わっはっは 笑いが止まらない
巨大台風6号が目前に迫っている今日19日、午前の勤務を終え、勝浦の山の方を見ると真っ白。しかし昨日ボーズだったT氏が朝から気合いが入っている。勤務を終えてT氏「先にイナバへ行っていま〜す」、O氏も「行こうかな」。私は一度家へ帰ってから身支度。私がイナバに着いたのは午後の3時過ぎ。T氏、O氏が並んで釣っている、長柱のトロ。釣れるはずなんだが釣れないのは先日来のこと。私はイナバのナカノセで流芯を狙ってみるが反応無し。あーあダメだわ と言っていると下流から真っ赤の車が来る。ニッサンの何とか言う四駆。 「車 代えたから 目立つだろう」、そりゃそうだわな、あんな真っ赤な車、間違いなく河原で目立つわな、私は恥ずかしくてとても。鳴門のY.K氏でした。「そこは私が釣った後、鮎はいない」ですって。とほほ、彼の釣った後には鮎どころかジンゾクもいない。納得。「今山へ行こう」とのお誘いに、イナバを諦めて今山の様子を見に行ってみる。何たってG杯予選があるから場所を見ておくのも良いだろう。 ところが今山へ行こうとすると道は大渋滞、事故があったらしい。パトカー、救急車、消防車がテカテカと赤いランプを点滅させている。軽四がペシャンコ。怖いですねえ、安全運転でいきましょう。 何とか事故現場を通り抜けて今山に着いたのは午後の4時30分。雨が激しく降り始める。今山には5名ほどの釣り人が、監視人のHさんもいる。「今年はどうですか」と聞いてみる。「あかん アオサが」その通り、今山はアオサだらけ。別に今年に限ったことではないのだが、今年こそはと期待していただけに絶望感がみなぎる。どこもアオサだらけの今山、しかし、ここで偶然私に爆釣があったのです。わっはっはっ 笑いが止まらない。 流芯になっている対岸のヘチ、ほんの1m幅で10mほど石が黒くなっている筋があった。最初はアオサの固まりで黒っぽいのかなと思ったのだが、これがなんと黒く磨かれた石の帯でした。当然鮎はついている。いきなりガツン、続いてガツン、ギューン、ええっ うそっ 本当? こんなのあり? どれも16〜20cmの鮎、竿抜けのポイントがあった。嬉しいウレシイうれしい悲鳴。雨は次第に強くなり周囲も薄暗くなってくる。しかし鮎が掛かるから止められない。結局4時半から5時半で8匹でした。 行ったすぐには「雨は降る降る 城ヶ島の磯に・・・」北原白秋を口ずさみたくなるような利休鼠色の雨だった勝浦川も、釣りを終える頃には土砂降り、情緒も何もなくずぶ濡れになっての納竿でした。1時間で8匹、偶然に釣れた鮎でしたが満足、これがG杯予選ならと思ったりもします。そのポイントは何処ですか? この台風で消えてしまうでしょう。残念ですが仕方ないです。 |