8月2日 今年の勝浦川はこんなもの

 期 日
河 川
釣 場
時 間
釣 果
累 積
感   想  
8 2
勝浦川
イナバ
14:00-18:00
10
109
 今日も良型


 昨年までなら、今日の日は午前6時からの開始で12時間釣りなのだが、今年の勝浦川を思うと、その勢いはない。歳のせいかも、いや、まだ若いはず。なんだかんだと理由をつけ、午後からの釣りとなる。
 ナカノセには二人が入っている。上流が空いていたので父と二人で釣りを開始する。昨日から飼ってあった元気鮎を泳がすが反応なし。「すぐには来ないか」とは私の感想。「そのうち来るわ」とは父。そしたら来た私に、ガツンッギュ−ンと20cmの背掛かり。数ある釣りのなかで、この快感に勝るのは友釣り以外にないと断言出来る。鮎の魅力は人生までも狂わせる。
 ぽつりぽつりだが退屈しない程度に掛かる。午後4時を回った頃から、いつものように一面に群鮎がキラキラ、時に大型鮎がヒュ−ンと腹を返す。これは釣れないかな、といつも思うが、今日は先程掛かってきたチビ鮎があった。曳舟の中から取りだして泳がせると一発できた。同サイズのチビ鮎、しかし後は続かない。やっぱり鮎は学習するんだ。
 弱ってきたので気まぐれにチビ鮎を本流に空中輸送、着水するやいなやガツンギュ−ンと鮎が掛かった。長い鮎釣りでこんなの初めて、まるで毛針にとびつくアメゴ、ルア−に襲いかかるスズキ、それと一緒。22cmが10cmのチビ鮎に飛び掛かってきた。それまで何度も20cmの元気鮎をオトリにして誘っていたポイントなのよ。その同じポイントで。不思議だが理解できる。スレた鮎、学習した鮎、それを超えれば掛かる。鮎はいるのだ。いても掛からない。
 釣り師の皆さんがワンパタ−ンの友釣り、だから掛からない。そのパタ−ンがちょっと変われば鮎は掛かると思った日でした。今日は4時間で私10匹、父は5匹。18〜22cmサイズでしたので楽しめました。明日も行くよ、勝浦川。