外道にアメゴとは
待望の雨が降る。昨日の勝浦川は30cm高だったが濁りはない。朝、雨は降っていたが大したことはなさそうなので釣行する。イナバは水が多そうなので上勝に決める。7時、福原橋の下流に立つと、水量は20cm高くらい、条件としては最高だが、なんと、鮎がいない、全く見えない。こんな上勝は初めて。釣る気も失せるが、せっかくだからとオトリを泳がすことにする。 ほどなくグルンとアタリ、ひらひらと上がってきたのは10cmのチビ鮎、オトリにならない。続いて同型。愛嬌にこのチビ鮎を泳がせてみる。するとギュ−ンと引ったくられる強烈なアタリ、大きい、いや、大きすぎる。ニゴイか、上勝にはニゴイはいない。なんだろう、上がってこない。30cmの大鮎か、そんな鮎は上勝にはいないと思う。10m下流に走らされ、タモですくったのは、なんとアメゴ。32cmあった。こんな大きいのは初めて釣った。綺麗な背掛かり、アメゴもオトリ鮎を追うのかなあ、不思議。 しかし鮎は掛からない、鮎がいないのだから当たり前か。二匹を追加した所で場所を代えることにする。下流へ戻り、イナバに行ってみる。浅瀬に鮎は一面キラキラしているのだが、相変わらず追わない。仕方ないので今山の瀬に移動する。ここは水位が高ければ掛かるはず。 その通り、鮎があちこちで跳ねている。ぽつりぽつりと掛かるが、これもミニ鮎ばかり。雨が次第に激しくなり、型の良いのは来そうにもないので早々に納竿とする。水が落ち着けば掛かるだろう。本日は珍しいアメゴを釣っただけ良しとしよう。 |