平成16年12月28日  御五神  寝床8番の裏

 T氏、O氏、私の3人で再び御五神です。今日は上りから下りに変わる潮。両潮で釣れる磯に上がれればいいなあと思っていると、上がったのは寝床8番の裏、別名ヒョウタン。裏と言えども8番本体の磯より良い。両潮で釣れる絶好の磯に上がれた。ゴーゴーと上り潮が走っている。この前の西の1番の再現がありそうな予感がする。
 まずは本流の中でO氏の竿が曲がる。新調のメガドライ1.5号が綺麗な曲線を描く。上がってきたのは40cmグレ。いい感じでのスタートです。続いてT氏、O氏、T氏、O氏。私は? また一人だけ蚊帳の外。時間は9時、「帰りに1匹分けてちょうだい」などと言っていると、やっと私のウキも消し込む。40cmグレ、嬉しいなあ、これでグレ釣りに参加出来た。
 10時頃潮が下りに変わり始める。8番の裏は本来は下り潮の釣り場、左右の流れが合流するポイントで入れ食いが始まる。この前の西の1番の再現だ。流れているウキが見えるか見えないかの距離、遠くのウキが消し込む。ウキを見失っていてもギューンと竿が引ったくられる。私の大好きなグレ釣りパターン。私も新調したメガドライ1.7号、綺麗な弧を描いて遠くからグレを引き寄せてくれる。
 O氏も快調に釣っている。T氏はウキの調整に手間取ったりバラシ2回があったりで好地合に乗れなかったらしい。私は入れ食いもあり、いつの間にか二人の数を抜いていた。結果、私9匹、O氏6匹、T氏3匹。型は先日の西の1番よりは一回り小型で38〜44cm。優勝は私の44cm。前回に続き全員がグレ釣りを堪能しました。一時、不調であった御五神も好転しかけているようです。これからも楽しみです。  

平成16年12月23日  御五神  西の1番

 中泊、武者泊が好調のようだが、釣行は御五神に決める。19日にボーズだったので今回もボーズ覚悟です。同僚のT氏、O氏、息子と4名での釣行となりました。
 今日は引き潮での釣り、磯は西の1番。最高の磯に最高の潮、最高の条件がそろいました。爆釣の期待に胸を膨らますも、西からの強風で西側が使えない。O氏と私は東側の風裏、T氏と息子は南側の水道に釣り座を構える。南側の二人は頭からしぶきを被りながらの釣りです。強風に追い打ちをかけるように雨が降り始め、全員意気消沈しているときに、息子の竿が曲る。50cm近い尾長グレだったそうだが、水面に浮かせてから切られてしまったらしい。これで全員勢いつくも強風と雨の中、アタリ無しが続く。
 今日もボーズだなあ、と言い合っているとき隣のO氏にグレがヒット、44cmの良型。が、後が続かない。風雨が収まった10時頃、息子が連続して40cmオーバーを釣り上げる。私は息子の横へ移動。いきなりウキが消し込み45cmグレが、嬉しいなあ。ボーズ覚悟だっただけに格別だ。
 T氏、O氏も息子の横へ。4人一緒に並んでグレの入れ喰いが始まる。ごーごーと流れる本流の引かれ潮にグレの群れが集まってきている。小さなアタリに頻繁にエサが無くなるがエサトリではない、全てグレのアタリ。ウキが消し込んでもすっぽ抜ける時もある。グレは喰い渋っているのだ。しかし皆さん腕達者です。そんな中、次々とグレを釣り上げるからすごい。どれも40cmオーバー。息子、強烈なアタリで針を折られる。T氏、3号ハリスを引きちぎられる。O氏締め込まれて高切れ。50オーバーの尾長も混じっているようだが40オーバーが釣れるので忙しい。西の1番南端は大騒ぎとなる。
 潮の流れが緩むとピタッと喰いは止った。この間1時間くらい。T氏6匹、息子6匹、O氏5匹、私は残念ながら2匹。最大は息子の46cm、続いてT氏と私の45cm、44cmは皆さん1〜2匹ずつ、他は40〜43cmの型揃い。バラシも多数あったので実際には釣り上げた以上に皆さんグレ釣りを堪能したようです。
 写真は笑みがこぼれる息子と釣果。今回ボーズだったら次回は中泊かどこかと考えていたのですが、また行きたくなった御五神でした。

