7月7日 昔の今山を彷彿させてくれます

 期 日
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7 07
14:00〜18:00
30
294
  昔の今山はこんな感じ
4
81


 竿先の修理とタモ柄の修理に手間取り、出陣して竿を出したのは午後の2時でした。勝浦川は水位も順調に下がり、川底の石も黒っぽいのが増えてきました。しかし相変わらず鮎の姿は見えない。と言うより私の目が老化して来ているのかも知れない。まもなく64歳だものな、仕方ないですわ。オトリを泳がすがすぐには掛からない。まあそのうち掛かるでしょうと余裕の気分です。こんな友釣りも楽しい。釣りはこうでなくちゃ。そしたら掛かった。最初の嬉しい1匹です
 あとはぽつりぽつりと退屈しない程度に掛かる。午後の4時までの2時間で10匹くらいかな。充分満足出来るペースです。4時を回った頃からオトリ鮎の動きが変わってくる。動きが俊敏になってきている。周囲に野鮎がいる証拠だ。リミプロの竿と02のPEライン、そして稲妻仕掛け。オトリの変化が手元に感じる。
 遠い昔、竹竿で釣っていた感触を思い出す。友釣りの醍醐味は、いかに現代の鮎竿が50万円を超えて進化しようとも、昔の3千円の竹竿の感触には及ばない。あのグルグルガツンの鮎の感触は竹竿で釣った人しか分からない。私は昔の竹竿を保存してある。3千円だったが、この竿での鮎の感触は今でも忘れない。
 浅瀬で鮎が掛かる。キラリと光りギューンと走る。いきなりドスンと来る。グルグルだけだが以外と大きい。ガツンガツンと腹掛かり・・・頭の中は真っ白・・・これを表現する語彙力は私にはない。そんなことを話していたら、「光りおどり 水しぶき 香魚跳ね いのち充つ」 かの竹内先生が授業に行く途中の廊下で、すれ違いざま私に下さった詩でした。
 今日は午後からの4時間で30匹。昔の今山の釣りの再現です。友釣りはこうでなくっちゃ。