富士で全く反応無し。ゆっくりと沈む撒き餌にグレの姿は全く見えない。昼前にギブアップ。
 仕方ないので子供の頃、「磯もん」と呼んでいたタカノツメ、イガイなどを採取する。これを塩ゆでしポツリポツリと食べると美味いんです。昔懐かしい味です。
 写真は沖富士で採取した「磯もん」、早速塩ゆでです。魚を釣りに行っていた筈なんだが、持って帰ったのは「磯もん」でした。
  平成22年5月3日  武者泊
 武者泊の沖磯は、ヤッカン、ヒョウタン、アブセ、ヒラバエの4磯がある。沖合にポツンと点在する岩礁群、どれも超のつく一級磯ばかりだ。渡船どうしのジャンケンで1番になっても何処に上がるか迷って仕舞うほどだ。
 今日は全員で「ヒラバエ」にあがる。潮は速い上り潮。磯を取り囲むようにワキグレがいる。うみはベタ凪、水面がピシャピシャ、緑色の魚体が絨毯を敷き詰めたように見える。最初は「あれは喰わない」との意見一致だったが、息子が最初の1匹を釣る。それならこれを釣らない手は無い。それから潮の変わるまで3時間、「ヒラバエ」はワイワイガヤガヤのお祭り騒ぎ。
 しかしすぐには喰ってこない。群の真ん中に刺し餌があるのに喰わない。全員がハリスは50cmにとるが、皆さん細かい所はそれぞれに工夫を凝らしている。ウキ止めを外す、サルカンでなく直結する、シモリ玉はとる、ハリスを細くする、針は4号に落とす・・・などなど。その効果あってか、次第に竿が曲がり出す。皆さん腕達者です。
 私は1号ウキにハリスは1.25号を使う。ここで先日購入した1、25号ハリスの登場です。これを予期していました。ハリスを細くするとウキが消し込んだ。上がってきたのは32cmの緑色のグレ。嬉しいなあ今回初めてのグレだ。実は私だけがグレボーズでした。しかしその後は順調、42cmもワキグレの中で喰ってくる。
 「ヒラバエ」はいつも誰かが竿を曲げている。同時に二人の時もある。ウキ下50cmのグレ釣り、いやこれはグレ釣りでは無い。グレが喰ってきているだけだ。とかなんとか言っても、グレが喰うならそれでいいのです。お祭り騒ぎは3時間ほどで終了する。潮が下りに変わるとピタッとワキグレは消えてしまった。皆さんそれぞれの磯に戻ってしまったようだ。後はアイ君がイシダイ、イサギを釣った以外、全くアタリ無しでした。
 結局、「ヒラバエ」での釣果は32〜43cmのグレを全員で30匹くらいか。もっと釣ったようだったが案外少なかったようだ。しかし楽しかった。何もかも忘れて夢中に釣った3時間でした。
 帰りの高速渋滞にはウンザリ、SAはどこも満員で駐車もできない、5月の連休は動かない方が良いようだ。
  平成22年5月2日  武者泊
 同僚のO氏、息子と友人のアイ君、H君の5人で武者泊への釣行です。予定は2日は朝夕の通し、3日は朝釣りだけです。
 2日朝釣り・・・息子達3人は「ヤッカンのワレ」私達2人は「ヒョウタン」にあがる。どちらも武者泊きっての超一級磯。とくに「ヤッカンのワレ」は絶壁にパイプで足場を組んだ釣り場。釣り師あこがれの磯、宇和海では間違いなく5指に入る磯だろう。
 潮は速い登り潮、我々の「ヒョウタン」の周りもゴーゴーと潮が走る。この流れに乗せて仕掛けを流すとウキが見えなくなるころにドスンと竿が引ったくられる・・・はずなんだが私は釣れない。O氏は45cmグレ、35cmイサギを順調に釣る。一回大物のアタリがあったが切られてしまう。私はイサギ3匹に終わる。「ヤッカンのワレ」では息子が36〜45cmのグレ6匹と35〜40cmイサギを4匹の竿頭でした。ドスンの大物アタリもあったそうだが取り込めなかったらしい。
