う-ん 難しい
昨日のポイント、通称長柱のトロ。昨夜の酒が残り、今日はゆっくりと出かける。朝9時、イナバに行くが釣り人は少ない。トロはがら空き。まあ、ここで釣るかな、昨日釣れたから。ガンガン瀬の頭痛に立ち向かい、なんとか支度を終える。そしてオトリを泳がす。オトリがス−ッと斜め沖に出る。この泳ぎが稲妻の長所。稲妻は絶えずカニ横をしている。いきなりヒュ−ンと白い腹、え- まさか。
今日は1分以内、わずか20秒ほど。20cmだが口先に掛かっている。追いが悪いからかな。でも掛かればいい。それから入れ掛かりの始まり。今日は時間もあることだし、丁寧に釣る。バラシ無し。昨日のようなハイペ−スではないが、入れたら掛かる。だが鮎が小さい。次第に小さくなる。そして極めつけの出来事が。 22cm鮎が掛かった。なんとその鮎の背に針が付いていた。私の稲妻の針。昨日切られたオトリアユが今日掛かったのだ。これで長柱のトロの限界を感じた。鮎の供給がないのだ。昨日の自分のオトリアユを掛ける人も珍しいと思いながら泳がすと、掛かるから文句は無し。 これが2時間ほど続く。15匹くらいか、今日は時間があるから、ゆっくりと慎重に釣っている。このペ−スなら50匹は、と思うとピタッとアタリが無くなる。それからは全くのアタリ無し。11時過ぎから夕方の5時前までに5匹。それも1時間に1匹ではない。3時頃、群鮎が通過する。こんなとき石に残る鮎がいるのだろうな、それが過ぎてすぐに5匹を入れ掛かり。あとは音沙汰無し。 数日間好調だったトロも限界かな、明日は釣れない予感、釣れても5匹くらいか。そんな予感がする。明日何処に行こう? 今日は土曜日との事もあって釣り場は満杯。明日の日曜日も満杯になるだろう。以外と誰も見向きもしないポイントで釣れる気がする。大勢の釣り人を避け、鮎も居心地の良い所へ集まっている。 これは今日の出来事、周囲はまったく釣れないなか、誰も見向きもしないポイントで一人入れ掛かりを演じていた友人。川を見る目の確かさの証明。すごいの一言でした。 写真は明日のオトリを飼った残り。明日もイナバ行進曲だ、しかし元気はない。 |