7月27日  鮎はいるんだが

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7  27
勝浦川
イナバ
06:00〜18:00
19
455
  トラブルが 大杉
12
201


 朝6時、私はイナバの瀬落ちに釣り座をかまえる。鳴門のYKKさん御一行様はナカノセ。さて、どちらが釣れるか。朝一、結果は明白、私は6時開始と同時に連続4匹の入れ掛かり。20〜23cmですので、今日は爆釣の気配がする。その後、1時間ほど間を置いて再び連続4匹。ナカノセの皆さんは0〜1匹らしい。10頃に2匹掛かり、この時点で10匹、型も良く、嬉しい悲鳴です。10時で10匹なら、終日では30匹行くかも、なんて、欲張った考えが浮かんでくると、不思議とアタリが遠のく。本当、不思議。
 これからが長い長い時間でした。照りつける太陽、河原の石は素肌で触れれば痛くて火傷をしそう。水はぬるま湯。頭はボーっとしてくるも、皆さん頑張っているので、私もお付き合いです。冷たいビールを飲みたいが、疲れが出るだけなので水で我慢する。オトリも疲れ気味、私も疲れ気味、鮎が掛かるはずがない。しかし、我慢、じっと我慢の釣りです。
 ところが、今日は大失敗をしていたのに気付きました。昨日買ったハリの軸が細すぎて、昼までに5回折れてバラしてしまった。さらには3回ハリ外れ、この時はハリが伸びて開いていた。こんなハリを買ってしまったのを後悔しても遅い。ハリはこれしか持っていない。このまま続けてもバラシばかりだろう。仕方ないので仕掛け箱の中から、昨年のハリを探し出すが、7.5号と大きい。まあ、これしか無いのだから仕方ないわ。
 掛かる鮎も20〜23cmなので大丈夫だろう、これで一安心する。次に掛かったのは午後の4時。6時間近くボーズでした。この元気鮎を持って下流の潜水橋の上へ。ここは3時間ほどオトリが入っていない。新しい鮎が必ず入っているのを信じてオトリを送り込む。オトリが山石の重なる境目に行ったと同時にギラッギューンで20cmが背掛かり。続いて山石の上をオトリが泳いだとき、がツーンと来る。山石の上を引きずり回されたのは23cm。嬉しいね、入れ掛かりだわ。続いて3匹目は対岸のチャラ瀬、掛かり鮎が水面にジャンプする。こんな鮎釣りは最高に面白い。居る鮎を釣ってしまえば、あとは生命反応はオトリ鮎だけ。全く掛からないから切り上げ時もはっきりしている。
 もとの場所に戻り、ポツリポツリと退屈しかけた頃に縄張り鮎が掛かる。夕方、群れ鮎が舞う。鳴門のYKKさんの知人が群れ鮎を狙って、面白いように釣っている。午後4時から登場した同僚のO氏は苦戦しながらも群れ鮎を次々に掛けている。皆さん腕達者です。結果、私は19匹でした。12時間釣りとしてはもっと数が出なければならないのですが、昨日買ったハリが失敗したのがこたえました。間違いなく10匹は逃がしてしまいました。悔やんでも仕方ないし、明日は買い直したハリで頑張ってみます。
 写真下は、イナバデビューの孫です。竿を持って来る日が楽しみです。