鮎はいない？
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朝7時にナカノセで釣り始める。気合いを入れて12時間釣りの予定だったが、9時までの2時間アタリなし。おまけに鮎の姿も見えない。掛かる気配は全くなし、これで嫌気がさし、釣りはヤメ。家に帰って昼寝とする。 午後3時を回ったころ起き出し、再びイナバへ行く。イナバは夕方釣れるのだ。土曜日と言うのに釣り人は少ない。釣れていないからだろう。イナバの瀬の落ち込みが空いていたので、ここに入る。周囲の皆さん釣れていない模様、朝から釣って5〜6匹らしい。そうだろうな、朝の様子では釣れないだろう。そんなことを思いながらオトリを送り、オトリが潜るやいなやガツンギュウ-ン。この間数秒、嘘みたい、周囲の皆さん、すみません、掛かってしまった。 18ｃｍの背掛かり、鼻環と稲妻の差かな。それからぽつぽつと釣れ、このポイントで5匹。20〜22ｃｍと食べ頃の鮎。6時近くになって下流のナカノセが空いたので移動する。いつものように手前でキラキラ鮎が無数に群れている。この鮎を釣る予定。しかしいつのもように掛からないが、偶然チビ鮎がヒラヒラと掛かった。 群鮎がオトリ缶を置いてある岸辺でキラキラと無数に群れる。間違っても掛かるわ、と思い元気なチビ鮎を送り込む、と言っても、手前の岸からわずか1ｍくらいの所、オトリ缶を置いてあるすぐ横、キラリギュ-ン、掛かった群鮎が。13ｃｍの背掛かり。これを釣るために来た。私はこういう釣りが大好き。鮎は大小に応じて、それなりの充分引きを楽しませてくれる。そして入れ掛かりの3匹。しかしピタッと掛からなくなる。 鮎は間違いなく学習している。今までオトリを入れても逃げなかった群鮎が、数匹釣った後、オトリを入れると、さっと散ってしまう。一面鮎だらけだが、オトリのいる所だけは鮎がいない。鮎って賢い、礒のグレ以上かも。明日はもっと工夫をして釣る予定。今日は明日のオトリに確保したので写真はありません。 |