平成15年12月30日  御五神 寝床1番

 毎年、納竿磯釣りは津島だったが、今年は御五神になる。確実に釣れる場所と言うことで今年は御五神への釣行が多かった。釣果もまずまずだったし、満足な年でした。
 船客は我々5名と他の釣り客8名の13名、抽選は、寝床1番、西の1番などが当たる。我々5名は寝床1番の南へ。上り潮で釣りにくい当て潮だが、何とか釣りになるだろうと言う思惑です。船長の「ワレ」を釣れとの指示で4名は「ワレ」を狙い、私は船着きでのんびり釣ることにする。
 数投目に何やら竿が引かれる。なんだろう、磯に掛かったのかなと思っていると魚が引いているみたい、と言うことで、これは37cmグレ。幸先良いがグレを釣ったと言う気がしない。エサトリは全くいない、いつあげても餌が残っている。水温が昨日より16度に下がったそうだ。以前より極端に喰いは落ちている。しばらくしてO氏が隣に来る。「ワレ」は4名では釣りにくいらしい。G氏が入れ食いだそうだが、磯際での釣りなので、バラシも多い。ここはすぐ前に本流が流れ、その潮に乗らないよう、大きめの仕掛けで磯に引きつけて釣る方法、磯ズレでバラシが多いのは仕方ない。
 私は船着きに居座ったまま、ウキ止めを外し、スルスルで本流に流し込む。グレは釣れないとしてもタイが釣れるかも知れない。しかしいつ上げても餌が残っている。そんなとき、糸の出がいつもより早く感じられる。潮の流れが速いのだと思ってそのまま流し続け、仕掛けをあげようとすると何やら重い。ただ重いだけで強くは引かない。ブダイかなと思っていると、これが何と42cmのグレでした。変なグレ、引かないのだ。
 「ワレ」のG氏は42〜48cmを5匹取り込み、9匹バラシ、良かったのか悪かったのかコメントなし。T氏は43〜47cmを3匹、バラシ1匹、N氏はボ−ズ寸前に38、40cmを2匹釣る。O氏は36、42cmを2匹。私は37、42cmを2匹。喰い渋ったなか、全員がグレの顔を見た一日でした。めでたしめでたし。
 港に戻って船長の奥さんが曰く「昨日、寝床1番では、ほとんど全員がボ−ズだったのに、皆さんすごいですね」ですって、そんなの早く言ってくれ、知ってれば寝床1番に上がらないのに。しかし、船内客の他の皆さんも良い人で3匹、ボ−ズの人も何名かいたようでした。御五神は水温も下がり、以前のような爆釣は望めなくなりました。これからはタイとブリ釣りのシ−ズンに入ります。そうなれば私は沖の島です。そろそろ沖の島が待っている。しかしあと一度だけ、初釣りは御五神へ予定しています。

平成15年12月23日  御五神 西の2番

 今行かなくて何時行く、と叫びたくなるほど絶好調の御五神、今年ほど好調が続く年も珍しい。先週、先々週の息子に負けないようにと、いつもの3人で勇んで出かける。無風、快晴、絶好の行楽日和。こんな日も珍しい。
 釣り客は12名だが、2隻に分乗しての出航となり、我々の船には7名。広い御五神、7名ならどのクジでも大丈夫。我々3人は西の2番にあがる。本日は大潮まわりだが、まだ上りの潮がゆっくりと流れている。まもなくゴウゴウと下り潮が流れるのを予感させるように、鏡潮が出来はじめている。T氏、第1投、早くも竿が曲がった。私はまだ仕掛けを作っている最中。続いてT氏2匹目、焦ります。やっと私も仕掛けを作り第1投、ウキが消し込む。マスタードライ1.2号が根本から締め込まれる。大きい、この引きは40どころでないよ・・・・ん・・・グレは浮いたが何か変? 水面にいるのは35cmグレ、こんな小さいはずはない、そう、隣のO氏の仕掛けに絡まり、O氏は私の邪魔にならないように糸をフリーにしてくれていたのだが、それに喰ってきていたらしい。O氏も私も気付かないまま、なんとそのグレの下に巨大グレが見える。これが私の掛けたグレ、50cmはあるかも知れない。下り潮に変わるまでの20分くらい、皆さん数匹づつの釣果をあげ、忙しい開始となる。
 潮が下りに変わると食いは落ちたが、退屈しない程度に釣れる。足下にグレは無数に見えるが、いつものように喰ってこない。それではとハリスを今までの2.5号から1.5号に落とす。そしたら来る、来る、来る。快釣な日、48cmも1.5号で取り込む。普段なら無理だろう、余裕の釣りだから取り込める。
 46cmが喰ってくる。細ハリスでやりとりの最中に息子からの携帯電話が入る。「釣れるかい?」「今掛けてる最中だ」「実況中継するぞ」「うわー絞り込まれた・・・」「ええなあ 行きたいなあ」「魚拓の用意をしておけ」実況中継は初めて。右手に竿、左手に携帯電話と忙しい。余裕、余裕で11時前にクーラー満杯となる。
 それからはグレを止めてアイゴ狙いに切り替える。この前みたいに、胴付き4号ハリスを切っていく魚はいなかったが、アイゴ2匹を追加、楽しいなあ。T氏も満タンでタイ釣りに切り替える。そして1投目にタイを釣るからタイしたもの。O氏も快釣、コンスタントに釣果を伸ばしている。そしてクーラー満タン。皆さん満タンで満面の笑み。
 最長は50cmあるかと思い、息子に魚拓の用意(息子は魚拓のプロでもある)をさせていたが、魚を見てすぐに「これは50はない、魚拓止め」の一言。今日50cmグレの魚拓をとったらしい、やはり一回り大きさが違うようだ。私のはいくら引き伸ばしても48cmでした。このサイズが3匹、40〜46cmが7匹、35cmが3匹。それに40cmアイゴ2匹。
今日の最大はT氏の49.5cm、彼もいくら引き伸ばしても50cmに達しなかったそうです。特異な例を除いて、これが口太グレの限界かも知れない。御五神で皆さん40cmオーバーの引きを堪能し、にぎやかな帰路となりました。