 3日夕釣り・・・5人全員で「アブセ」です。ここも潮に乗せての本流釣り、ウキ下は竿2本にとり、イサギとタイ狙いです。ここでは皆さんイサギを釣る。>br>  沖を流していた私に大物のアタリが来た。ズンと重いアタリに竿が満月になる。ギューンと締め込まれるが何とか耐え、徐々に引き寄せてくる。キーンと糸鳴りが心地よい。50m沖からゆっくりと寄せて来て間もなくウキが見えると思った瞬間ふっと軽くなる。ハリスは2.25号、3号にしておけば良かったと悔やんでも後の祭り。いつもながら逃がした魚は大きい。多分タイの大物だろう、多船でも数匹釣れていたようだ。
 結局夕釣りは全員でグレ数匹、イサギ20匹くらい。写真は2日目の「ヒラバエ」から見た「ヤッカン」。「ワレ」はこの写真の向こう側にある。左側の低い磯が「ヒョウタン」。そして下が有名な「ヤッカンのワレ」、水深40mの青黒い海中とゴーゴーと流れる潮。沖鷹と呼ばれる回遊性巨大尾長の通り道。ここに上がれるだけでも武者泊に来た甲斐がある。
  平成22年3月12日  牟岐大島
 神戸のABAさん、重ちゃんとの3人での釣行です。神戸のABAさんは前回ボーズだったので、今回リベンジです。釣り客は我々3名だけ。渡船貸し切りです。抽選は神戸のABAさんが石切場へ。磯クジはは3番、重ちゃんがピストル、二人は沖ソエです。
 開始早々重ちゃんがグレを釣り上げる。早い上り潮が走り釣れる気配は十分なのだが、沖ソエの2人のウキは沈まない。足元にキツの群れが見えるので私はキツと戯れることにする。ウキ下1ヒロにしてコマセに舞うキツ狙い。ギューンと消し込むが止まらない。1.5号はプッツン。当然。それではとグレメタルの出番です。しかしここのキツは賢い。グレメタルに喰ってこない。
 「18番に入れるから一人行こう」との船長さんの言で私が磯変わりです。行ったのはオハナの北の地。先週釣った所です。両サイドの釣り人に「お願いします」と挨拶をします。「どうぞ」と皆さんの暖かい言葉が嬉しいです。  前回同様、グレはコマセに浮いているだろうとの予想で、ウキ下1ヒロで始める。数投目でウキが沈む。グンと重い感触が心地よい。グレだわ、嬉しいなあ。2匹目も程なく来る。アタリはあるのだが掛からない。難しい。しかし開始30分くらいで潮が下りに変わるとピタッとアタリが無くなった。
 ウキ下を徐々に深くして行き、4ヒロでエサが無くなる。そしたらウキが沈んだ。3匹目のグレがきた。これは青色のグレ、湧きグレか。続いてすぐにウキが消える。ギューンと重い締め込み。これは大きい。斜め沖へぐんぐんと締め込まれる。キツとは違う。何だろう。何とか止まったが寄ってこない。ふっと軽くなる。1.5号ハリスでは無理か。しかしハリ外れだった。惜しい、惜しいなあ。逃がした魚はいつもながら大きいのだ。
 裏磯へ替わってきた神戸のABAさんから「グレを釣ったよ」との嬉しい電話。2匹釣ったけれど1匹は水面でバラしてしまったらしい。惜しいです。重ちゃんは小型のイサギを20匹近く釣る。周辺ではほとんど釣れていないのに。いつもながら芸術的です。
 今回、皆さんグレの姿を見て良かったです。大島はまだまだ釣れそうな感じです。また来週、大島が呼んでいる。
  平成22年3月3日  牟岐大島
 牟岐大島2日釣りの2日目です。昨日は南からのウネリがあったのだが。今日は北東からの波が高い。磯クジは10番。おそらく東風に変わり、今はナデはやれるだろうが、いつまでかは不明、エボシ、ゴマは無理だろうとの船長の判断で裏磯へ転身する。
 私はオハナの北の地。釣れる時は大釣り出来るそうだが、今日はどうだろうか。コマセにグレが見える。このグレが喰ってきた。嬉しいなあ。1時間くらいで3匹釣る。バラシは3回。1回は針ハズレ。2回は道糸から飛んでしまった。棚が張っており、そこで切られた。取り込みにくい場所だわ。  今日は東からの風が強く、どこも芳しくなかったようです。船長さんの言では、「グレ3匹は大島の竿頭かもしれんよ」、とのことでした。ほんまかいな。裏磯で、正面からの風に向かっての釣りでした。厳しい釣りでした。
