8月10日  爆釣 深トロ

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
8  10
勝浦川
イナバ
08:00〜18:00
22
733
  最高の釣りだ
10
302


 朝8時、イナバへ行く。お盆前の日曜日ということでイナバは満杯。しかし潜水橋の上が空いていた。車を横付けし様子を見ると、鮎の姿は全くない。泥を被った山石が朝日に浮かび上がっているだけ。オトリを泳がそうかどうか迷うこと30分。この間、じっと川を見つめていた。しかし鮎は見えない。仕方ないのでオトリを泳がすことにする。オトリを泳がせていなければ鮎は掛からないだろう。もしダメなら家に帰り、午後から出直しだ。そんな思いも数分で消える。山石の端でトンヒューンと掛かった。20cmが背掛かりだ。
 これから9時までの1時間、ほぼ入れ掛かり状態、針ハズレも何度かあったけれど、7匹をゲットする。これが1日続くわけがない。その通り、ピタッとアタリは止まり、11時過ぎまでアタリ無し。居着いている鮎を釣ってしまえば数時間は我慢の時間のようだ。
 鮎の姿が山石の周辺に見え始める。うろうろしている鮎が見えると言うことは、縄張り鮎も来ていると言うことか。その通り、久しぶりにギラッと腹を返して掛かった。ポツリぽつりだが掛かるから我慢のしどころだ。上の深トロが空いている。ここに行きたいのだが、決断の時が難しい。5匹掛かってからアタリが遠退く。潜水橋の上で12匹。まあこんなもんでしょう。釣り荒れの時期、そんなに多くは望めない。
 午後2時、念願の深トロへ移動する。群れ鮎が集まるポイントへ立ち込んで、対岸の岩盤を狙う。ここは大好きだ。オトリを入れたらすぐに反応がある。グルン一発で24cmが背掛かり。これをオトリに泳がすと2匹目もすぐに来る。しかしここでストップ。沈黙の時間が過ぎていく。
 スッポンのいる大岩。そう、昨日は釣れ無かったが一昨日はアタリがあった。胸まで立ち込んで大岩の下流にオトリを入れる。入れるやいなやガツングルンヒューンと、竿をのされ、何とか耐えることができ、無事取り込んだのは久しぶりの25cm。スッポン、ナマズ、ウナギの宝庫。こんな恐いところへオトリを入れる人は少ないだろうな。オトリに余裕があるから出来る技。掛けた25cmをオトリに泳がす。狙いは26cmオーバーなのよ。このポイントには必ずいる。岩の上流のシモリ石でグルンと来る。これは24cm。24cmが小型に感じる。
 一通りオトリを泳がせて24〜25cmを3匹掛ける。このポイントは、普通はこれで終わりなのだが、今日は何となくもう一度探ってみようという気になる。深トロを攻めるには群れ鮎のポイントへ立ち込むので、群れ鮎は諦めるしかない。もう一度最下流へ下り、24cmオトリを岩盤沿いにゆっくりと登らせる。そしたら来た。グルン一発。24cmだ。その後、23cm前後がぽつぽつと掛かる。胸まで立ち込んだ冷たさが心地よい。
 結局、深トロで針ハズレ、ハリス切れ、何度かあったが、10匹取り込むことが出来た。もう大満足の釣果であります。めったにオトリが入らないポイントに大型鮎は溜まっていたようです。
 明日はこの深トロは掛からないだろうな。4〜5日置くと良いかも。明日は息子が釣行予定だし、何処に行こうか。やっぱり橋の上流かな。