6月15日 いざ 解禁 

 期 日
河 川
釣 場
時  間
釣 果
累 積
感   想  
実時間
総時間
6  15
勝浦川
イナバ
06:00-15:00
5
5
  鮎がいない
9
9


 気合いを入れての解禁日。上勝は釣り人で満杯だろうとの予測で、釣り場はイナバに決める。前日より泊まり込みの鳴門のYKKさん御一行と朝4時に合流する。途中ローソンで抽選をするとワンカップ大関が当たってしまった。これを飲まない手はないとチビチビやっていたら眠くなり、車の中で一睡する。眼が覚めたのは6時前。周囲を見渡すと釣り人はパラパラと少ない。皆さん上勝へ行ったのだろうか。鳴門のYKKさんが瀬で頑張っている。この瀬に鮎がいないはずはない。私もそう思う。ここに鮎がいないで何処にいる。
 私と父は下流のトロで始めることにする。鮎の気配はないが、まあなんとかなるだろう。今年最初の稲妻をセット、オトリが上に登る。気持ちいいが反応なし。上流の瀬にいる鳴門のYKKさんが掛けたようだ。さすがです。下流のナカノセにいる釣り人も苦戦しているようだ。このポイントで掛からなければいけないのだが、鮎がいないのだろう。9時過ぎに息子登場、親子孫3代が揃ったが鮎は釣れない。その上、雨が降り始め、寒い。
 10時頃、上流の長柱の瀬へ行ってみる。ここではN氏が頑張っている。お聞きするとまだ1匹らしい。ここも不調のようだ。私はその上流に入る。川底が美しい。コケが少ないせいだろう。鮎はいないよなあ、なんて思っているとモゾモゾとする感触。変だなあと竿をあげると重い。鮎が掛かっていた。口掛かりだった。18cmの良型だが、ただ重いだけの感動のない初鮎でした。しかし気を良くしてオトリを交換。すぐに2匹目が来る。これはガツンと心地よいアタリ、下流に浮かせて引き抜く。これも18cm、感激の1匹でした。しかしこれで終わり。後が続かない。
 イナバに戻ってみると鳴門のYKKさんは10匹くらいと快釣、鮎はいるんだ。下流のナカノセが空いているので入る。元気オトリを流芯に入れ込むとギューンと来る。ギラリと光る鮎。嬉しい3匹目。続いて小型ながらも4匹目。しかしここもこれで終わり。拾い釣りしかできないようだ。息子もここで2匹釣るが、後が続かない らしい。父はトロ場に居座ったままだが2匹掛けている。我が家のメンバーは苦戦です。
 午後も雨が続く。腰まで入っていたので濡れた下半身から寒さが染み込んでくる。意気も消沈して水に入る気がしない。下流に群れ鮎が見えるので、これと戯れることにする。しかしこれも手強い。解禁日の今日、彼等はオトリ鮎を見るのは初めてだろうが、綺麗にオトリ鮎を避けて泳いでいる。お見事としか言いようがない。なんとか1匹かけるがここも後が続かない。
 午後3時に納竿する。私5匹、父3匹、息子2匹でした。鳴門のYKKさんは18cm前後を18匹と快釣、今日のイナバの竿頭でしょう。さすが県のチャンピオンです。すごいです。鮎は始まったばかり、これから長く楽しい日々が続きます。感動の解禁日でした。
 写真上、赤いXと鳴門のYKKさん。写真下手前、椅子に掛けている父です。