型は良いのだが
午後の３時、人気のイナバは平日でも満杯です。釣れているのでしょうね。そのうち私が連日行くようになりますから、今しばらくお待ち下さい。で、今日は父のお供で飯谷です。父が椅子に掛けて一番釣りやすいところなんです。いつものポイントに釣り座を設定して釣りを開始。釣り人は他に誰もいません、鮎も全く姿を見せません。増水後なのだが、鮎のハミ跡も全くありません。石はドロを被っている、鮎がいない。誰が見ても結論は同じです。「これは あかんわ」と、すぐにでも上勝へ走りたい私。父は「５時まで待て」と言います。５時までの２時間はアタリどころか、周囲の水中には全く鮎の気配は無し。５時を回ってしばらくしたとき、今までの静寂を破る出来事、グルグルガツンヒューンと目印が吹っ飛ぶ。来たっ うわっ これは大きい、０コンマ何秒の動作で竿をため、急いで下流に走る。上勝では味わえない快感が全身を駆けめぐる。手元に伝わる魚信で今年一番の大物であることは分かる。オトリが浮くが掛かり鮎は姿を見せない。さてどうしようか、ハリスは０３号、大丈夫だろうと下流に走らせてから、流れに浮かせて強引に引き抜く。大成功、胸の鼓動も治まる。６月の鮎としては大きい、２１・８ｃｍでした。 その後私は２０ｃｍを１匹追加。父も２０ｃｍを釣り大満足の様子でした。今の飯谷は父の言うとおり、午後５時以降でないと鮎の気配はありませんでした。５時３０分以降はキラキラと、いつもの群れ鮎でした。今日は２０ｃｍオーバーの感触に酔いしれていますので、キラキラ鮎は相手にしません。 昨日の上勝は４０ｃｍ高の増水、今日は一気に平日まで減水、かっと照りつける太陽。鮎が入れ替わった上勝、明日も晴天の予報。こんな好条件も珍しい、明日釣れなくていつ釣れる、明日は上勝で爆釣予定。５０匹オーバーを目指します。 |