9月18日 最後は これだ

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
9  18
勝浦川
イナバ
14:00〜17:00
0
545
  オトリ切れ
3
304


 昨日の午前は釣れなかったので午後からの出陣です。昨日のオトリのうち、1匹が白い腹を返している。掛かり所が悪かったようだ。イナバに先客は1人。寂しくなったものだ。最初は昨日釣れたポイントを攻めることにする。昨日、使用せずに置いてあった背掛かり元気鮎をオトリ缶から取り出す。いつものように背針を打ち、逆バリを刺そうとしたとき、するりと鮎が手から離れた。背針を打ってあるから・・・のはずだが、鮎はそのまま元気良く流芯へ。ああああーー待てっ、待って、逃げるな・・・手元から離れた元気鮎でした。
 2匹目のオトリは一日置くと婚姻色が出ている。腹に赤い筋が、これでは掛かる気がしないが、元気だけは良い。程なく上流に向かって泳いでいたオトリが白い腹を返す。グルンと心地よいアタリ。来ました。引き抜いたタモの中を見て意気消沈。22cmのイダ(ウグイ)でした。オトリが婚姻色を出しているので誘惑されたようです。イダも同様な婚姻色を出す。しかしイダの婚姻色は春先の3月のはずだが、血迷ったみたいだ。
 これで2匹目のオトリはダウン。3匹目は浅瀬を泳がせ、一面に見える群れ鮎狙いに徹するがアタリ無し。群れ鮎に遊ばれた。4匹目は24cm。これを下流の深トロで泳がす。居れば掛かる。これが深トロの魅力。いつものように、ゆっくりと岩盤に沿ってオトリが登る。ガツン、か、ヒューンか、目印が消し込むか、吹っ飛ぶか。緊張の瞬間が続く。しかしアタリは無い。無いまま1時間、オトリはダウンする。
 最後のオトリは18cm。昨日短時間使用しただけの元気鮎。背落ちの流芯に勢い良く潜り込む。流勢に負けずにどんどん登る。これなら掛かる、はずだったが、掛かった。ずんと重い手応え。重すぎる。ナマズだわ。
 いつもなら抵抗せずに切られるままになるのだが、今日は違う。最後のオトリ、しかも鮎の釣れる気配はない。今までに何回も攻撃を受けたナマズへの報復もある。これは是が非でも取り込む。慎重に・・・長い時間が過ぎる・・・そして手元の浅瀬へ引き上げる。50cmくらいの小型だから獲れたのだろう。
 子供の頃、那賀川で毎日のようにナマズを獲っていたのを思い出す。昭和の20年代から30年の前半。魚と言えばイワシかサバ。カツオやマグロを食する機会は無かった。あの頃のナマズは旨かった。味噌汁が大好きだった。当時を回顧して、明日はナマズの味噌汁に決定。
 オトリ切れになりました。明日は休息日。明後日20日からはナグリ漁の解禁。ナグリでオトリを確保予定、まだまだ友釣りは続く予定です。