平成15年12月16日  御五神 ヒデサン

 息子が御五神へ再挑戦。柳の下に・・・はたしてグレはいたか?・・・当然のように現実はそんなに甘くはないようです。朝8時に電話を入れる。「釣れたか?」「あかん 全然釣れん」「礒は何処だ?」「知らんけど、クワバエかヒデサンらしい」とのこと。息子はこの近辺は初めて、ヒデサンがどんな礒か知らない。「どちらもいい礒だから頑張れ」と言ったが、息子は礒代わりをしたらしい。帰ってきて曰く、「隣りで入れ食いを見せつけられて・・・・」そう、良い礒なんだが釣り座によって釣果が代わるんだ。他のグル−プの人は入れ食いだったらしい。大体が礒代わりした後は良くないとしたもの。全く釣れずに、持ち帰ったのは35cm1匹、40cm2匹。写真はいずれも朝のヒデサンでの釣果でした。
 来週は私が御五神へ行きます。太掛けで狙うは60cmグレか80cm鯛、70cmヒラマサでも良しとしようかな。釣りは、行くまでが楽しい。

平成15年12月8日  御五神 ピラミッド

 息子が御五神へ釣行しました。いま絶好調の御五神、どれだけ釣ってくるか楽しみにしていました。朝8時に携帯を入れると、朝一、第1投目から48cmグレ、グレ、グレ、グレばかり、どれも40cmオ−バ−ですって。8時までの1時間に6匹。もう笑いが止まらないと言っていた。ク−ラ−満タン、バッカンまで満タン。釣り飽きて途中で釣り座を交代、代わった人も満タン。その隣の人も満タン。初心者2名を含む同行6名で35〜50cmを70匹くらい釣ったそうです。圧巻は写真の50cmシマアジ、2号ハリスで釣ったそうです。刺身、旨いの一言、最高であります。

平成15年12月7日  辰巳の波止 

 今日も午後から辰巳の波止へ行ってみる。強い北風のなか、車を横付けし、強風を避けての釣りは先日と同じだが、今日はエサトリも全くいない。川の水が入り込み水温が下がったのだろうか。釣れているときは写真の岸壁は車で満杯になるのだが、閑散としている。もう波止釣りの時期は終わったのだろう。五目釣りには最高の岸壁です。また釣れるときもあるでしょう。

平成15年11月23日  辰巳の波止 

 午後から辰巳の波止へ行ってみる。強い北風のなか、車を横付けし、強風を避けての釣りでした。以前はアジ、イワシ、小イサギ、サッパと魚種も多彩に釣れたのだが今日はキビレが中心。キビレ14匹、マルアジ1匹、メッキアジ2匹。キスゴ1匹の釣果でした。荒磯もいいが、こうした波止の釣りも楽しい。明日も行こうかなあ。

平成15年11月16日  御五神 寝床3番 

 御五神で40cmオーバーのグレが釣れているとの情報を得、16日に3名で釣行する。 日曜日と言うのに釣り客は我々を含めて7名、渡船は7隻と少ない。3名同じ磯に上がる予定だったが 別かれて釣ることにする。私は寝床3番へ、他の二人はヒデサンとそれぞれ超一級磯へ別れて開始する。
 開始早々いきなりグレ35cmをゲット、幸先良い出足に笑みが漏れる。続いて同サイズを2匹目、周囲の 皆さんも順調に釣っている。サイズは小さいが文句は言えない。右側をゴウゴウと音を立てて登り潮が 走っている。この本流の中に巨大グレが潜んでいるのは解っているが、どうしても釣りやすい舞い込みの中を 釣ってしまう。二匹のグレとアイゴの土産が出来たので本流釣りに切り替える。
 強い向かい風に頭から潮をかぶりながらの釣り、釣りにくいことこの上ない。そんな時はどうしても釣りが 粗くなってしまう。強風なので4番の釣り人が3番を向いて30cmグレを面白いように釣っている。私は 黙々と本流を流し続け大物釣りに徹する。そしたらギューンと竿をひったくられる。来たっ、根元から曲がるメガドライ、 心地よい引きは40cmグレ、やはり本流は一回りサイズが大きい。
 しかし後が続かない、ただひたすらこませを打ち、潮に乗せて仕掛けを流す繰り返し。正午を回った頃、再び 竿がひったくられる。これは強烈な締め込み、先ほどのとは違う大きさであるのは間違いない。ハリスは3号、 切られる心配はない。徐々に手元に寄って来たのは46cmグレ。久しぶりの大物だ。嬉しいなあ。
 午後に強風波浪注意報が出たとのことで1時前に納竿となる。ヒデサンのO氏は46cmグレ1匹、OG氏 は40〜45cmの型そろいを4匹と皆さん釣っていました。「また来よう」と三人で固い約束をしたのであります。