平成16年12月19日  御五神  寝床2番

 今回は安戸池の予定が急遽変更なり、息子と二人で御五神への釣行となりました。例年、年末ともなると釣り客は多い。今日も団体15人の他に20名ほどの釣り客が。二隻の渡船に分かれての釣行です。磯は寝床2番の北。初めての磯だが何とかなるだろう。支度を終え釣り始めてから数分後、下っていた潮が僅かに上りに代わったとき、ウキが消し込む。来た!! ぎゅーんと締め込まれる。ん 糸が出ない。おーい どうやって糸を出すんだ、と隣の息子に聞くが既に遅い。竿が立たないままプツンでした。「あーあ 下手 下手」と息子に笑われる。今日は新調したリールを使用、シマノからダイワに変えたので勝手が違っていた。瞬時に糸を出すタイミングが遅れてしまったと弁明するも、あー お粗末でした。逃がした魚はいつもながら大きい。
 その後速い上り潮に代わると寝床2番の北は本流の引かれ潮となる。私は本流釣りが好きなのだが、息子は引かれ潮での釣りが好きらしい。だが今日の寝床は不調。周辺の1、3、4番に多くの釣り人が見えるが誰も竿が曲がらない。水温18度では無理なのかなあ。その後全くアタリ無しが続く。納竿間際に息子の竿に強烈なアタリが来るも一瞬にして引ったくられる。2号ハリスで釣る魚ではなかったようだ。
 結局この日は二人ともボーズでした。同じ渡船の20名ほどで釣れたのはグレ1匹だけだったらしい。絶不調の御五神と言ったところでしょうか。次回の釣りは何処へいこうかなあ。

平成16年12月5日  安戸池

 御五神の予定でしたが昨日からの台風並の低気圧の通過で予定変更、安戸池への釣行となりました。ここは全天候型、山に囲まれた湾内は風の影響もなく穏やか。のんびりと釣りができました。朝一、父が60cmのハマチを釣る。もうこれで充分だと言う父に9時過ぎに80cmのハマチが、と言うよりブリと言って良いだろう。父は竿を締め込まれたまま上げられない。「交代してくれ」とのことで私がバトンタッチ。大きいのがいるとは聞いていたが、さすがに80cmともなると引きは強い。PEラインに12号ハリスだ、切られる心配はない。私もうんうん唸ってやっと釣り上げる。今年最大かも知れない。父はその後2回ほどアタリがあったが針ハズレでバラシ。夕方3時ころにも父の竿が強烈に締め込まれる。70cmカンパチでした。父は満面の笑み。私は? 3回ほどアタリがありましたが、針ハズレなどで全てバラシでした。先週とは逆の形になった次第です。こんな日もあるでしょう。
 磯ではグレが好調、安戸池の釣りも楽しい。身体は一つ、来週はどちらにしようかなあ。難しくも楽しい選択であります。

平成16年11月7日  由岐 山のハナ

 今日は由岐の磯へ、何十年も前に釣行しただけで磯はほとんど初めてに等しい。釣り客は34名、抽選です。私は「下の6番」、行きたかった下磯です。重ちゃんに負けないくらいの爆釣パターンです。・・・が、由岐の磯は、私は・・ 知らん!・・・知っているのは「岩やン」「テグス」「山のハナ」の名だけ、で、どれが「岩やん」そんなの「知らん」。「岩やン」って鉄杭あったかなあ、と隣の人が私に質問する。「この前あったけどなあ」とは何十年前だろう、全く無責任な私の答え。船長曰く「23号台風のあと修理してある」。この会話、微妙に、面白いんです。
 「山のハナ」は最近絶好調らしい。二人で上がるが、私はアイゴ狙いなので奥まった所、グレ狙いの人が先端へ位置する。胸を弾ませて第1投、棒ウキが消し込むはずだが、・・・・変化無し。この時期にはエサトリの群がいるはずなのだが全く何もいない。そのうち先端の人がグレを仕留める。30cmくらいか。私はアタリ無しが続く。
 9時頃やっとウキが消し込む、アイゴ独特の引きに1.7号メガドライが満月に。これが楽しみでアイゴ釣りなんです。44cmのアイゴにほっと胸を撫で下ろす。湯引きにしたら旨そう。それからポツリポツリと追加し11時には6匹。先端の人は30cmグレ5匹、好調のようだ。納竿までまだ4時間あるので、これなら目標の10匹は超えるなと思っていたら、工場の廃液みたいに汚れた潮が押し寄せ何も釣れなくなる。そう言えば船長さんも「昼までに釣っておきよ」と言っていた。このことだったようです。結局納竿の3時まで何も釣れないままでした。
 一度天気の良い日に、静かなポイントでゆっくりとアイゴを釣りたいと思っていましたが、今回実現できて良かったです。私はアイゴを釣るのも食べるのも大好き人間です。湯引き、タタキ、煮付けと料理しました。磯臭いと言われますが、好きな者にはたまらなく美味しいのであります。

