10月4日 夢じゃない 50匹

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
10  4
勝浦川
イナバ
07:00〜17:00
57
741
  感無量
10
360


 増水のピークから3日目、昨日より20cm減水、水は澄み透明。空は快晴。朝から陽光が照りつける。今日釣れなくていつ釣れる。年に数回あるかないかの絶好条件。その予想のもと、朝の7時にオトリを入れるやいなや、キラリキューン。この1匹で爆釣の予感がした。慎重に丁寧にオトリを泳がせる。今日は50匹目標。台風も近づいているし、おそらく最後のチャンスでしょう。入れ掛かりはないが、ぽつりぽつりと掛かる。8時までの1時間で10匹くらい。このペースなら100匹だが、そうはいくまい。
 追い気のある鮎を一通り釣ってしまえば後は難しい。ペースは落ちるが退屈しない程度に掛かる。9時過ぎに立ち込んで対岸のテトラの様子を聞いてみる。16cmの小型オトリを入れるやいなやドスンギューン。22cmクラスが3連発。しかし立ち込んだので手前の好ポイントが荒れている。しばらくは掛からない。大型を狙うか、手前の小型の数を釣るか。今日は数狙い、対岸のテトラは納竿前まで置いておこう。
 午後、鳴門のYKKさんが登場。あれ? 吉野川ではなかったの? 「行っていたのだが、これが釣れた」。オトリ缶の中には大きな黒い魚体が。彼は吉野川へナマズを釣りに行ったようだ。昨日確保したオトリは最後にこのナマズに襲われたらしい。まあ大きなナマズ。軽く60cmは超えている。
 鳴門のYKKさんはいつものように掛けるのが素早い。私は12時に父を迎えに家に帰り、戻ってくるのに40分。この間に5匹を釣っている。さすがです。私は午後も順調に掛かるが、入れ掛かりが無い。一定のリズムで掛かっている感じ。しかし数は釣れているようだ。
 午後の4時過ぎ、数は40匹を超えていると思う。そろそろ納竿にするが、その前に残してある対岸のテトラを攻めることにする。元気オトリを取り出し、川の真ん中まで立ち込んで本格的な友釣りです。これで手前のポイントは荒れてしまうが最後です。テトラ添いをゆっくりと登るオトリ。ガツンギューンと盛夏を彷彿させてくれる強烈なアタリ。シマノのレインボウーが満月になる。腰を落とさないと竿が立たない。身体はずぶ濡れ。しかし快感。水中糸は04カーボン、24cmの背掛かりを強引に引き抜く。これぞ友釣り。
 この24cmを泳がす。いきなりガツンで22cm。・・・・まあ、こんなのも年に1回あるかないか。なんと20〜24cmが入れ掛かりの8連発。今年最後に夢を現実にさせてもらいました。
 結果、57匹でした。50匹超えは久しぶりです。後で過去ログを見てみますと、息子は何回かあるようですが、私は平成11年の今山が釣れ盛っていた以来のようです。10年ぶりということですかね。今日は狙っていただけに感無量です。
 明日からはまたのんびりと、台風が来るまで釣りを続けます。