6月20日 鮎も私もパニック

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
6  20
勝浦川
イナバ
06:00-17:00
22
50
  雨と風にまいったが
11
28


 解禁後の初めての土曜日、今日のイナバは満杯になるかもしれないとの予想で、午前5時に出動する。ところが瀬に車が3台いるだけで他はがら空き。えーっ 皆さん何処へ行ったの? まさか上勝、いや海部川かなあ。まあいいや、広いイナバの下流を息子と二人で独占だわ。
 息子は先日良い目をした浅瀬に陣取る。私はナカノセ。開始早々ガツンヒューン、は無かった。鮎が見えない掛からない。時間だけが静かに流れていく。持参のオトリは6匹だが3日目のもあり頼りない。午前8時、2時間アタリ無し。息子は2匹目のオトリを使っている。私も2匹目にと思ったとき、掛かった。20cmが背掛かり。ラッキーです。
 息を吹き返した私は連続2匹ゲット。息子も掛けたようだ。これでオトリが繋がり一安心。息子は山際の岩盤を狙っている。私は下流のトロ場で泳がす。トロ場では小型の群れ鮎がポツリポツリと掛かる。しかしペースは遅い。正午ごろで、私8匹、息子4匹。あまり掛からないので帰ろうか、などと言っていた。釣る予定で来ていた父は、鮎は掛からず天気も良くなさそうなので家に帰ることにする。父を家に送ってから、私と息子は年に一度あるかないかの至極の時間を体験しました。
 午後2時くらいかなあ、突然の土砂降りと突風が吹き始めた。竿は風下に向けないと折れてしまう。まるで台風みたいな天候。イナバにいた釣り人は皆さん帰ってしまった。ところが土砂降りの川面を通してギラリギラリと鮎が腹を返し始めた。一面鮎だらけ、その数、ものすごいとしか表現できない。オトリを入れればガツン、ヒューンと来る。
 雨合羽を着ているが胸の中に雨が吹き込んでくる。体中びしょ濡れ、メガネは曇る、横殴りの雨。ギラリヒューンとオトリは引ったくられる。もう大変だ、私もパニック、鮎もパニック。広いイナバに釣り人は息子と二人だけ。入れ掛かりなんです。
 雨が止み、風が収まるとピタッと鮎はいなくなった。あれだけの鮎は何処へ消えてしまったのだろう。その後、二人とも全くのアタリ無し。まるでキツネかタヌキにでもばかされたみたいだが、曳舟の中の鮎を見れば現実だったようだ。
 と言うことで、私22匹、息子13匹でした。土砂降りのなかでの入れ掛かりで、私14匹、息子9匹掛けたことになる。まあ大変でした。明日はどうしようか。ゆっくりと10時過ぎくらいに出かける予定です。