平成16年11月3日  御五神  寝床1番

 この前は御五神の西端 西の1番、今回は東端の寝床1番と広い御五神の東西の端で釣ることになりました。寝床1番は同僚のOG氏が9回バラシ9匹取り込んだ所、またこの掲示板にも投稿されていましたIM氏が52cmの尾長を釣った所です。持っていたハリスを切られてばかりで使うハリスがなくなったと言っていました。
 同僚のO氏、私、息子の3人での釣行です。最初は南端でO氏、「ワレ」で私と息子。だが速い上り潮で「ワレ」は洗濯機の中のように渦巻き、二人の仕掛けがからんでしまう。ここは息子に任し私は南端へ移動、O氏と並んで釣ることにする。「バラした」と背後から息子の声、2.5号を一瞬に切られたらしい。大きいのがいるんだ。「釣った」と息子の声が、43cmのグレ。「交代」と私は「ワレ」へ。磯際に引きつけて待つもアタリ無し。そのうち南端の息子は私が釣っていたポイントでグレ2匹を追加する。「腕の差だ」と言いたげに笑っている。O氏も何か掛けるが針ハズレ。コマセに大きなグレが集まっているらしい。10時ころまでO氏と私は何も釣れない。「今日はボーズだ」と言っていたO氏の竿が曲がる。40オーバーのグレ、「涙が出るほど嬉しい」とはO氏の弁。そして連続のヒット。さすがです。
 上り潮も緩み「ワレ」で二人が釣れるようになったのでO氏が「ワレ」へ。O氏ここでも3匹追加する。私は強烈なアタリがあったが一瞬に切られてしまう。時間も11時を過ぎ、納竿まで残り少なくなってきている。釣っていないのは私だけ。暗いムードが漂うが待望のアタリが来る。大きい、取り込んだのは46cmのグレ。暗いムードは一瞬にして消え、全員がグレの顔を見る。めでたしめでたし。
 納竿間際、私に強烈なアタリがくる。糸を出して竿を立てる事が出来、沖へ走られたのを手元まで寄せウキが見えた時ふっと軽くなる。切り口がザラザラになっていた。小さな歯で切られたようだ。キツならもっと早い時間に切られていただろう。50オーバーの尾長にしておこう。逃がした魚はいつもながら大きい。しかし惜しかったなあ。
 結果、O氏5匹、息子3匹、私1匹でどれも40cmオーバー、最大は私の46cmでした。御五神はこらからがシーズン、楽しみです。