 結果は、グレ3匹、アイゴ1匹、ゴン太1匹、ボラ1匹、サンタ1匹、カワハギ5匹でした、グレは無くなってしまったので、写真は以前に釣ったのを張り付けてあります。こんなイメージです。
  平成22年3月2日  牟岐大島
 牟岐大島2日釣りの初日です。昨夜の低気圧通過で今朝は大きなウネリ。釣り客は5名。クジを引けば1番だった。渡船は2隻。抽選場へ行かずにジャンケンです。負けました。使える磯はモモ周辺とカイナゲの一部だけ。私はモモの地へ上がるがキツに2回切られただけ。
 9時に「タワラへ行こう」との船長さんの言でタワラへ行くが、ここもキツの猛攻とサンタ。キツに遊ばれて今日は終わりかなあと思っていたら、昼前に「ヤカタへ行こう」との言。3人でヤカタへ上がるが、北東の風が突風となり足元は洗濯機状態。いくらヤカタでも荒れすぎだわ。
 しかし納竿の30分前に風がピタリと止み、ウネリも無くなる。コマセの中にグレが見え始める。そしてウキが沈みグレが来た。これからというときだが納竿の時間になってしまった。残念だが仕方ない。まあ、今日は荒れるのを覚悟の釣行でした。本命は明日ですが、さて、釣れるかな。
  平成22年2月23日  甲浦の筏
 筏でアイゴとシマアジが釣れているようなので釣行です。2号筏に2人で上がる。広い筏なのでゆったりと釣れる。仕掛けは胴付き3本針、アイゴがいるなら必ず釣れる。隣の人も胴付き仕掛けだが5本針仕掛け。すごいです。
 開始1投目、軽い棒ウキが消し込む。1.5号インテッサが満月になる。アイゴと違う。シマアジだわ。36cm、嬉しいなあ、旨そう。そして2投目、再びウキが消し込む。これもシマアジ。3投目もウキが消し込む、これは針ハズレ。4投目のウスバはオマケ。なんと入れ食い。この調子なら軽くクーラー満タンだ。隣の人は30cmアイゴの入れ食い4匹。私はウキ下3ヒロ、隣の人は5ヒロ。この差でシマアジとアイゴの違いが出ているようだ。しかし二人でワイワイと言ったのは最初の15分だけ。
 50mほど離れた所に養殖魚の生け簀が10個ほどある。ここへ大きな船がエサをやりに来ていた。エサやりが始まるとピタッとアタリが無くなった。シマアジもアイゴもエサトリも、みんなそっちへ移動してしまったようだ。筏から見える海中には生命反応無し。
 エサやりは昼まで続いた。終われば筏に戻ってくるかなと期待したがそれは無かった。結局、朝の15分間で終わっていたことになる。4時までの9時間近くはコマセを撒き、仕掛けを投入するだけ。隣の人も一緒で、ウキは全く沈まなかった。
 いろいろな釣り体験をしたけれど、今日みたいなのは初めてでした。生け簀のエサやりは2日に1回らしい。エサやりの日でなければどれだけ釣っていたかと思うと残念。疲れでしばらくは釣りの気力も消沈です。
  平成22年2月16日  牟岐大島
 昨日は海が荒れて渡船は出ていない。今日は荒れが残っているし、北西が強い。だから明日のベタナギに行くのが常だったが、毎回「昨日は釣れた」の繰り返し。それならと、今日、強風を覚悟の出陣です。今日釣れなくていつ釣れる。渡船客6名の皆さん同じ思惑です。
 船内クジは1番。私が大島の抽選場へ上がります。何年ぶりかなあ、8名の皆さんで「おはようございます」の挨拶のあと抽選です。引いた箸には無限大の記号が。一瞬なんだろうと思ったが、横にすれば8の字。8番だわ。その確率は津島の佐尾山より小さい。
 私は「ヤカタ東」へ。風は北から、ヤカタ周辺はベタ凪です。ヤカタ東はコマセを撒かなくてもグレが一面に群れている。出勤前の息子から電話が入る。「何処?」「ヤカタ東」「20匹釣りよ」「まかしとけ」。
 10時にまた息子から電話、「どうで」「今10匹」「ほんなもんだろう」。7時からの3時間で10匹、納竿までまだ5時間ある。軽く20匹超えだわと思ったが甘かった。何故か、10時を過ぎたらピタッとアタリが無くなった。グレは無数に群れているのだが。ハリスを1.2号に落とす。ギューンとウキが入る。数匹追加するが切られたのも同数くらいある。まあ、いいか。
