いよいよ今年の初釣行、物部川へ。先週息子と父がまずまずの釣果をおさめて来たので、期待に胸を膨らませての釣行となりました。朝2時に出発、物部川に着いたのは4時過ぎ。日曜日なので満杯かと思ったが、何と誰もいない。一体どうなってるの、いくら釣れないと言っても、誰もいないとは。渇水のうえ、昨年より石が小さくなり条件は悪くなっている。「これは期待薄だわ」と思いながら準備にかかる。8ヶ月ぶりの稲妻をセット、「さあ行け」元気なオトリがゆっくりと上流に登る。この緊迫感がたまらない。今に来る・・・来る・・・8ヶ月ぶりにグルッと目印が震える・・・が震えない。最近まで磯釣りをしていたせいか、オトリ操作がぎこちない。その為か、しかし周囲には鮎の気配はない。誘いが悪いのではない、鮎がいないのだ。待つこと2時間、アタリなしなのでトロ場を諦め、瀬肩に移動する。これが良かった、グルッと目印を震わせたのはタバコサイズのミニ鮎。二十一世紀の初鮎、ミニだが嬉しい。続いて15cmが2匹、オトリ操作にも慣れ、感が蘇って来る。そして小型を3匹追加。この間、1時間足らず、周囲には釣り人も増えてきたが誰も釣れていない。この調子なら釣れそうと思うと、とたんにぴたっと止まり、全く釣れなくなる。余計なことを思うといつものパタ−ン。昼までに4匹を追加したが、どうも鮎が少ないようなので、場所を変えることにする。1kmほど上流へ行き、瀬を攻める。ここでいきなりガツンと強いアタリ、懐かしい本格的な感触に嬉しさがこみ上げる。急流の中から引き抜いたのは16cmの本日最大(?)の鮎。続いて強烈なアタリ、下流にのされたとたんに針ハズレ、ちょっと強引すぎたのを反省するが、後が続かず納竿とする。型も小さく、数は出ませんでしたが初釣りを堪能しました。まだまだ前哨戦、これからだよ、鮎釣りは。
|