日曜日なのでゆっくりと出かけます。どこも満杯ですがいつものポイントは空いている。掛からないからだろうな。常連さんも下流で釣っているが芳しくない様子。行くところもないのでオトリを泳がせます。ヨタヨタと泳ぐオトリに掛かる気がしない。まあ、どうでもいいので椅子に掛けてのんびりとした釣りです。30分ほどしたときヒラヒラとオトリが流れる。あらま、掛かったわ。タバコサイズだが一人前に背掛かり。これが元気に潜り込むから嬉しい。普通ならこれでギューンと来るのだが反応無し。 しかし午前中に何とか5匹を掛けたとき、鳴門のYKKさんから電話が入り、「上のトロ場で20cmオーバーが入れ掛かり。いらっしゃい」などと嘘みたいな本当の電話が入る。では、と、上流のトロ場へ移動です。行くなりドスン。久しぶりの深トロでの釣りだが一発で来た。ギューンと曲がる竿、上流へ走る掛かり鮎、糸鳴りが聞こえる。25cmクラスが背掛かり間違いなし。ギューンと締め込まれてふっと軽くなる。切られたか、いや針が伸びていた。そりゃろうだろうな、08ハリスに6.5号の細軸針では無理だわ。 タバコサイズ相手の釣りとは違う。仕掛けを変え、鳴門のYKKさんに7.5号針を借りて仕切直しです。ついでにオトリも拝借。そして流芯へ、いきなりギューンと今度は下流へ。付いて降りるにも深すぎて降りられない。止まったまま引き寄せるしかない。24cmが背掛かり。久しぶりですね24cmちゃん。 この24cmを泳がす。すぐさまギューンと来る。これは22cmの小型(?)。ナマズに追わえられたり、タモから飛び出したりで残った鮎は20〜24cmが5匹。鳴門のYKKさんは30匹近くかな。同行のOS氏は20匹余り。深いトロ場での鮎は大型揃い。勝浦川も場所によっては夢のような釣果があります。 なんやかんやあってオトリ5匹は明日に活かしておいて、クーラーに入った鮎は10匹。家に帰ると息子の嫁のお父さんが「獲れたので、もらってきた」と。写真のアワビとサザエをいただきました。「今日釣ってきました」と鮎をお土産です。鮎がアワビとサザエに化けた日でした。ネコもびっくりしています。 |