7月21日 濁りと増水

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7  21
勝浦川
イナバ
16:00〜18:00
7
274
  群れ鮎いない
2
141


 朝からしとしとと降る雨、夕方までには時間があるし、今日はどうしようかなあ。ふと思いついた。竿をイメージチェンジしてみようと。赤と黒のがま鮎に飽きていたので丁度いい。元々は9.5mだったのが、折れたり修理で8.5mになっているのがある。イナバで群れ鮎を釣るのに最適な竿で重宝している。これを青と黄色のシマノスタイルに変身だ。以前に帆船模型を制作したので塗装はいろいろと体験している。インターネットで事前研究して開始。時間は午前6時。
 作業の手順は次の通り。皆さんも挑戦してみてはどうですか。
  1 まず1000番の紙ヤスリでがま鮎の塗装に傷をつける。プラサフが乗りやすいように。
  2 次にグレーのプラサフを薄く塗る。帆船模型の場合は厚く塗ったのだが、竿の場合は出来るだけ薄く。
  3 車用のスプレー缶で噴射。薄く、3回の重ね塗り。スプレー缶はお湯で暖めてから使用します。霧が微細になります。
  4 帆船模型の場合はここでクリヤー、コンパウンド、などなどで鏡面仕上げをするのですが、
  5 竿の場合は必ずウレタンクリアー塗装をします。アクリルより弾力と強度があるようです。
  6 これで仕上がりです。塗装が薄いので竿の調子はほとんど変わりません。
写真の状態になったのは午後の3時。これまで9時間かかったことになります。

 で、鮎に出勤。イナバには午後の4時。朝からの雨で流芯は濁りが入っている。下流の泥にまみれたトロ場から始める。いきなり目印が水中に消し込む。23cmの背掛かり。これを泳がすが反応無し。群れ鮎が見え始めたので、オトリを小型に代える。これで一発に掛かった。それから順調に5匹を掛ける。5匹目の鮎は20cmだったので流芯を攻めることにする。
 元気な背掛かり鮎は増水している流芯をゆっくりと登る。程なくゴンという手応えとともに目印が下流に走る。重いアタリだ。ガツガツと来ているからナマズではないようだ。引きは強い。何だろう。何と、オトリの下に2匹の鮎が見える。誰かがセットバラシしたのが掛かった。急いでタモですくう。20cmと22cmがダブルで掛かったことになる。切られた釣り人は悔しかっただろうなあ。
 濁りが強くなり午後6時に納竿です。ダブルで掛かったのも含めて、今日は7匹でした。濁りが強くなり増水もしてきたので条件は良くなかったようでした。現場にカメラを持参するのを忘れたので、写真は塗装した竿の写真にしました。
 明日は日蝕の日。さて、鮎はどんな反応を示すか、目を皿のようにして観察します。