鮎 おらん
夕方イナバに行ってみる。日曜日なので釣り場はどこも満杯だが、いつものように釣果は芳しくないようだ。イナバの瀬の上流、長柱のトロが空いていたのでそこに入ることにする。 水量も減り、丁度良い深さになっている。ほどなく父が20cmを掛ける。続いて2匹目、3匹目。私は反応無し。トロ場は嫌いではないのだが、椅子に腰をかけて不動で釣る父にはかなわない。すぐ隣に立ち込んでいるのだが、あちこちと小さく動くせいか、静かなトロ場では鮎を散らしているのかも知れない。 やっと私にも15cmサイズが来る。それをオトリに20cmを2匹連続。しかしそれで終わり。父は6匹、ダブルスコアで負けました。ギュ−ンと引ったくるアタリがあるトロ場の釣りは面白いが、長柱のトロでは数が出ないのが難。 今日は終日釣って数匹の人も多かったらしい。今年の勝浦川は終わったと言う人もいた。私もそう思う。最悪の年、これだけでも満足としておこう。 |