平成16年10月31日  安戸池

 父、私、息子の3代で安戸池へ。先週は台風23号の影響で中止となったので今回は勇んでの釣行です。途中、用水に掛かる橋の欄干まで流木やゴミが付着しているのを見、これなら一面水浸しだったろうと増水のものすごさに驚く。駐車場にまだ残っているゴミの残骸を横目で見ながら受付をすませる。到着が早かったので我々3人組の受付番号は2番でした。釣り客は50人くらいか、日曜日の普通の人数です。朝7時前、釣り場を決める抽選が始まる。係員が箱の中の札を取り出し書いてある数字と同じ受付番号の人から好きな釣り場に向かうシステムです。
 「今から抽選を始めます」箱を振り1番最初に取り出した札は「2番」。なんと、我々の番号。背中に50人の視線を浴びながら一番最初に桟橋へ降りていく。少し緊張する。何たって初めての出来事なんです。これでボーズだったなんて言えない。どこで釣るか? どこでも好きな所をと言われれば迷ってしまうが、父の要望通り生け簀の正面の通路に釣り座を構える。ここなら午前午後の2回の放流時に何匹かは釣れるはずだ。爆釣かボーズの一発ポイントより確実に1〜2匹のポイントを選んだことになる。3人が釣るからそれで正解だろう。
 だが、ここは放流時以外の時間にはほとんど何も釣れないという欠点がある。案の定、我々を含め、周辺に並んでいる人達15名ほどは何も釣れない。1号筏で竿を曲げている、3号筏で入れ食いが始まっている。わいわいと騒いでいる姿を遠目に見ながら、通路に陣取っている我々には退屈な時間だけが過ぎていく。
 そして9時半の放流の時間が、周辺の釣り人に緊張が走る。目の前の生け簀が開かれる。どこからともなく集まってきた人も含め竿の放列、どの竿が最初に曲がるか。父の竿だった。竿先が水中に締め込まれる。続いて私の竿が、息子の竿が、隣の人の竿が、・・・ずらりと並んだ皆さん、一斉に竿を曲げる。水中には巨大なカンパチがギラリと光り、右に左にと釣り人を翻弄している。もう周辺には叫び声しか聞こえない。とりあえず1匹釣り上げて置いて、私はタモ係に徹する。父の魚をすくい、息子のをすくう。隣の釣り人は2匹を掛け、顔を真っ赤にしてうなっている。「すくてあげるわ」「ありがとう」2匹をすくってあげる。全員が全部カンパチだった。近くだけで15〜16匹は釣れているはずだ。
 普通はこれで終わりなのだが、今日は違っていた。カンパチの騒ぎが治まったすぐ「来た」と父が叫ぶ。竿が締め込まれる。今度はハマチ、70cmあるからメジロクラスだ。ハマチは追い食いを待つのが常道。「泳がせ まだ上げるな」どこからともなく声が飛ぶ。父の竿先は水中に没したまま、上げろと言っても上げられない状態。私の竿が曲がる、息子の竿も、追い食いが始まった。誰もすぐには竿を上げない。締め込まれたまま隣の人が釣るまで待っている。ハマチを散らさないようにコマセを撒き続ける。カンパチの時より釣り人は興奮している。もう自分のことで精一杯、隣で何をしているか解らない。パニックとはこれを言うのだろう。
 私は2匹追加してからタモ係に徹する。二人で4匹を絡ませている人、締め込まれて叫んでいる女性、何分続いたかは不明だが、騒ぎが治まると通路にはずらりと巨大な魚が横たわった。「これ 誰のかなあ」みんながそんな感じ、皆さんクーラーに入れる余裕はなかったようだ。我々も横たえてあるハマチを集めるがクーラーに入りきらない。3人仲良くカンパチ1匹、メジロ2匹づつ釣っていました。合計9匹。クーラーに入りきらないのはトロ箱2個購入して氷詰めにする。周辺にいる人も同じような釣果、「今日はトロ箱がよう売れるわ」とは係員のおじさんの声。たまにはいいでしょう、こんな日も。
 午前の放流が多すぎたのか午後の放流は全く釣れませんでした。そりゃそうでしょう、毎回こんなのだったら安戸池は倒産だわ。しかし誰も文句は言わない、皆さん満足しきっていました。雨もひどくなり2時前に納竿としました。帰途にあちこち寄っていると持ち帰ったのは写真の4匹、その後、2匹どこかに行ってしまい、まな板の上に残ったのはカンパチ、メジロ1匹づつでした。食べきれないから、そんなもんでしょう。忙しかったけど楽しい一日でした。また行こうっと。 

