勝浦川 解禁日
勝浦川の解禁日、昨年は壊滅状態だったが今年はどうだろうか。期待と不安が混じるなか、午後から車を走らせる。午前の情報では上勝と横瀬は絶不調の模様。今山には多数の釣り人がいたそうだが午後には数名になっていた。ここは前日に無数の鮎が飛んでいたそうです。これは昨年も同じ。これに惑わされて昨年は今山でボーズだった。今年は迷わずイナバへと決めていた。イナバへ行ってみると・・・・ なんと釣り人が数名。長柱の瀬は満杯だがイナバは閑散としている。あーあ 今年もか と思いつつ川辺に立つ。水量は平水より３０ｃｍ高、笹濁り、コケは残っている。予想通りの状況、鮎は？ んん・・飛んでいる、きらっと光るのも見える。鮎はいる、いるよ、よくみると無数にいる。釣れるよなあ これなら。俄然元気が出てくる。 ナカノセの流芯を攻めるか、長柱のトロを攻めるか迷ったが、今年の初鮎なので長柱のトロに決める。川の中央まで立ち込んで対岸のヘチを攻めるのは常道。稲妻をセット、勝浦川の解禁日だ、「さあ 行け」。オトリがすーっと対岸のヘチへ行くやいなやグルンと手応え。来たっ、下流へ引かれるがふわっと軽くなる。針ハズレだ。あーあ 最初の鮎がこれではねえ・・・と思う間もなく続いてすぐにグルンとくる。あっはっは・・・勝浦川の初鮎だ、13ｃｍチビ鮎。でも嬉しい、何たって勝浦川の鮎だからね。 アタリは小さい、追いが悪い証拠だ。続いて数匹掛けるもののどれもグルンとかフワッと軽くなるだけでガツンと来ない。陽が山に陰ったころ対岸の葦の際でガツンと待望のアタリ。18ｃｍ、やっと鮎らしい引きを堪能した。しかしどの鮎も白っぽい。まだまだ本調子になっていないが、今日の条件ではこんなもんでしょう。かっと陽が照り込んで水温があがると爆釣があると思いますよ、黄色と黒のタイガースもどきの鮎が体当たりしてくる、今年は楽しみです。 写真は「長柱のトロ」から上流を見ました。午後２時過ぎだが閑散としています。今年も寂しい解禁日です。この上流の長柱の瀬には多くの釣り人がいました。多分掛かっているのでしょう。下流のイナバには数人でした。まだ水量が多いのでナカノセなどの流芯を攻めるのが難しいのかもしれません。あと数日で水も澄みイナバの流芯が攻めれそうです。 今日釣ったのはこの５匹です。濁りの後の鮎らしく白っぽい鮎でした。丁寧にオトリを泳がせての釣果でした。追ってきたのではなく、絡んできたと言う感じでした。 |