6月11日 海部川 父親の敵討ちを息子とジイが まるで時代劇

期 日
河 川
釣 場
時 間
釣 果
累 積
感   想  
6 11
海部川
小川口
06:00-16:00
30
息子
父親の敵討ちを息子とジイが


 息子と私の父が今日釣行予定だが、昨日の私の惨敗を見て、昨夜、親子孫の三人で今日の釣り場を検討する。消去法で、まず穴吹川は魚がいない、鮎喰川は釣れないことはないだろうがポイントを知らないので消去、物部川の中村商店に電話を入れると「渇水なので来ない方が良い」、残るは野根川か海部川、野根川は下流はエサ釣りの人が多いので5番から上流になる、上流は渓流相が強くなり苦手、野根川なら5番か6番しかない、しかし、ここでは20匹以上は無理、息子は20匹を超そうとしている。海部川を検討、グランド前は昨日で懲りている。吉野橋周辺は釣り人を見たことがない、笹草、若松は壊滅状態、桑原周辺は釣ったことがない。そうなると先日釣行している小川口しかないとの結論で、息子と私の父が小川口へ釣行する。
 そんなわけで朝6時から釣り始め、駐車場のすぐ前のトロ瀬を攻める。釣れないことはないが15cm前後の小型、でも良いよね、私は昨日10時間で1匹だったから。12時の時点で息子は小型を8匹、父は3匹。そうしていると上流の瀬肩の人が帰り、ここが空くがポイントは休ませておいて、下流のガンガン瀬を息子が攻める。先日私が21cmを釣ったポイント。しかしここで釣れたのは15〜17cmの普通の鮎を5匹。
 午後3時前、休ませておいた上の瀬へ変わると、いきなり目印がギュ−ンと引ったくられ下流へ20mも走らされたそうな、最初「ニゴイ」かと息子は思ったそうだが、0.3号ナイロンで強引に引き抜いたのは今年最大の22cmの鮎、手が震えたと言っていた。いいなあ。その後、ここで入れ掛かり、1時間近くで20匹くらい釣ったそうです。父はこのポイントで5匹くらい掛けたそうですが、セットばらし、根掛かり放流で残ったのはゼロ匹だったそう。息子もここで何度か根掛かり放流があった模様。
 結局持って帰ったのは息子が釣った30匹だけ、しかし昨日の私達から見れば羨ましい。成魚放流をしているのか、ダントツに大きい鮎がいて、あとは15〜17cmの小型でした。昨夜の三人の検討会は成功したことになる。息子と父の嬉しそうな話を聞きながら、鮎の塩焼きで飲む酒は最高。また二日酔いになりそう。
 「父親の敵を息子とジイが討った」まるで昭和20年代の時代劇、もちろん仕掛けは「稲妻」、海部川はこれで終了。次は勝浦川からの情報です。