重ちゃん快釣との掲示板で私も海部川へ。解禁後初めての日曜日ということで、釣り場は満杯との予想、しかしどこもガラガラ。不安がよぎる中、予定の小川口へ。誰もいない。「大丈夫かなあ」と言いながら釣り始めると、ものの30分もしない間に同行のO氏は入れ掛かりで5匹、型は小さいが何たって海部川の鮎、上等、上等。父はこの間に3匹、私はこの時点でゼロ。何か嫌な予感がするが、やっと1匹釣り立て続けに小型を3匹、これで気分が落ち着く。しかしその後はぽつりぽつりの程度。型が小さいのでアタリも小さく、やや不完全燃焼気味のとき、元気なオトリを祖谷川の「ぶち」さんが喜びそうな本流のガンガン瀬に入れると、ガツンと強烈なアタリ、激流の中、竿がのされる、岩場を転げながら下流へ、0.3号ナイロン、持つか。そして激流の中から引き抜いたのは21cmの鮎、「こんなのがいるんだ」と驚きの声とともに満面笑み。そして21cmを再び激流へ、いきなりガツン、これも21cm。まるで盛夏の友釣り、「稲妻」はガンガン瀬でも大丈夫の証明だ。続いて3匹目がギュ−ンと竿を曲げる。これも大きい、下流に走りながら引き抜くと、「あ-」オトリだけがタモへ、掛かり鮎は?後ろの水中へ、バイバイさようなら、残念。まだ慣れない大物に引き抜く加減が合わない、仕方ないか。しかし逃がした魚はいつもながら大きい。その後型が小さくなり小川口を諦める。ここで12匹。午後は下流のグランド前へ、ここでも釣り人はいないに等しい。重ちゃんの言うとおり、流心は白川、かろうじて岸の方に黒い石があるだけ。それならと対岸のヘチを攻めることにする。草に掛かるかぎりぎりの所でグルンと懐かしいアタリ、このアタリだよ、勝浦川は今山を彷彿させてくれるアタリ、キラリと光り、二匹の鮎が浅瀬を走る。頭の中は真っ白、この数秒間の為に悪魔の釣りにのめり込んだ。16cmの幅の広い鮎、そして3匹が入れ掛かり、広い瀬にただ一人、友釣り満喫。後は退屈しない程度にここで11匹。今年初めての海部川は合計23匹でした。同行のO氏はトロ場を攻めたが不調で合計7匹、トロ場は苔の状態が悪かったようで、結果的には浅瀬の方が良かった。父はグランド前は見学で朝の4匹のみ。しかし、皆さんそれぞれに釣っているので満足、満足。海部川の鮎、旨い、塩焼き最高。また酒が進む。明日は息子が穴吹川へ釣行、解禁日は爆釣があったそうだが、明日はどうでしょう?
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