 12時を回った頃、東か、北東か、猛烈な風が吹く。竿は根元から曲がり、ウキは吹っ飛んでいる。私のメタボ体で座っていても吹き飛ばされそうになる。これでは釣りにならん。2時前に納竿です。後は休憩。ヒッツキの皆さんも同じようでした。今日の8番は10時までが勝負だったようです。
 30〜37cmと型はイマイチでしたが、グレは13匹ありました。久しぶりに2桁です。他にサンタ、キツなど。グレも旨いが、今の時期これらも旨いですよ。熱燗の日本酒に最高。今日の大島は一面に釣れていました。荒れ後にいらっしゃい。船長さんの言うとおりです。
  平成22年2月10日  牟岐大島
 今日は神戸のABAさんが来徳、重ちゃんも一緒に牟岐大島への釣行です。「友 来たる」いつの年齢になっても嬉しいものです。しかし今日の天気予報は波が2m、北西ならベタ凪だが、南西の風ではそれ以上の波。せめて3,4番が使えたらと思うのだが無理。ソエバのてっぺんまで波が来ている。
 で、3人一緒に1番のノコギリへ。ここは釣れる予感がする。しかし間もなく風が出るので無理。8時頃に場所取りも兼ねて私だけが磯変わりをする。「モモ」が空いているので行こうとの船長さんの判断です。
 「モモ」は最初は生命反応なし。タナは探りに探って竿1本半。ここにエサトリがいた。エサトリがいるタナを見つけよ。真冬の釣りの鉄則です。ほどなくウキが消し込む。来ました、しかしこれは40cmのサンタ。タナは合っているか、少し深いか。続いてウキがゆっくりと沈む。軽く合わせるとギューンと強い引き。これはグレだ。サンタの引きとは違う。上がってきたのは43cmのグレ。嬉しいなあ、久しぶりの40オーバーだわ。
 ノコギリにいた神戸のABAさんと重ちゃんが来る。ABAさんはアイゴを、重ちゃんは43cmグレを釣っている。3人並んでの釣りです。コマセの下、3ヒロくらいでグレが舞う。見えるが釣れない。難しい。ウキが消し込む。インテッサが元から曲がる。ギューンプッツン。これが5回、何とか耐えれたのが2回。合計7回連続でプッツン。ギブアップです。
 この間、重ちゃんはイサギを入れ食い、16連発。見ていて、まさに芸術的です。固定ウキで釣っている私には1匹釣れただけ。私は掛けるのだがギューンプッツンばかり、キツでしょうな、グレなら獲れる。裏磯の釣りも難しいです。  
  平成22年2月3日  牟岐大島
 息子が代休なので大島へ行くらしい。それならと私も急遽参加しました。一緒に上がるのもいいが、趣向を変えて渡船を別にしてみました。私は阿波丸、息子は吉野丸での釣りとなりました。阿波丸は船内客5名、クジはあって無いようなもの。吉野丸は24名、息子は3番クジらしい。磯は私は3番のピストルへ、息子は11番の佐本オオバエです。昨日はどこも爆釣だったそうだが、今日はどうかな。
 開始2投目、ウキが沈む。グレが来た。ええっ 本当? 今日は爆釣の予感がする。しかしそれは予感だけであった。以後、全くアタリ無しが続く。風は正面から吹き付けてくる。魚は釣れない。次第に闘争心も萎えてくる。昼前、風が変わり背後から来るようになると、ベタナギになる。底の方でグレが見える。やっと1匹を追加し元気が出るが、グレは姿を消してしまった。
 昼前、「釣れるか?」と息子に電話を入れると、「小型を2匹」との返事。「これで終わりだなあ」と言ったが、終わっていたのは私だけだった。息子のいるオオバエは風と潮が変わりベタナギになると潮目にワキグレが現れたらしい。潮目に沿って無数のグレが帯になっている。仕掛けを投入できる距離。ウキ下50cmにして遠投。ウキは見えないが竿を引ったくるアタリが面白いように来たそうです。これで午後からの3時間で35〜48cmを11匹釣る。針ハズレでばらしたのも4〜5回あったらしい。久しぶりの48cmは大きい。
