「渇水で釣れないから、来ない方がいいよ」と教わり、釣行予定だった物部川の鮎を諦め、私は昨日5月20日は磯釣りにしましたが、息子と父は情報を無視して今日、物部川へ釣行しました。昨日の日曜日に続き、月曜日と言うのに物部川は満杯状態。息子と82歳になる父と、息子の勤める「いはら釣具店」のお客さんM氏と3人で釣行。物部川は年券7000円だが、80歳を超える父は無料とのこと。いいですねこんな配慮は。我が徳島県はそんなことは関係なく無視、高知県とは大違い。それはそれとして、朝、空港前に立つと、渇水と言っても普段の物部川と変わらないよう、しかし、石は一面に黒く磨かれ、鮎は無数にいる感じ。息子も8ヶ月ぶりにオトリをセットし、稲妻で泳がすと、いきなりグルンと心地よいアタリ、15cmの綺麗な天然鮎、見とれてる間もなくオトリを交換して3mも泳がさないうちに2匹目、そして、すぐに3匹目。「今日は100匹を超える」とその時思ったそうな。しかし、それからはぽつりぽつりとしか掛からず、納竿の2時までに13匹、父は5匹、M氏は7匹でした。周辺には地元の釣り師が大勢いたそうですが、皆さん10匹前後でボ−ズの人もいたらしく、昨年のような爆釣はなかったようです。多くの釣り人がいる瀬は小型主体だが、トロ場では型の良いのが釣れたもよう、それも、ただオトリを上流に泳がせるだけでは掛からず、ふっと浮かせて軽く引く、そうすればオトリはくるっと反転し、尾を振って下に潜る、そのときにガツンと来る。いわゆるスパイラル、「稲妻」はこれが極意。追いの悪い物部川では、この釣法でしか掛からなかったそうです。昨日津島で悔しい思いをした私と違って、息子達は物部川で至極の喜び、羨ましいなあ。息子と父の弾む声を聞きながら、21世紀の初鮎の塩焼きは最高に美味、ビ−ル、焼酎と明日は間違いなく二日酔い。次の日曜日27日は必ず釣行、8ヶ月ぶりの稲妻でアタック開始、待ち遠しい。写真は3人の釣果と養殖オトリ鮎です。
|