7月24日  群れ鮎か縄張り鮎か(2)

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
7  24
勝浦川
イナバ
14:00〜19:00
9
422
  群れ鮎は難しい
5
185


 午後2時、イナバに立つが鮎が見えない。昨日あれだけいた群れ鮎は何処へ消えてしまったのだろう。ナカノセで朝から頑張っていた常連の方は8匹しか釣れていない模様。今日は難しい釣りの予感がする。いつものポイントに父が居座る。私はサポートもあるのですぐ下流で竿を出す。渇水が進んでいるので、川底まで綺麗に見える。そこには生命反応は全くなし。釣り始めて1時間が経過、ゆっくりと泳いでいたオトリが突然動いたと思うと、目印が水中に突っ込む。掛かった、いつものことだが、この1匹目は格別に嬉しい。
 元気オトリを泳がすと2匹目は強烈なアタリとともにすぐに来た。20cmの背掛かり。同時に父も掛けている。私のを強引に引き抜いてから、父の掛かり鮎をタモですくう。父のは22cmの幅ヒロ鮎。対岸の岩盤近くで来たらしい。この調子なら今日は快釣だと思ったのはここまで。あとはいつものパターン、全く釣れない。
 午後4時過ぎ、同僚のO氏が登場。O氏は流れの反流で水たまりになっている所でオトリを泳がす。流れは全くない、底は砂地。誰も見向きもしないポイント。ここでO氏は群れ鮎を入れ掛かり。なんと、私の数を軽く抜かれ、11匹だそうです。O氏の群れ鮎釣りは完成の域に達しているようだ。私なんか、群れ鮎に近づくだけで逃げられてしまうが、彼の場合はオトリに集まって来てるようだ。実際、群れ鮎の形成過程を観察していると、最初は1〜2匹の鮎がキラリと腹を返す。そこへ周辺にいる鮎が同調するかのように集まってきて、同じ動作を繰り返す。竿の影、目印、オトリの変な動き、で一瞬にして群れ鮎はばらける。そして数分後にはこの繰り返し。群れ鮎の生態をもっと調べる必要がありそうです。何か、一定の法則があるように思えるのですが。
 午後の6時半を過ぎてからは一面群れ鮎だらけ。入れ掛かりになるはずなんだが、どうして掛からないのか。ギンギンギラギラ何十匹の中にオトリはいるのに。でも、時折ギューンと掛かるから面白い。この群れ鮎釣りは奥が深そうだ。新しい「群れ鮎崩し」をこの夏に開拓しよう。今日は掛けた群れ鮎をオトリに残してあります。明日はこの元気鮎で群れ鮎に挑戦です。