8月23日 2分で掛かれば 爆釣

 期 日
河 川
釣 場
時 間
釣 果
累 積
感   想  
8 23
勝浦川
イナバ
13:30-18:00
22
205
 簡単に釣れるんだ


 秘策とはポイントを変えること。ナカノセを敬遠し、今日は瀬肩の浅いトロ瀬に入る。同僚のO氏が昨日の夕方2時間で、20〜24cmを8匹釣ったポイント。あまり釣れそうなポイントではないが、釣れるから不思議。オトリを送り込むやいなやガツンギュ−ンと来た。浅いポイントなので白い腹を返してヒュ−ンとひったくるのが見える。鮎釣り最大の魅力、悪魔の釣りの極み。
 20cmの背掛かり、この間わずか2分。1匹釣れればしめたもの、2匹目はすぐに来る。しかしこれは対岸のヘチ、糸が伸びきっている、ガツンで瞬間に切られる。こんな時は0.3号ナイロンでも持たないのは当然。あ-あ 惜しい、と悔やむがそれも数分、すぐにまた掛かる。それからは入れ掛かり。どれも20〜23cm、どこを泳がせても掛かる。笑いが止まらない。こんな日もあっていいわ、とは独り言。こんな釣り、シ−ズンにそう何度もあることではない。
 しばらく不調が続いて湿り気だった気分は快晴に変わる。外れたのが2回、針を伸ばされたのが2回、水中糸を切られたのが2回。釣れるときは釣りも荒っぽくなり逃げられる数も増える。しかも逃げた魚はどれも大きいのが常。良く掛け良く逃げられたが、1時間くらいで10匹余り残っているはず。しかし爆釣はいつまでも続かない、そりゃそうだろう、いる鮎を釣ってしまえば今のイナバでは供給は少ない。あとはぽつりぽつりと掛かる程度。
 夕方5時を回ると周囲には誰もいなくなった。広いポイントを独り占め。無数に見える鮎を追うが掛からない。小型の元気鮎があれば掛かるのだが、今日釣っている鮎はどれも大きい。最後は群鮎におちょくられて納竿。
 父が不調だったのが残念だったが釣れる時もあるだろう。明日も行くよ、イナバ行進曲。