釣れん
いよいよ平成14年度鮎釣りの始まり。那賀川の予定だったが不調のようなので海部川に決める。朝6時、久しぶりの小川口に立つ。この川の香りは半年ぶりか、はやる気を抑えて稲妻をセット、オトリを送り込む。毎年の事だが緊張する瞬間だ。9.5mの鮎竿がやけに重く感じる。つい最近まで軽い礒竿を持っていたせいだろう。しかしこの鮎竿も間もなく軽く感じるようになるだろう。 さあ行け、来るよ今に、目印がギュ−ンと、来る・・・来る・・・来ない・・・一向に来ない。そのとき父が掛ける。21cmの良型、父も今年初物、強引に引き抜くが足元へポチャン。しかしタモで伏せて、めでたしめでたし。私には来ない、2時間くらい経過、やっとアタリが、しかしヒラヒラと浮き上がってきた。なんと12cmのミニ。初鮎だが感激に乏しい。父が2匹目、これも良型、しかし針ハズレ。午前の小川口はこれだけ。鮎がいないのか、釣りが下手なのか、とにかく釣れん。 午後はグランド前へ移動、同僚のO氏が来ていた。聞くとミニ鮎を3匹とのこと。小型だがオトリには何とかなるサイズ。と言うことで下流の瀬で釣り始めるがさっぱり釣れない。そのうち風にあおられて竿がパキンと音を立てて折れる。あ-あついてない、がま鮎競技スペシャル、部品高そう。 二時間くらい経過したとき、オトリが急に上流へ走る。なんだこの元気はと思うと掛かっていた。オトリを浮かせるが掛かり鮎は姿を見せない。20cmオ−バ−の背掛かり、だがプツン。あ-あ、糸が傷んでいたようだ。ついてないときはこうしたもの。チビ鮎1匹追加して初釣りは終了。O氏小型6匹、さすがです。父は小川口の1匹だけ。私ミニ鮎2匹、まあこんなものかな、これからだよね鮎釣りは。釣った2匹、写真に撮るのも可愛そうなので、海部川の写真をどうぞ。 |