平成16年9月26日  御五神 西の1番

 県南の磯でアイゴが釣れいるようだ。アイゴ釣り大好き人間としてはじっとしていられない。由岐か阿部へ行く予定でしたが台風の影響で渡船が出るかどうか分からないとのこと。それならと息子を拉致して御五神への釣行とする。ここなら多少の波でも大丈夫だろう。
 渡船客は? なんと大きな船に私と息子の二人だけ。磯釣り歴40年近いけど、同行の二人だけと言うのは初めての出来事かも知れない。そして御五神へ着くと? 渡船は全部で4隻、どの船にも2〜3名乗っているだけ。盛期には30名くらい乗船した船が10隻以上も来るのに、釣れていないのだろう。広い広い御五神の磯、今日は何処へでもどうぞ。こんな贅沢な日もあって良いだろう。
 抽選は寝床1番、ピラミッドなどらしいが関係ないようだ。「どこへ行くで」との船長さんの声に「西の1番」と一発で決まり。釣れても釣れなくても一度は上がってみたい磯というのは誰にでもある。私は御五神ではここ。御五神の一番沖、一番西にある磯、息子は以前ここでグレを爆釣したらしい。私は西の2番までは来たことあるが、西の1番は初めて。いくら釣れない時期と言っても御五神でも「超」のつく一級磯の一つ、そこへ上がれるだけでも幸せ。潮は満ちから引きに変わろうとしている。西の1番の絶好の潮だ。期待に胸が膨らむ。
 コマセを撒くとエサトリのハコフグとカゴカキがチラチラと、その下にはグレが・・・いるいる。時々大きなのも見える。そしていきなり息子のインテッサが曲がる。30cm余りの尾長グレ。息子は満面の笑み、続いて2匹目、30cmには少し足りない尾長グレ。そして強烈な締め込みが、これは大きい40オーバーの尾長か。残念43cmのアイゴでした。でも嬉しい。この調子なら今日は爆釣だと思ったのがいけなかった。大きな魚がマキエサに群がる、オキハゲだ。ウスバハゲ、三味線ハゲ、羽子板などと呼ばれ釣り人からは嫌われる魚。針は切られる、刺し餌が沈まないうちに釣れてしまう、大きくて取り込むのも面倒、などなど。身は白く淡泊な味で旨いのだが磯の嫌われ者。
 これが集まってきてからはアタリが遠のいた。それもそのはず、何十匹もの群れが居着いてしまった。対策は難しい。撒きエサを切ったり、撒きエサで逃げながらの釣り。オキハゲに混じってグレも見える、50cmを超えるようなキツが下で舞う。時折食いついてきて、ギューンプツッ。ハリス3号では手に負えない。なぜかグレは釣れなく、釣れるのは木っ端グレ、キツ、オキハゲばかり。
 私は途中からアイゴ狙いで胴付き3本針仕掛け。だがこれもオキハゲに狙われ打つ手無し。2回ほど強烈な締め込みにあったが、どれもハリス切れ、キツだろう。私は本ハゲ7匹に終わる。
   写真上・・・御五神の西、右端の小さな礒が西の1番 いつ見ても気持ちいい
   写真中・・・ごーごーと流れる潮 盛期にはこの潮で爆釣なんだが
   写真下・・・右は息子の釣果、左は私の釣果
盛期には通うことになる御五神釣行でした。

平成16年9月23日  椿泊と辰巳

 神戸のABAさんに来ていただく予定の今日23日。前日の天気予報では降水確率80%、雷を伴って集中的に大雨となる予想、これでは波止釣りは無理。中止との連絡をしたのですが、朝起きてみると青空で日が射している。これなら大丈夫、神戸のABAさんに電話、すぐ行きますとのことで椿泊の波止へ釣行しました。息子は友人と一緒に阿部の磯へ釣行。さて、どうなるかな。
 狭い、本当に狭い、軽でしか通れないと思われる椿泊の町中の道を最奥へ行った所の波止、先日はグレ、アジ、など入れ食いだったが、数日前からはアジばかりの様子。案の定、今日もアジばかり、アジが入れ食い。他の魚も釣れれば面白いのだがアジばかり。グレで刺身をと思っていたのですが、写真のようにアジの刺身に終わりました。でも、波止で食べる刺身、ものすごく旨かったのであります。
 神戸のABAさんは得意のタコ釣りを始めました。タコテンヤで釣るのは知っていましたが、餌はエビ、ブラックタイガーを使うのですね。初めて知りました。しかしタコもいなかったようです。残念。
 阿部の磯に行っている息子に電話を入れるが通じない。朝一通じて、チヌを釣っているらしいのだが、その後全く通じない。帰って言うには携帯電話を海に落としてしまったらしい。そりゃ無理だわ。
 アジばかりなので椿泊の波止は中止。キビレが釣れているらしい阿南の辰巳の波止へ戻る。時間は2時過ぎくらい。しかしここもダメ、何も釣れない。同僚のO氏登場するも、ルアーでメッキを狙うが反応なし。メッキがいれば必ず釣れるそうだが、今日は全く気配なしとのことでした。ここでは父がサヨリを1匹釣っただけで終了。神戸のABAさんにせっかく来ていただいたのですが、アジしか釣れなくて残念でした。息子の魚を狙うが、なにぶん電話が通じない、海の中にあるらしいから。写真のようにチヌ,アイゴ、シマアジなどを釣っていた。阿部磯って5時まで釣れたらしい。3時くらいに終わって、我々が釣っている波止へ刺身魚を持って来いと言うつもりだったのだが残念でした。
 また次があるから釣りは楽しい、次の機会には必ず爆釣だ。皆様、本日はお疲れさまでした。