 写真上が私の釣果。下は吉野丸のHPからいただいた写真。このうちの13匹が息子が釣ったグレらしい。すごいなあ。二人とも渡船内での竿頭でしたが、内容は大違いでした。またそのうち釣れるでしょう。
  平成22年1月26日  御五神
 御五神、今年度の初釣りです。釣り客2名、渡船は3隻で広い御五神のどこへでもどうぞ。しかし北西の風が強く、磯は限られる。私は寝床の1番に上がる。年末にはここでボーズだったので嫌な予感がしたのだが、その通りになってしまった。
 以前にあれだけいたキツの群は全くいない。それどころかエサトリもいない。わずか1ヶ月あまりでこうも違うのかと感心する。潮は速いが時折緩むときがあり、このときがチャンス。コマセを撒き込むとウキが入った。30cm超の小型グレ。狙いは君ではないんだよ。しかし大型は来ない。
 結果は写真の通りグレは4匹いたのだが1匹は写真の前に刺身になってしまいました。最近、磯の選択が裏目裏目となっている。次回からは思った磯と違う磯に上がることにする。
  平成22年1月19日  甲浦
 アイゴの引きを楽しもうと甲浦への釣行です。釣り客は15名ほどで、前日午前10時予約の私は7番くらいの順番。甲浦の磯は初めて。聞いたことがある磯はミツバエくらいで他は全く知らない。ミツバエ西と東は波を被っているので近くの磯へ上げてもらう。名前は知らない。本日はアイゴ狙いだから波を被ってまで釣る必要はない。
 周囲にはシモリ磯がたくさんあり、ここにアイゴがいなくて何処にいる。胴付きの3本針仕掛け、アイゴがいるなら必ず釣れる。しかし、細い棒ウキは消し込まない。コマセにグレが見える。グレはこの仕掛けには喰ってこない。フカセに代えようか、もうグレはいいわ。アイゴを釣りたい。黙々と仕掛けを投入するも、エサトリの猛攻に3本の針に刺しエサは残ってこない。
 必ず釣れる。そう信じて根気よく粘る。昼前、ウキが力強くスッと入る。待ちに待ったアイゴのアタリ。胴から曲がるインテッサ、コンコンと心地よい。久しぶりのアイゴに元気を取り戻す。連続では来ないが、何とかアイゴを釣ることができ満足な結果でした。この日、グレは良く釣れていました。次回はグレ狙いで甲浦の磯へ行くのもいいかなと思った次第です。
  平成22年1月13日  牟岐大島
 今日は神戸のABAさんが来徳、私の息子も参加しての大島釣行です。風雪波浪注意報が出、波は3m予想。しかし北西の風なら大丈夫、牟岐大島はベタ凪です。磯の抽選は息子が行く。船内で櫂投がいいなあなどと言っていたら14番を引いてきた。櫂投だわ。思わず拍手。と言っても釣り客は全部で5名だが。全てが1級磯の櫂投、どこに上がろうか。船長さんに任せて、一人一磯。贅沢な釣りとなりました。
 帰りの渡船の中はワイワイと笑顔で溢れていました。5名の釣果は合計でグレ30匹。ほとんどが35cmオーバー、40〜42cmも3匹混じり皆さん大満足でした。写真は神戸のABAさん、息子、私の3人です。楽しい一日でした。
  平成22年1月8日  牟岐大島
 何となく今年の初釣りに行きました。渡船客は7名、船内クジは2番。そして何と、磯クジは8番。船内クジ1番の人は「ヤカタ東」へ、2番の私はどこへ? 堅実と思われる名礁「ヒッツキ高」へ上がる。これが間違っていた。息子に電話すると「ヤカタ東へ行けなんだら今はヤカタの胴だわ、ヒッツキはアカン」との一言。あーあ その通り、もっと早く言え。ヒッツキから何時見ても「ヤカタ」の誰かが竿を曲げている。「胴」の人が竿頭のようだ。我々の渡船客とは違う人が上がっていた。一体何匹釣ったのだろう。私の予想では30匹くらいと思うのだが、もっと釣っているかも知れない。今日の「ヤカタ」に登礁したのは7名。皆さん10〜30匹の平均20匹として、全部で140匹のグレが釣れていたようです。
 「ヒッツキ」は? 3名が上がる。皆さん3〜4匹の寂しい釣果でした。あーあ、出るは溜息、グレ釣りは難しい。