イナバ 大好き
今日の午後は私には公的な休暇日。昨日の上勝も考えたが、情報によると上勝は釣り人満杯で入るポイントが無いらしい。平日なのにこの人気、釣れるからでしょうね。今の上勝はここ数年にないくらいに釣れ盛っています。型は小さいが、鮎釣りを堪能するのでしたら、皆さん、上勝へどうぞ。50匹も夢ではないです、体力があれば100匹も可能な状況です。 横瀬は釣れているらしいが、肝心の今山、イナバの情報が入らない。先日の日曜日に真っ赤なxが今山の橋下に、橋上から声をかけると釣れているようではない。今山はしばらく駄目な様子。じゃあ、イナバは、・・・・・それが すごいですよ。 勝浦川と言えばイナバ、ここで釣れないわけはない。今日の午後3時にイナバに立つ。いはら釣具店で特大のオトリを選んできた。それは、イナバの流心に送り込むため。磨かれた真っ黒の石の中にオトリはスーと入っていく。水中糸は昔ながらのナイロンの03号、メタルも重りも無し。稲妻は大丈夫。流心で竿を立てる、竿を寝かせては駄目、オトリが中間に浮いてしまう。ナイロン03号の抵抗とオトリの元気さのバランスで絶えずオトリを弱らせることなく泳がせるテクニックがある。 流心に入ったと思うとグルンと手応え、来たよ、そう、これがイナバ。ぎゅーんと下流に引かれる、がまかつ競技、ん十万円の竿が綺麗な弧を描いている。背掛かりか、糸鳴りがしている。上勝の鮎の比ではない。鮎について下流に走る。重ちゃんも指摘していました、ちまちまとした友釣りは性に合わない。私も同感。これこそ鮎の友釣り。鮎に引かれて河原を走らされる友釣りが大好きなの。30mも走らされ取り込んだのは6月の鮎とは思えないほどの鮎。22cm。まあ 驚き、昨日の上勝も興醒めだわ。 オトリに使うのが惜しいような鮎、しかし、これを使う勇気が友釣りには必須条件。勇気をだして稲妻をセット、すーっと流心に入るやいなやギラリと光りグーンと竿がしなる。今どきの鮎はガツンギューンはない。グルルンで掛かっている。しかし引き抜くまでが大変、下流へ走らされ・・・・の繰り返し。でも 楽しい 嬉しい。 夕方の2時間で20〜22cmばかりを10匹。それならと早朝からイナバへ行っても釣れないでしょうね。午前は上勝、午後はイナバ、これが理想の釣りでしょうが、そんな悠長なことを言っていれば釣り場がない、ポイントがない。今年の勝浦川は、午前2時に起きて釣り場を確保する努力も必要でしょう。 |