平成16年9月12日  安戸池

 今日は同僚のOG氏、O氏、TN氏と我が家の3人、計6名で安戸池へ。前週はカンパチ4匹釣れたので今回も期待を大にしての釣行です。釣り人は30名ほど、我々は筏へ行かずに通路で釣ることにする。タイは少ないがカンパチの期待はこちらの方が大きい。通路に座り込んでのんびりと釣り始める。朝一、ばたばたと釣れる日もあるが、先週と同様、今回も朝は生命反応なし。敏感な棒ウキがピクリともしない。
 10時の放流までに6人で2匹のタイが釣れただけ。 そして放流の時間が、カンパチが入れ食いになるはずだ・・・・が・・・・どうしたんだろう、周辺の人も含めて誰も釣れない。イケスを開けているらしいが、魚が入ってるんだろうか? などど疑いたくもなる。誰も何も釣れないまま放流終了。全員がぶつぶつとブーイング、それもそうだな、こんなの初めてです。終日9000円と言う高い料金払っているのに、お客さんも来なくなるよ。
 背後にあるタイのイケスも開けていたのでタイがぽつりぽつりと釣れ始め、やっと通路は賑やかになる。45〜50cmのタイなので引きは強い。だが、5号竿に6号のPEライン、ハリスは12号、針はヒラマサ16号。強引なゴリ巻き釣法。釣趣などはないに等しい。2号竿に3号くらいのハリスで釣れば面白いのだが、それではカンパチは獲れない、仕方ないか。
 正午前、待望のカンパチが息子に来る。入れ食いかと思うがそれ1匹でストップ。 午後2時の放流が始まると、今度は通路は賑やか。60〜70cmのカンパチがあちこちで上がる。が、私には来なかった。右にいる人は4匹も釣っているのに、残念でした。安戸池の釣りも難しい。
 その後納竿の6時まで、カンパチ、鯛がぽつりぽつりと釣れるが、いつかのような戦場みたいな騒ぎはありませんでした。結果、竿頭は息子でカンパチ3匹鯛4匹。OG氏カンパチ1匹鯛3匹。O氏、TN氏、父、私は仲良く鯛を2〜3匹づつでした。写真上はOG氏、O氏、TN氏。下はタイを釣ったOG氏です。ごめん、カンパチの写真を撮るの忘れていました。

平成16年9月9日  椿泊 波止

 先日、息子が夕方波止へイカ釣りに行ったのですが、小型ながら10匹余り入れ食い。余りに釣れるので不思議がっていたら、ド−ンと地震が、紀伊半島沖の地震でした。津波が恐くてすぐさま逃げて帰ったそうです。その時に、波止には多数のアジやグレが見えていたと言っていたので、今日、私は午後から休暇だったので父と二人で釣行してみました。
 釣り場に着いてアカアミのコマセを撒くと、いるいるアジとグレの群が。入れ食いとはこのこと、餌が馴染む間もない。ウキ下1ヒロ、餌はオキアミのM、入れたらすぐにウキが消し込む。アジは朝夕が良いと言われるが関係なし。昼間なのにいくらでも釣れる。釣れる、釣れる、釣れる、・・・・・・・・・・いくらでも釣れる。これだけ釣れると飽きてくる。飽きてきたら終了です。アジ、グレ、タイ、イシダイ、ムツ、タカベ、メッキ、イサギ、ベラ どれも小型だが細い竿と糸で釣れば面白い。大物釣りも大好きだけど、こんな釣りも大好き。写真は2時間あまりの釣果でした。