6月18日 第1回 親子孫三代 鮎ミニミニマスタ−ズ大会

期 日
河 川
釣 場
時 間
釣 果
累 積
感   想  
6 18
勝浦川
上勝
06:00-18:00
41
3人合計
追い気のない鮎、難しい


息子と父が上勝へ釣行。私は釣りをしていれば熱なんか吹っ飛ぶ体質、昨日の熱は下がり快調そのもの。と言うことで私も午後上勝へ。本年度、第1回鮎ミニミニマスタ−ズ大会の開催。
 午後2時過ぎに上勝に行くと、二人は橋の下流のトロ場で釣っていた(WHのメ−ルとか新聞に時々登場する「那賀川町の人」とは私の息子なのです)。昨日釣れた瀬は全く掛からず、父が今年最大の23cmを釣っただけ、10時過ぎにトロ場に変わり、無数に見える鮎を、父は8匹、息子は17匹とのこと、このハンデイを追い越すのは無理だが、一緒に並んで釣り始める。「鮎は追わない、時折遊んでいるのが掛かるだけ」と二人の感想、そうだろう、この前もそうだった。そこを釣るのよと私は豪語。
 私が釣り始めるとすぐに二匹がヒラヒラと流れる、そして16cmが心地よい引き、続いて同型が連続。「皆さん どうしてるの」と言ったが最後、あとは全く釣れない。「だいたいが そうなる」二人がにやにやと笑っている。無数にいる鮎を観察していると、どうも3本イカリではオトリに近づくとすぐに体をかわしている。そのうち群が離れてオトリだけになっているパタ−ン。
 それならと、ハリス0.2号ナイロン、針は7号の1本針の仕掛けを作り「こらなら どうだ」と群の中に泳がすと、すぐにヒラヒラと二匹の鮎が流れている。「ふふふ 秘密兵器 ここにあり」、そして続いて2匹目、「この仕掛けで見切った」と思ったのはそれまで、あとは釣れない同じパタ−ン。「鮎が完全に学習している」、鮎同志で報告でもしているのか、他のポイントに変わって1匹釣れたが後は釣れない。父は2本チラシ、息子は3本イカリ、この間に二人も同じくらい釣ったので「偶然釣れただけだな」と結論せざるを得ない。しかし、一つだけ知ったが、この仕掛けにすると、群れ鮎は散らない、一緒に泳いでいる。これは3本イカリや2本チラシにはない現象。0.2号と1本針を認識していないのだ。追わないけれど、泳いでいる間に偶然掛かっている。群れ鮎が散らないだけでも終日の釣りとなれば効果が出るかもしれない。しかし、そんな友釣りは性に合わない、グルッと目印が震え、ガツンと来る友釣りが好き、私はそちらを選ぶ。
 納竿間際にキラリとオトリが腹を返し、重い引き。大物だと思ったが何か変、綺麗に済んだ水中にキラリと光っている掛かり鮎が・・・大きい・・・いや 多い。水面に浮かし、強引に引き抜くと三匹の鮎が飛んでくる。なんと、高切れした他の釣り人の鮎がからまっていた。20cmを2匹追加、「これも友釣り」とは情けない。しかしこの人の仕掛けが「稲妻」だったのに驚いた。と言うより嬉しかった。「稲妻」を使っている人がここ上勝にいたのだ。背針の部分を綺麗な編み付けにした仕掛けを眺めながら、このHPを見、爆釣を期待して丁寧に仕掛けを作ったと思うと、私に絡まってきた二匹の鮎が恨めしい。どうしてその人に釣られなかったのかと思う。ラインは0.08号くらいのメタル、「稲妻」にはメタルは不要ですよ。安い0.3号ナイロンで充分、高切れした人への伝言です。
 結局、息子23匹、父11匹、私7匹で今年も息子の優勝。「鮎になめられた」とは三人の同じ感想。塩焼きで飲みながらも反省のしようがない。「あの鮎は釣れない 釣れても終日で20匹前後が限界」との結論。「もう上勝も終わりだな」「何処へ行こう」「今年は海部川かな」「県外は遠い」「吉野川は知らん」「今山が壊滅した勝浦川はイナバしかない」「上那賀の解禁に行こうか」・・・・さまざまな意見が出たが私は知っている、秘密のポイントを。それは来週までおあずけ、そこへ来週日曜日に釣行予定、それは何処でしょう? あっと驚くポイントです。ご期待下さい。