7月7日 濁りが幸い

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7  07
勝浦川
イナバ
15:00-18:00
14
171
  濁りが幸い
3
87


 午後3時前、強い雨で採石場から濁り水が流れ込んでいる。川は一面黄色い泥水と化している。これではイナバは無理だろうなと思いつつ行ってみる。しかしイナバは濁っていなかった。ここまで泥水は来ていないようだが、来るのは時間の問題だろう。鮎は見えないが、とりあえずオトリを泳がすことにする。30分くらいアタリ無し。オトリが弱ったので元気なのと交換。これまた30分くらいアタリ無し。今日はボーズだわ。百人一首、どの坊主を使おうかなあ、などと考えていたら流芯が濁り始めた。
 手前の澄んでいる所で群れ鮎がギラギラと見え始める。瞬く間に増え、ものすごい数となる。弱っているオトリだが入れるとキラリヒューンです。元気オトリを確保するとこれからが大変、オトリが群の中に入るやいなやギューンの連続。オトリ交換の時間が惜しいので交換ぜずに使う。2匹バラシ、5匹取り込み。入れ掛かりでした。手前まで濁りが強くなると群れ鮎は見えなくなりました。以前にこのパターンは体験したことがある。濁りが流芯から手前へ来るまでの短い時間が勝負です。
 ところがイナバは不思議な場所。伏流水が出ているので濁らない箇所がある。ここに群れ鮎が来ているはずだ。その通り、鮎が集まっていました。多くはないが、ギラリと腹を返したり、小さな群が見える。ここの鮎も面白いように掛かる。結果14匹。実は時間を間違え、7時になったので止めたのだが、時計を見間違えていて6時だった。あと1時間釣れたのに、惜しかった。
 今日は濁りが幸いして思わぬ好結果が出ました。鮎釣りは楽しい、どんなことがおこるか予期できない面白さがある。明日も行こうっと。