7月25日  群れ鮎か縄張り鮎か(3)

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7  25
勝浦川
イナバ
14:00〜18:00
14
436
  縄張り鮎と勝負だ
4
189


 父を誘っての車中で、「今日は釣れる」とは二人の一致した意見。その根拠は、昨日釣れていないから。単純です。午後2時、イナバに立つ。予想通り、昨日とは違って鮎が見える。あちこちにギラリギラリと腹を返している。夕方に現れる群れ鮎とは違い、鮎が大きい。「これは掛かる」、父も私も一致した意見。まず父がオトリを泳がす。岩盤の側でギラリと腹を返している近くにオトリが行ったと思ったら、ギラッギューンです。竿が大きく曲がり上がってこない。父の仕掛けは水中糸0.6号。切られる心配はない。23cmの背掛かり、上がって来ないはずだ。
 私もすぐ下流でオトリを泳がす。深みとの境に鮎が見える。一発で掛かる予定だが、あらら、どうしたの、掛からない。オトリは弱くないのだが、なぜ掛からない。父もその後は気配なし。別に珍しいことではないが、私は最初の1匹が欲しい。1時間あまり頑張ってみるがアタリ無しなので、釣り場を移動する。
 下流の潜水橋の上だ。ここは、たとえ釣り人が入っていても2時間の空白があれば、必ず新しい鮎が入ってきている。まず手前からオトリを入れる。グルグルギューンです。18cmが一発で掛かった。続いてこの元気オトリを自由に泳がせていたら、ギューンと引ったくられる。チャラ瀬で大型が掛かった。走りまわる掛かり鮎に快感を感じる。幅ヒロ鮎の23cm。こんなのがチャラ瀬で掛かると天国にいる気分。
 潜水橋の上で5匹確保したので、父のいるポイントへ戻る。父にピチピチ元気オトリをセットする。オトリが変われば一発で掛かる。真黄っ黄の18cm。これで父のオトリが繋がった。私は昨日の同僚のO氏のポイントへ行ってみる。群れ鮎はいる。私のオトリが群に入ると、スーッと群がばらける。何回試しても結果は同じ。O氏の技に脱帽です。
 しかし、開き直って、群れ鮎を無視してオトリを広く泳がせる。底は砂地だが、以外と掛かるのは体験済み。案の定、オトリが上流へ登り詰めたとき、ギューンと掛かる。これでいいのでしょうね。その後は順調、広く泳がせてポツポツと掛かる。ここがポイントだ、と攻める必要はない。泳がせていれば、勝手に掛かってくる。広く泳がすことで野鮎との遭遇の機会も増えるのでしょう。
 立ち込んで、敢えて群れ鮎をばらし、散らばった野鮎を、広く泳がせているオトリに遭遇させる。新しい「群れ鮎崩し」、ちょっと無理かな?
写真は父と私の釣果。父4匹、私14匹でした。椅子に掛けて居座っている父は数は出ませんでしたが、型は20〜23cmで大満足です。今日の鮎はどれも型が良く、黄色い縄張り鮎が掛かってきました。
 明日は、休息日の予定です。