イナバ 快釣
早朝、息子はイナバへ勇んで出かける。まあいいだろう、仕事休みの期間だ。私は午後から代休があり当然イナバへ直行する。私がイナバに着いたのは午後の3時前、息子がナカノセで頑張っている。「どうだ 釣れたか?」「あかん 水は引いたんだが 鮎がいない」「で、何匹だ」「15匹くらいと思う、型は良いんだが、数が出ん」「そ-か」と言うことで、私は息子と交代してナカノセでオトリを泳がす。息子は上流の瀬へ移動する。ナカノセは・・・・なんと・・・しばらく来ない間に水位が下がり、根掛かりしても立ちこめる状態。これなら掛かるよ、と思うが現実は甘くはない。息子が朝から15匹なんだ。そう簡単には釣れないだろう。その通り、4時までの1時間頑張ってみるが全くの生命反応なし、あるのはオトリが泳いでいる感触だけ。「これはボ−ズだわ」私はそう思った。 仕方ないのでナカノセを諦め息子がいる瀬へ移動する。「どうだ 釣ったか?」「うん 激流の中でぽつぽつ釣れる」「そ-か」と並んで釣ることにする。途端に鮎が白い腹をキラリと光らせて下流に一気に引かれる、瞬間、ガツン、下流へ ギュウ-ン、あはっ、掛かった。22cmが背掛かり。続いてド−ンと手元に、これは20cm、続いてギュ−ン、これも20cm・・・・・私も体験させて、そう、入れ掛かり、4連発。すごっく嬉しい・・・・・・・・嬉しいなあ・・・・面白いなあ・・・・ 息子は朝から21匹、私は夕方で7匹。イナバもこれが限界かなあとは息子の弁。そうかも知れない。今山へ夕方釣行した同僚のO氏は6匹だったらしい。今山も釣れているようだ。爆釣はないが、ぽつぽつ釣れる感じの勝浦川です。 |