普通のイナバ
息子も苦戦
昨日の土曜日、夕方にイナバに行ってみると平水より20cm高、濁りが出ている。常連さんにお聞きすると、「明日がいいだろう」、私もそう思う。 さて、8日の日曜日、釣り開始は午前8時。昨日の濁りはとれ、水位も元に戻っている。普通のイナバの川相に悪い予感がする。開始すぐに息子が2匹連続で掛ける。続いて私は連続3匹。「今日は30匹目標だ」と息子が言う。私もそう思う。 ところが、それからは重苦しい沈黙の時間が流れる。いつものイナバと同じ。ただ、下流のトロ場で椅子に掛けて釣っている父だけがポツリポツリと掛けている。 これには訳があるのだ。実は朝一、このトロ場(小砂利の底)に大きな石を10個ほど沈めたのだ。この石がポイントとなって、ただキラキラとしているだけの群れ鮎が少しでも変化し、追い気を持てば掛かるかも知れないと思っていた。これが功を奏したか、父だけが微笑んでいる。 結局、終日ポツリポツリとしか釣れず、息子17匹、私13匹。父は10匹で今年の新記録でした。「月曜も行く体力はあるぞ」と張り切るが、私と息子は勤務です。おまけに私は夕方には熱が出てきて寒気がする。今日は風が強かったから風邪をひいたのだろうか。最後の1時間は車に閉じこもり暖房を入れて見学でした。しかし、家に戻って熱い風呂に入り、焼き鮎を肴に熱燗3杯、一発で治りました。単純な身体です。 夕方4時過ぎに鳴門のYKKさん登場。海部川の帰りらしい。海部川では17匹と振るわなかったらしい。イナバで竿を出したが、イナバも不調なのですぐに納竿でした。5時頃、同僚のO氏登場。見る間に2匹連続。群れ鮎が掛かるらしい。暗くなるまで粘って合計13匹。熱を出してまで頑張った私の一日の数と同じ。あーあ、しかしこれが鮎釣りです。 |